宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

「サラアなる女の伝説」(一九二八(ママ)?)

2015年12月29日 | 『賢治と高瀬露』
《創られた賢治から愛すべき真実の賢治に》 たまたま手に取った岡井隆氏の『文語詩人 宮沢賢治』(筑摩書房)の中に、「サラアなる女の伝説」という論考があり、  「〔残丘の雪の上に〕」に出てくる「サラアなる、女」とはだれなのか。…(投稿者略)…  さきに示したように、口語詩「〔うすく濁った浅葱の水が〕」は「一九二七、四、一八、」の日付をもつ。すなわち昭和二年の春である。その前年の大正十五年(昭和元年)は . . . 本文を読む