日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】林 詩硯 「針の落ちる音」

2024-02-16 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 自傷歴14年と言う作者の作品は、セルフポートレートあり、何気ない風景あり。身体に残る何十と言う刃物の跡の写真は、観て気持ちの良いものではない。

 もちろん作者に傷跡をひけらかす趣味など無かろう。では何のために?検索して、その答えらしきサイトを見つけた(こちら)。

 ん-、やっぱり良く解らないが、「「この人たちは普通の人ではない」という一線も鑑賞者との間に画してしまうのではないかと思う。」と言う一文には考えさせられた。自傷行為を繰り返すって「普通」ではないと思うんだが、それも個人の(病的な)行動特性の一つと捉えて欲しいってことなのかな、例えばショッピング中毒とかクレプトマニア(病的窃盗)みたいに。一つの症状と捉えられても、普通でないことには変わりないと思う。

 愉快ではなかったが、考えさせられる作品展だった。

 2024年2月6日 新宿・ニコンサロンにて

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【写真展】フォトシティさがみはら 2023プロの部受賞作品展

2024-02-16 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 品川のキヤノンギャラリーを見終え、新宿のニコンギャラリーへ。残念ながら近くのオリンパスギャラリーは定休日。

 過去にも観たが、相模原市は写真文化への理解がある町らしい。さすがにそれだけで住む気にはならないだろうが。紹介されているのは下記の4名で、展示作品は各4点。

○「さがみはら写真賞」
渡邊 耕一(大阪府)
『毒消草の夢 デトックスプランツ・ヒストリー』(写真左から1番目)
○「さがみはら写真アジア賞」
ERIC(岡山県)
『香港好運』(写真左から2番目)
○「さがみはら写真新人奨励賞」
宛 超凡(東京都)
『河はすべて知っている-荒川』(写真左から3番目)
○「さがみはら写真新人奨励賞」
西野 嘉憲(沖縄県)
『熊を撃つ Bear Hunting』(写真左から4番目)

 展示作品数は物足りないが、受賞者のコメントが興味深かった。どういう理由で、意図で写真を撮っているか、ストーリーのある作品には惹かれる。

 2024年2月6日 新宿・ニコンTHE GALLERYにて

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