日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年2月9日 【食べ物】武蔵小杉・けん

2024-02-21 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 麻生区ウォークの帰り、宴会の下見のため武蔵小杉に行った。その店は満員で食事できなかったため、界隈でと思い歩いていてラーメン屋を見つけ入った。家系の味っぽいが、個人店らしい。高齢で背中の曲がったご主人と奥さんでやっているのは、店名とちょっとイメージが違う。だが威勢が良いと言うかやや乱暴と言うか、元気な接客。全部とんこつ味スープとのことだが、敢えて味噌を選んだ。麺かため、油すくなめ。やはり家系のノリだ。

 スープは赤味が強く、味噌でも好みのタイプ。チャーシュー1枚にほうれん草と海苔2枚。麺は黄色味が強い、太目の縮れ。旨い。相当に好み。これで具が家系のでなく炒め野菜だったら…危うくスープを飲み干してしまう所だった。ライスを思いとどまった自分を褒めてやりたい。

 店のお二人がいつまで元気で続けられるか心配だが、頑張って欲しい店だった。

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【本】中島精也著 「新冷戦の勝者になるのは日本」(講談社+α新書)

2024-02-21 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 昨今の世界情勢と、日本の今後とるべき姿勢について記した本。最近の本なので、内容が身近に感じられる。

 世界情勢の認識については、自分のそれと齟齬はなかった。ただそこに至る過程や背景について、本書に書かれていることは勉強になった。背景や原因の認識が不十分だと対応を誤りかねないが、日本の政治家や官僚のそれは大丈夫なのだろうか。

 日本は基本的に欧米諸国とくにアメリカと歩調を合わせ諸問題に対応してゆかねばならないが、地勢的に至近距離にある中国に対しては、一部は独自の構えを行わなければならないだろう。

 そして現在もなお、核の抑止力は間違いなく効果を発揮している。これなくして(核を持てと言うわけではないが)世界の平和は保障されるのだろうか。改めて悩ましいと思った。

 2024年2月9日 麻生区ウォーキング帰りの電車にて読了

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2024年2月9日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・麻生区(その1)

2024-02-20 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 半年ぶりにシリーズ再開。川崎市の各区内ウォーキングコースを歩くシリーズも川崎区・中原区・宮前区と歩いて4区目、今回からは麻生区を歩く。だがマップを下調べすると麻生区はコースが多い。マップ4枚で13コース、1回2コースとして7回。回数を減らすためどこか1回、頑張って3コース歩いてみるか。それにしても6回か、他の区と交互に歩いてみるか。ちなみに麻生区は、小田急線の駅がコースの最寄り駅となることが多い。今日は新百合ヶ丘駅からスタート。天気は良いが、けっこう気温が低い。

【多摩線沿線地区コース1-A/B・鶯と語り合うコース(地図)】約6.2km
 新百合ヶ丘駅の北口を出て、麻生区役所前を抜けてしばらくは住宅街。麻生川沿いの一本道は桜並木、人通りも多く、シェア農園のビニールが目立った。前方の空中を小田急多摩線が横切る(写真上左)。片平から山手に向かうが、頻繁にダンプカーが往き来して警備員も大勢。何事かと思えば中央リニアの非常口だって(写真上右)。道を間違えたこともあり、地図の1-Aのコースと1-Bのコースをミックスして歩いた。麻生川沿いにはカルガモなどいたが、こちらの片平川は完全コンクリ固めで水深も浅く、水鳥も小魚もいない死んだ川だった。山手に登り、栗平駅着。1時間20分ほどの行程だった。

【多摩線沿線地区コース2・森林浴コース(地図は上と同じ】約5.0km
 栗平駅前のコンビニで小休止ののち後半戦スタート。来た方向に別の道を下り、片平川を越えて山手へ。サッカーJリーグの雄・川崎フロンターレのグラウンド、練習をしていたのはどういうメンバーだろうか(写真中)。その先から未舗装の尾根道、都県境だが、道は東京都町田市になるらしい。直ぐ下には住宅街があるのに、気持ち良いハイキング道が続くのは「鎌倉アルプス」に似ているかも。西方面に開け、雪で白くなった丹沢が見えた(写真下左)。尾根から住宅街に降りてゆく部分には積雪、用心してトレッキングシューズを履いてきて正解だった(写真下右)。ゴールの黒川駅周辺は開発途上地域、かつては無人駅だったそうだ。1時間10分ほどでゴール、このコースはとても良かった。やはり少しは自然の中を歩きたいものだ。

本日の歩行距離:約11.2km
通算の歩行距離:約96.2km

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【本】伊東 潤著 「男たちの船出」(光文社)

2024-02-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 昨年9月に行った香川・塩飽諸島の牛島と佐渡を舞台とした船大工たちの物語。牛島だったかどこだったか、どこかの船の待合所で本書紹介のポスターが貼られており、帰宅したら読もうと思っていたのをようやく読んだ。

 海流が速く海峡が狭い瀬戸内では五百石積の弁財船造りがせいぜいだった時代に、本州を廻る回船用に千石船を造って欲しいと言う豪商。無理だと言うベテラン親方と、船大工なら新しいもの大きいものに挑戦してみたいと言う息子たち。挑戦が決定したものの、上手くゆくのか?親方は次世代に禅譲し、ひっそり消えてゆくしかないのか?

 経験と意欲のぶつかり合い、商人の思惑など、幾つかもの筋が絡み合いながら展開してゆく物語は決して楽しいこと良いことばかりでなく、苦難困難の連続。ラストシーンは感動的だが、割かれているページは短い。結果はどうでも、とまでは言わないが、男たちの挑戦の過程こそが主題だと強く伝わってきた。

 それにしても自分が訪ねた時の牛島は、島には他に一人もいないんじゃないかと思うくらい静かだった。読んで物語の時代の賑やかな情景を思い浮かべようとしても、全く想像がつかない。

 2024年2月8日 自宅にて読了

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【本】須畑寅夫著 「バスドライバーのろのろ日記-本日で12連勤、深夜0時まで時間厳守で運転します-」(三五館シンシャ)

2024-02-19 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 おなじみ、年配の業界経験者によるボヤキ日記。シリーズすべてを読むつもりはなくて、興味のある仕事の本だけを読む。本書はバスドライバーだ。バスと言っても色々な運行形態があり、本書の著者が従事していたのは神奈川県内を走る路線バス。最も馴染み深いと言える。

 内容はまあ、予想通り。シフト勤務やモンスターカスタマーの対応は大変だなと思うし、どの業界でもイヤな奴、ユニークな奴がいると思う。そして思うのは、仕事に対し報酬は正当かという点。近ごろ運転士不足による減便や運休する路線が多いのも、本書を読めば無理ないことと思えるかもしれない。

 2024年2月7日 自宅にて読了

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(Live)日吉大雄 「崖っぷちナイト~Monotone Groove」

2024-02-19 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ

 昨年10月以来で、リニューアル3回目となった日吉大雄さんのイベント。例によって楽しく参加してきました。今回は日吉さんに加え、サックス&フルートの武田和大(かずひろ)さんと、ギタリスト堀尾和孝さんのライブサポートでもおなじみ渡辺秀也さんがカホンでジョイン。そしてボーカルにお馴染みAyako(松本文子)さんと、一気に豪華な編成となりました。セットリストは以下の通りです。

【1部】
・Happy Lucky いいじゃない
・恋に落ちずに「恋」をする
・Feel like making love (Marlena Shaw)
・Take five (Dave Brubeck)
・A little party
【2部】
西川伊都子さん  2曲
肥後功輔さん  2曲(1曲はwith bass)
※お誕生日お祝いコーナー
【3部】
・卒業写真(荒井由実) with Ayako
・「あ」で始まる言葉 with Ayako
・Isn’t she lovely? (Stevie Wonder)
・Just the way you are (Billy Joel)
・神田川 (かぐや姫)
・Spain (Return to Forever)
・My sweet lover
【アンコール】
・それゆけ!Happy Tuesday(「イキテクマンデー酒場」のバージョン違い) with Ayako

 恐れ多くも小生、MC(Master of Ceremony:進行係)を拝命し、時おりステージに立たせて頂きました。堅苦しくならず、馴れ馴れしく内輪ウケにならずという匙加減には気を遣うものです(ウソつけって?いやいや)。

 第1部、個人的ベストパフォーマンスはTake Five。きっちりと5拍子を刻むベースとカホン、そして何とも妖しく心地良いサックス。ピタッと揃ったエンディング。うーん素晴らしいです。

 第2部はお馴染みのソロギタリスト2人のパフォーマンス。安心して観ていられるなんておこがましい、自分もああできたら良いなと言う憧れの存在になりつつある。Acoustic Garage=アコガレ、なんて。

 第3部では歌姫登場。例によってイイ感じの酔歌です。ですがベストパフォーマンスはフルートの絡んだ神田川in bossaか、ユニゾンが決まって3人編成の醍醐味を感じられたSpainを推したいと思います。

 寒いなか来場された皆さん、演者の皆さん、お疲れ様でした。次回は4/25(木)予定です。

 2024年2月6日 四谷三丁目・ソケースロックにて

【追伸】
 終演後も盛り上がって飲んでたら、自宅最寄駅までの終電を逃しました…Covid-19禍で繰り上がった終電時刻を覚えられません。タクシー代をケチって5km歩いて帰りました…。飲み過ぎはダメ、絶対!

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【写真展】林 詩硯 「針の落ちる音」

2024-02-16 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 自傷歴14年と言う作者の作品は、セルフポートレートあり、何気ない風景あり。身体に残る何十と言う刃物の跡の写真は、観て気持ちの良いものではない。

 もちろん作者に傷跡をひけらかす趣味など無かろう。では何のために?検索して、その答えらしきサイトを見つけた(こちら)。

 ん-、やっぱり良く解らないが、「「この人たちは普通の人ではない」という一線も鑑賞者との間に画してしまうのではないかと思う。」と言う一文には考えさせられた。自傷行為を繰り返すって「普通」ではないと思うんだが、それも個人の(病的な)行動特性の一つと捉えて欲しいってことなのかな、例えばショッピング中毒とかクレプトマニア(病的窃盗)みたいに。一つの症状と捉えられても、普通でないことには変わりないと思う。

 愉快ではなかったが、考えさせられる作品展だった。

 2024年2月6日 新宿・ニコンサロンにて

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【写真展】フォトシティさがみはら 2023プロの部受賞作品展

2024-02-16 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 品川のキヤノンギャラリーを見終え、新宿のニコンギャラリーへ。残念ながら近くのオリンパスギャラリーは定休日。

 過去にも観たが、相模原市は写真文化への理解がある町らしい。さすがにそれだけで住む気にはならないだろうが。紹介されているのは下記の4名で、展示作品は各4点。

○「さがみはら写真賞」
渡邊 耕一(大阪府)
『毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー』(写真左から1番目)
○「さがみはら写真アジア賞」
ERIC(岡山県)
『香港好運』(写真左から2番目)
○「さがみはら写真新人奨励賞」
宛 超凡(東京都)
『河はすべて知っている-荒川』(写真左から3番目)
○「さがみはら写真新人奨励賞」
西野 嘉憲(沖縄県)
『熊を撃つ Bear Hunting』(写真左から4番目)

 展示作品数は物足りないが、受賞者のコメントが興味深かった。どういう理由で、意図で写真を撮っているか、ストーリーのある作品には惹かれる。

 2024年2月6日 新宿・ニコンTHE GALLERYにて

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【写真展】奇想民俗博物館 「まつりと」

2024-02-15 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第6弾だそうだ。写真ギャラリーは不景気で閉鎖されたところも多い。一時は「写真離れ」も聞かれたが、近年ではデジタル一眼レフなどの充実で、スナップ写真でない撮影をする人も増えているとも聞く。メーカーは大変だろうが、ギャラリーは維持して欲しいものだ。

 本展はキヤノン(マーケティングジャパン:CMJ)が支援している、日本各地の祭りの紹介。秩父夜祭や京都時代祭など著名なものもあるが、多くは地元周辺でしか知られていないようなもの。豪奢な祭具があるわけではないが、100年以上も伝わるお面とか、やはり重みが画面から伝わってくる。沢山の祭りが一堂に紹介されているのを概観すると、共通するテーマやスタイルがあることに気付く。

 会場で流されている動画を一通り観たら、20分弱だった。それでも観足りない。CMJでできることは画像や映像で記録に残すことだけかもしれないが、それを広めることで足を運ぶ人が増えたり、ひょっとしたら保存会に入る人が現れたりするかもしれない。

 オートバイなら、祭りの会場近くでも停めやすいだろう。長距離をツーリングするのでなく、近場の小さな祭りを訪ねに乗って行くのも良いなと思った。

 2024年2月6日 品川・キヤノンギャラリーSにて

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【写真展】日本写真企画 「2023年度フォトコン月例コンテスト 推薦・金賞受賞作品展」

2024-02-15 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 フォトコン入賞作品がずらりと並べられた展示会、統一テーマや部門があるわけではないため、作品のジャンルは多様。こう見ない作品もあるが、自分からは観ようと思わない題材の作品でも、観れば何か感じるもの、思うところがあったりするので悪くない。

 本展は作者と作品名だけでなく選考者のコメントも付けられていたのが良かった。具体的な撮影テクニックもあれば、着眼点もあり。どういう基準で作品が評価されるのか垣間見えた気がした。

 これまでに観た各種フォトコン作品展の中で、最も自分で撮る上で参考になった作品展だった気がする。

 2024年2月6日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて

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