宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

相馬正一と森荘已池

2015年12月27日 | 賢治の受容
《創られた賢治から愛すべき真実の賢治に》 その名前は今回投稿の上掲写真、私が持っている森荘已池著『宮沢賢治の肖像』(津軽書房)の見返しにあった。  恥ずかしながら、私は相馬正一という方も、そして相馬は太宰治研究の第一人者であることも全く知らなかった。ただし、一度どこかでその名前を見た記憶があった。それを、やっと思い出したのだった。早速その『宮沢賢治の肖像』を本棚から取り出して開くと、 【見返しの左 . . . 本文を読む