Kinder Museum  暮らしと子供と手づくりアート!

子供の描く絵や生まれた作品の記録として、綴っています。子供が成長した今、自分の作品も増えていますが……。

わたしの母からの贈り物

2011-01-03 | わたしの母
子育ては自分の母親の影響をうけるといいますが
実際、私も個性的な考えの環境で育ったと思います。
当時は自由なよその家を羨んだこともありますが、
今になってようやく良かったと思えます(笑)

働き者でしっかり者だった母は、想像以上のパワーで父を支えてきました。
父を亡くし、それでもその後の人生を楽しもうとした矢先、3年前に脳疾患で
生死をさまよい、不自由が残ってしまいました。

そんな母はもともと器用で、お料理、裁縫、編み物、書道も我流ですがサッサとこなすひとです。
手を動かすことは脳にいいということで、リハビリを兼ねて母に、昔私にあんでくれた、リスの編みぐるみのように、
息子に怪獣でも編んでとお願いしました。



これがその時の作品。
完成したよとうれしそうに見せる母でしたが、
昔のきれいな編目のものを想像していた私はドキッとしてしまいました。
同時に不自由ののこる手で一生懸命に編んでくれたんだと胸がいっぱいになりました。
息子もうわあ~と、喜んでくれました。

書も初めは、すこしあどけない字になりましたが、
運筆の感覚もどんどん戻ってきました。





私たち夫婦にどんな大変な時も頑張ってねというよう内容で
色紙をかいてくれたりしました。
その後は持ち前の頑張りで、皮工芸にも挑戦。


子供たちに筆立てをいただきました。

そうそう、最近は


こんな短冊をかいて送ってくれましたよ。
「飾っておきなさい」とばかりに・・・。
耳が痛いのですが、「はいわかりました」と、お仏壇のよこに飾りました。

こちらは、お正月に、5歳の孫がかいたおばあちゃん。とっても元気そうな雰囲気でていますよね。




そして今年の目標は「車いす返上」だそうで、
一番気力あるみたいです・・・・。


ハンコのプレゼント

2011-01-03 | お友達の作品
子育てをしながらおもうのは、周りに信頼できる理解者がいるかということ,
家族はもちろんのこと、家族以外にも、相談できるひとがいるのは本当におおきなことです。
その点私はまわりに信頼できる、尊敬できる人が沢山いて本当にありがたいです。

そのうちの一人で、生まれたときから(正確には生まれる前から!)のわたしと娘の大事なお友達は
お母様譲りの手先の器用さ、几帳面さ。性格も本当に純粋。
字を描いても大人もびっくりのきれいさです。

娘の誕生日にこんな素敵なプレゼントをいただきました。
手づくりハンコです!彼女の年齢でこんなきれいにできるのだけでもすごいのですが
どことなくあたたかく彼女の一生懸命さがつたわってきます。
大人が上手にまっすぐつくったのとはちがうでしょう・・。



どれもかわいいでしょう!!娘も私もお気に入り。
そして優しい彼女は魚好きの息子のためにも魚ハンコも忍ばせてくれました。






息子の「レッスンしましたハンコ」にも使っています。
わたしはとくにこのにこちゃんハンコ好き!
(あ!二日の日サボったのばれちゃいましたね・・・)

ありがとうね。大事につかうね。


親子3代?の着物!

2011-01-03 | ソーイング
去年のクリスマスに娘にとどいたりかちゃん人形。
せっとについていたものは、こんな素敵なドレスでした。



そしてこちらは私がつくった・・・・といいたいところですが、
手芸店の手づくり販売コーナーでみつけたどなたかのてづくりお洋服・・。
どれもあまりのかわいさに、
つい手がでてしまいした。
恥ずかしいですが、娘がまだよちよちのころの話。
いつかりかちゃんやバービーを手にするときがきたら・・・と
そっとしまってあったのです。
素敵でしょう。



娘が「でもなんだか全部寒そうだよね」
うむうむたしかに、寒気の入り込んだ年末。
「お正月だから着物は?」と娘。
「・・・・・・・・やってみましょう・」
たしか私の七五三にきた着物の端切れがたとう紙のなかに一緒にあったような・・・。
証拠の写真がこれ!あらちょっとお母さんぶくぶくのお手てですね~。



それを娘がひな祭りにきたときの証拠の(笑)1枚。



なんでこんな忙しい年末に・・・・とおもいながら、
お正月に会う実家の母にみせたら喜んでみてくれるだろうなあ・・。とはりきりました。
着物って直線だからかんたんとおもったけど和裁をしらない私、
ミシンと手縫いと、ホックでむりやり巻きつけた
ごまかしごまかしの作品です。帯は主人のふるい冠婚ようのネクタイ。
しっかり正絹でございますよ。





娘は「学校のお友達にはちょっと着せ替えなんてはずかしいけど、りかちゃんうれしい・・」といって
お正月の集まりに向かいました。
もちろん母も喜んで笑ってみてくれました。