「さまよえる湖」を記したヘディンの「シルクロード(西域自動車遠征隊)三部作」の第一作。シルクロード探検途中のヘディン一行が遭遇し巻き込まれた、中国西方の戦乱の様子と一行の行動を記す。
何しろ血生臭い時代、血生臭い連中(中国人)だったのだなあという印象。平定~反乱~討伐~遁走、の繰り返し。そういう連中に時には襲われ、ついには監禁され、よく生き延びたものだと思う。一行のトラックを「貸す」(戻ってくる可能性は低い)ことを巡る相手との交渉など、さすが後年は外交官級の活躍をしたヘディンだと思わせる。単に発掘技術とサバイバル技術だけでは、探検家は務まらないようだ。
「さまよえる湖」のように、本書にも登場する地域の概略図があれば、人々の動きが具体的にイメージできて良かったのが残念。
2019年9月28日 海外出張先のホテルにて読了
何しろ血生臭い時代、血生臭い連中(中国人)だったのだなあという印象。平定~反乱~討伐~遁走、の繰り返し。そういう連中に時には襲われ、ついには監禁され、よく生き延びたものだと思う。一行のトラックを「貸す」(戻ってくる可能性は低い)ことを巡る相手との交渉など、さすが後年は外交官級の活躍をしたヘディンだと思わせる。単に発掘技術とサバイバル技術だけでは、探検家は務まらないようだ。
「さまよえる湖」のように、本書にも登場する地域の概略図があれば、人々の動きが具体的にイメージできて良かったのが残念。
2019年9月28日 海外出張先のホテルにて読了