日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

嫌な思い出

2019-06-08 | きいてきいて
水無月に入ってはや8日。梅雨入り途端に
各地に警報が出るほどの大雨で、今年も水害に
痛めつけられる不安もよぎります。

           

小学二年生の頃、遠い分校まで歩いて通っていた。
本校なら姉も一緒に通学できたのに。
戦後の爆発的な生徒数に、こういうことも有りだった。

雨のある日、通学途中で高下駄の鼻緒が切れて、しかも
小さなどぶ川があふれ、はだしの足にミミズがウヨウヨ。
切れた下駄をぶら下げ、泣きながら小一時間かけて到着。

引き返すことなど考え及ばず、とにかく行かねば・・と
必死だったのだろう。着いた後は何も覚えていない。

恐怖のこの体験はべったり下意識に張り付いている。
梅雨の季節になるととみに思い出す。

そんな時には、紫陽花や菖蒲を見にふらっと公園に。





コメント (4)
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