日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

こころの写真

2015-02-13 | きいてきいて
ある作家は
「自分と接点があったり、心に残った人達を
原型に、また抽斗にいっぱいある 印象深い風景も
それを軸に物語にしていく」と書いていた


私にだって「出あった人・心に刻んだ風景」は
溢れるほどあるが、いかんせん その画面を
膨らませたり、紡いだりは無理。



普段全く「無意識の画面」も加齢とともに
引き出されることもあるようだ。

《幼くして別れた弟と戯れている姉》
晩年の母が抽斗から出した「無意識の画面」は
きっとこれだった。宙を見て懐かしそうに
彼を呼んでいたから。






コメント (4)
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