日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年1月29日 【食べ物】湯河原・にこり

2024-02-08 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 真鶴半島を歩いた後、一駅乗ってまた下車してラーメンを食べてゆく。ここは有名な(一杯2,000円近くする…)飯田商店があり、町内にそのサブブランドもある。行くのはもちろん後者、ラーメン好きでも2,000円出すのは躊躇う。

 ちょうど昼時で行列、暖かい店内で待つことができたのは助かったが着席しても忙しいスタッフに放置された。手を上げても声を掛けても一心不乱に厨房と客席を往復するスタッフは気付かない。周囲の客が振り返るくらいの声を出してようやく気付いて貰えたが、厨房出入口の真横に座っている客の様子に気付かないとは。

 注文はベーシックな中華そば、極限まで油を除去したという触れ込みだけあって、実に澄んだスープ。けっこう強く煮干が香るが、後はひかない。醤油もマイルドで、酸味は感じない。ストレートの麺は柔らか目、つるつる啜り込めるが個人的にはもう少ししっかりした麺が好み。

 サブブランドとは言え一杯4ケタ円、接客がもう少しまともなら納得のお値段なのに、残念だった。写真下は、ユニークなディスプレイ中の湯河原駅のキロポスト。キロポストとは、その路線の起点からの距離(km)。湯河原は東海道線であり、東京駅からの距離と言うことになる。東京駅ホーム中ほどには、起点を示す「ゼロキロポスト」がある。

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2024年1月29日 【ハイク】駅からハイキング#0223014 「真鶴名産小松石に刻まれた歴史とアートをめぐる」

2024-02-08 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 年末年始の中断時期も終わり、冬の「駅ハイ」シーズンが始まった。例によって神奈川県コースの制覇を目標とする。今日は実家へ行く途中に真鶴で途中下車して歩く。家から離れたコースは、別の用事と合わせ交通費を節約する。

 真鶴駅改札を出て右手の観光案内所で地図を貰うが、駅ハイ専用品ではなく常備してあるもののようだ。絵地図でなくしっかりした地図で、この方が分り易い。駅前のR135旧道を小田原方面へ少し遡行した後、一気に海へ向かって下る。今日はサングラスを忘れ、快晴が眩しい。ほどなくあった瀧門寺の石段脇には廃寺から移設されたと言う削り出しの五重塔が置かれ(写真上左)、境内の建物は寺子屋と言って良い趣き、なかなかの雰囲気を持つお寺だった。港に向かうと、佐渡あたりの離島で見かけそうな古民家があった(写真上右)。すぐに岩漁港、カニ籠とは違う籠を何やらしているので何用ですかと尋ねたら、藻の養殖用の実験とのこと、その割に籠は使い古したものだったので、本来は何用だったのか、疑問が残った。雰囲気の良い港だったがR135バイパスの橋が雰囲気ぶち壊し(写真下左)。

 いったん高くなった道路を下がると、そして今度はより大きな真鶴漁港。海鮮食堂が何軒も並ぶ。漁協直営売店(1月末で閉鎖予定)に人がいたので今の時期は何が揚がりますかと尋ねたが、苦笑いしながら1月2月は余り獲れず、3月になると鰆、鰤、そして鰯などと。イメージとしては鯵なんですがと言うと実はそうでもないそうで、一方以外にも胡麻鯖が揚がるのだった。漁港を過ぎて暫く歩くと、防波堤の海側遊歩道を歩ける。消波ブロックそして岩礁が続き、釣り人が何人もいたが誰一人救命胴衣は着けていなかった。

 幾つも通り過ぎてきた石の彫刻のうち、シンプルなのに印象的な「海へ」(写真下右)から山道に入り風景が一転、多くの鳥が啼く。途中からケープ真鶴までピストン、この辺が真鶴半島の先端。有名な三ツ石は、写真を撮るには樹木が多過ぎた。海を眺めれば間近に熱海港、沖には大島、利島、新島、神津島。うっすら三宅島も見えたような気がする。

 引き続き車道を歩き、中川一政美術館がゴール。すぐに真鶴駅行きバスがあったのに気付かず、そのまま歩き始めた後に追い越された。おかげで高台から真鶴港と、三浦そして房総半島を存分に眺めることができた。2時間半ほどでゴール。海あり山ありで楽しいコースだったが、車道に歩道がない区間が多いのは要注意。

本日の歩行距離:約9.0km+約3.0km(美術館→駅)
駅ハイ通算距離:約80.0km

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