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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2024年2月26日 【ハイク】駅からハイキング#0223017 「菜の花ウォッチング2024~吾妻山からの絶景と早咲き菜の花+オリーブとせせらぎ~」

2024-03-12 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今月も実家へ向かう電車を途中下車して「駅ハイ」してゆくことにした。スタート&ゴールは東海道線二宮駅。

 駅を北口に出て左の山手へ、町役場敷地内の観光協会に寄ってコースマップを貰う。けっきょく駅からここまでが一番わかりにくかった(苦笑)。出たらもう、吾妻山公園の入口。けっこう長い階段を上り一気に高度を上げる。水仙が群生しているがまだ咲いていない。浅間神社で本日の無事を祈願すると、海に面した展望ベンチのところでウクレレを弾いて歌っている女性がいた。ちょうど終わるところでだったので少しお話しする。Covid-19渦でウクレレを独習したそうで、知り合いもなく上達の壁に当たっているとか。FBかライブに行って知り合いを作ってはどうですかと僭越ながらアドバイス。一人ぼっちで弾き続けるのは勿体ない。

 歩みを再開、やがて到着した展望台付近の周囲に一部だけ菜の花畑、雲は多かったが富士山と良いコラボが撮れた(写真上)。そこから林を延々と中里口へ下り、県道71号を秦野方面へ北上。あ、ここ年に数回走る道だ。しばらく歩いた先の左手に入ったところにせせらぎ公園、湧き水から造られた場所のようだが良い雰囲気(写真下)。6月には花菖蒲が見ごろだそうだが、駐車場はないため遠来客のアクセスは制限される(バス停は近くにある)。コースはここで折り返すが、ここまでの道、近くの川沿いにも遊歩道が整備されているのに何故そちらにコース設定をしなかったのか、理解できない。

 県道71号を少し引き返し、二宮高校入口を左折、小さな工業団地の脇をかすめ、山手へ。緑ヶ丘と言うようだが、狭いエリアだがそれ故に開発されなかったのか、気持ち良い散歩道。再び下ると木立の向こうに古い木造校舎?東大の果樹園跡地だそうだ。鶴巻田横穴群まで短いピストン往復したのち、県道71号の旧道っぽい細道を辿れば二宮駅は近い。この旧道沿いには、小さな店が何軒もあった。

 コース設定に不満の区間はあったが、自然が多く楽しめるルートだった。

 本日の歩行距離:約9.5km
 駅ハイ通算距離:約89.5km

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2024年2月16日 【旅行】青春18きっぷ用チケットホルダー製作

2024-02-29 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 退職して少し時間に余裕ができ、青春18きっぷを使う機会が増えた気がする。この切符、普通の切符より相当大きい。改札出入りのつど駅員に提示が必要なのだが、そのままシャツやズボンのポケットなどに入れておくのは落とした時のダメージが大きいので憚られる。そこでこれまで、「指定券袋」に入れた上でデイパックに仕舞っていたのだが、JR東日本では配布を終了してしまったのと、いささか出し入れが面倒。別件で100均ショップへいくついでに物色、手ごろな材料を買ってきて首掛けタイプのチケットホルダーを製作した。買ったのは2点。
・B7サイズ軟質クリヤファイル(2枚入)
・ソフトタイプネックストラップ(45cm)

 製作は簡単、5分でできてしまう。
1)クリヤファイルを、きっぷの高さ(幅)より少し大き目の位置でカットする
2)長手方向の頂点近くに、キリで小孔を開ける
3)バリのように出たビニールを、カッターナイフで削ぎ取る
4)ネックストラップ先端の細紐を,開けた小孔に通して結ぶ
5)きっぷの脱落防止に、ゼムクリップをつけておく(ダブルクリップなら尚良)

 おしゃれなホルダーも売っているが高いのと、切符を横長に掛けるスタイルなので気に入らない。今日作ったのは縦型、胸ポケがあればスッと入れられる。必要ならば、ストラップとケースを分離させることもできる。

 帰宅して開封してみたら、クリヤケースは2枚入りだった。これならストラップも安い2本組を買うか、もう1本買えば良かったな。次に100均に行ったらもう1本ストラップを買って作って、18キッパーな友人にあげよう。それで1本あたり、165円。

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2024年2月14日 【旅行】究極に(?)乗り得なワンワールド特典航空券世界一周ルート

2024-02-27 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 昨年は有償でビジネスクラス世界一周をしましたが、訪問都市数を絞れば手持ちのマイルで世界一周できることに気付いた。まあ無理に世界一周しなくても良いのだけれど。

 利用するのはJALの「ワンワールド特典航空券」。名前の通り、ワンワールド加盟各社を組み合わせ、1つのチケットで最大8区間まで乗れる。所要マイルは飛んだ距離に対する段階制なので、昨年のようにとにかく長い距離をと考えることなく、純粋に行きたい場所を選んで試算すればよい。特典航空券なので、当然ながら搭乗マイル/FOPは付与されない。いっぽう特典航空券と言えど、ラウンジ利用資格があれば行使できる。

 さて今回ご披露するルートは、「これまで乗ったことのない航空会社もしくは機材のビジネスクラスそれもなるべく長距離に乗りたい」と言う希望から考えたもの。昨年は母の慰霊先と言う条件があったが、今回は一切の制限なし。では具体的に、8区間と選択理由を述べてゆく。☆が選択理由。

(0)羽田(HND)→松山(MYJ)
 スタート地点までの有償航空券。

(1)松山(MYJ)→伊丹(ITM)
 マイル上限値ギリギリまで使い切るために入れたセクター。
 無償航空券で搭乗しても実績やマイルはつかないため、無理に入れる必要はない。強いて言えば羽田ベースでは乗り辛い小型機で瀬戸内海の景色を楽しめること。

(2)関西(KIX)→クアラルンプール(KUL)
 マレーシア航空(MH)・☆A330-300型機
 東京発にすると所要マイル区分がアップしてしまうため大阪発。
 羽田発初便では間に合わないため、夜行バスで大阪入り。

(3)クアラルンプール(KUL)→メルボルン(MEL)
 マレーシア航空(MH)・☆A350-900型機

(4)メルボルン(MEL)→パース(PER)
 カンタスオーストラリア航空・☆B787-9型機
 ロンドンまで飛ぶ長距離国際線機材の国内線区間利用。

(5)パース(PER)→ドーハ(DOH)
 カタール航空・☆A380型機
 前回ドタキャンされて乗り損なったカタールA380のリベンジ。

(6)ドーハ(DOH)→マドリード(MAD)
 ☆イベリア航空・A330-200型機
 イベリア航空の中距離便。

(7)マドリード(MAD)→ダラス(DFW)
 アメリカン航空・☆B787-9型機
 前回搭乗した787-8とはシートレイアウトが異なる。

(8)ダラス(DFW)→羽田(HND)
 日本航空・☆A350-1000型機
 今年導入されたばかりのフラッグシップ機。予約確保が問題。

 と言うわけで、「カタールのA380」「JALのA350-1000」の2つを軸としたプランを立ててみた。昨年の世界一周で行った海外の都市は、ドーハ(カタール)が被っているだけ。特典航空券8区間の距離(TPM)は、その段階(レベル8)の上限値29,000に対して28,991と、わずか9マイルを余すのみ。JALのニューヨーク便が取れればダラス経由より米日間の距離が縮まるため、最初のクアラルンプール行を東京(成田)発にできるだが…。
 ちなみにTPMの計算はJALのホームページから簡単にできる(こちら)。基本的に空港コードを入れれば良いが、大都市は空港でなく都市コードを入れる必要があるので注意(羽田はTYO、関空はOSA、JFKはNYC、ヒースローはLON、など)。

 そして所要マイル数は、ビジネスクラスの場合190,000マイル。それに別途諸税が加わる。マイル単価2円とすれば38万円、考えようによっては、16区間を使いこなせない世界一周航空券より「割安」とも取れそうだ。

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2024年2月14日 【ハイク】駅からハイキング#0223015 「春はすぐそこ!ワールドカップの空気を感じながら港北散歩」

2024-02-26 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12日は寒さ、13日は強風で出かける気力を失くした私です…今日こそ駅ハイ。快晴かつまだ風があるため、花粉症予防を兼ねてサングラスとマスクで武装。

 9時半に横浜線小机駅をスタート。駅を出て目の前の県道12号はけっこう通ったことあるけど、駅に降りたのは初めてだったかも?ほどなく小机城址。建物や石垣の類はないが、土塁や空堀らしき跡は残る。この高台を覆っているのは、樹木より孟宗竹の方が多い印象(写真左上)。さほど広いエリアではないがそれでも、土の道で散策できる一角がこんな住宅地の中に残されているとは。

 まだ畑地の残るエリアを通り過ぎると、国内最大級の収容人員を誇る日産スタジアム。12日に歩かなかったのは、イベントが開催されていたせいもある(写真中上)。そこからいかにも人工的な歩道を抜け、鶴見川の土手を歩く。この区間は良かった。土手から離れ太尾新道をしばらく歩く。途中の太尾南公園からは富士山のてっぺんだけ拝めた。

 太尾新道から住宅地へ入ると、大倉山エリア。ほどなく現れる公園には梅林、けっこうな本数が咲いており、先週の偕楽園とは大違い(写真左下)。公園が斜面になっているのも、多数の木が重なって良い。そのピークにあるのが大倉山記念館、内部はギャラリーとホール、会議室にリニューアルされているがエントランスホールで見上げた雰囲気は外観と共に素晴らしい(写真右)。1932(昭和7)年竣工。

 急坂を下って大倉山駅へ、ここで昼食(別稿)。綱島街道をいったん北上し師岡熊野神社へ。名前すら覚えていないような社だったがどうして立派(写真中下)、池には何種類かのカメがいたが、アカミミガメは駆除しなくて良いのだろうか?

 そのあとは住宅街の中の一本道、ひょっとしてこれが旧綱島街道?ゴール近くの菊名神社は手水鉢を支える鬼「がまんさま」が有名なのだとか。カラフルなお守りや御朱印が一杯、商魂たくましい社だった。昼食したり記念館をじっくり見学したりした結果、ゴールの菊名駅到着は13時。距離は長くなかったが城址や公園そして記念館と階段の上り下りが多く、けっこう足腰にきた。

 本日の歩行距離:約8.0km
 駅ハイ通算距離:約80.0km 

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2024年2月10~11日 【旅行】大洗あんこう鍋ツアー2024

2024-02-22 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今回で参加は6回目、2020年以来。Covid-19で企画自体がなかったり、自分が行けなかったりで少々インターバルが開いてしまった。

 久々と言うこともあって、今回は宿への往復だけでなく水戸市内へ立ち寄って観光。朝の特急でこの時期だけ営業する臨時駅・偕楽園へ。チケットレスにせず紙の指定席券を買い、記念に貰っていざ観光。列車は乗車車両の全席が埋まる盛況だった。

(1)常盤神社
 駅から偕楽園へ向かおうとすると、必然的にこの神社の石段を昇る。今日明日の充実を願って参拝。

(2)茨城県立歴史館
 常設展では茨城の成り立ちからここまでの歴史。一橋徳川家記念室では由緒ある茶器などを展示していた。企画展のはざまだったのが残念。敷地内には移築された建物が数棟、旧水海道小学校本館は今どきの学校よりよっぽど瀟洒な造り、これなら登校拒否にもなりにくいだろうと考えるのは早計だろうか(写真左上)

(3)仙祐記念館
 歴史館から偕楽園へ向かおうとしたら、記念館と言う文字が目に入った。茨城県信用組合の創設者と二代目の功績を称える施設。個人の功績など興味ないが、年表や写真パネルを見るとこの地域での産業経済の発展の様子が判り興味深かった。館長さんにはコーヒーをご馳走になり、故人のエピソードや関わった諸社の現状、茨城空港の話など伺えて思いがけず有意義だった。

(4)偕楽園
 言わずと知れた日本三名園で、梅の名所。電車を降りたら園内だが、気温が少しでも上がってからの方が花が開くだろうと後回しにした。それでも訪問時期は早過ぎ、ようやく白梅がチラホラ、遅咲きの紅梅は僅か数本しか開花していなかった。(写真左中)

(5)常陽史料館
 茨城の老舗銀行・常陽銀行が開設している施設。貨幣および常陽銀行の歴史を紹介する部屋以外、館内はアートギャラリー。訪問時は大型のガラス工芸が展示されており、青みがかり澄んだ作品はどうやって造るのか興味が湧いた。建物が素晴らしかったのも印象に残った。(写真中)

 見学後は水戸駅まで歩き、大洗鹿島線(鹿島臨海鉄道)で大洗へ。新型車両への置き換えが進む同線だが、大洗駅は相変わらずのアニメ聖地っぷりだった(写真右)。町内をぶらぶらしつつ宿まで歩く。

 宿は、アニメ「ガールズ&パンツァー」協賛宿。ここのマスコットキャラクターは下級生チームで次期隊長と目される澤梓ちゃん。60軒近くある大洗の宿でも一番の食事量と聞いたが、その通り。通常なら3人前くらいありそうな量の料理が何れも美味しい。メインのあんこう鍋は、カセットコンロくらい大きな鍋に入ったこれで2人前(写真左下)。辛うじて完食したが、食後は辛くて1時間半くらい横臥してしまった。復活したあと軽く部屋飲み。もう夜中までなんて元気はなく、23時過ぎにお開き。ちなみに過去に泊ったのは以下の宿で、カッコ内はマスコットキャラクター。
 2020年 小林楼(アリサ)
 2019年 浅野丸(ミカ)
 2018,2017年 大洗シーサイドホテル(西住みほ)
 2014年 肴屋本店(ダージリン)

 翌日は普通列車でのんびり帰ってこようと思ったがグリーン車なしで乗り継ぎとなるため、高速バスで帰宅した。幸い渋滞はなく、ゆっくり座って来られた。こちらもほぼ満席だった。

 [いそや 泊]

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2024年2月9日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・麻生区(その1)

2024-02-20 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 半年ぶりにシリーズ再開。川崎市の各区内ウォーキングコースを歩くシリーズも川崎区・中原区・宮前区と歩いて4区目、今回からは麻生区を歩く。だがマップを下調べすると麻生区はコースが多い。マップ4枚で13コース、1回2コースとして7回。回数を減らすためどこか1回、頑張って3コース歩いてみるか。それにしても6回か、他の区と交互に歩いてみるか。ちなみに麻生区は、小田急線の駅がコースの最寄り駅となることが多い。今日は新百合ヶ丘駅からスタート。天気は良いが、けっこう気温が低い。

【多摩線沿線地区コース1-A/B・鶯と語り合うコース(地図)】約6.2km
 新百合ヶ丘駅の北口を出て、麻生区役所前を抜けてしばらくは住宅街。麻生川沿いの一本道は桜並木、人通りも多く、シェア農園のビニールが目立った。前方の空中を小田急多摩線が横切る(写真上左)。片平から山手に向かうが、頻繁にダンプカーが往き来して警備員も大勢。何事かと思えば中央リニアの非常口だって(写真上右)。道を間違えたこともあり、地図の1-Aのコースと1-Bのコースをミックスして歩いた。麻生川沿いにはカルガモなどいたが、こちらの片平川は完全コンクリ固めで水深も浅く、水鳥も小魚もいない死んだ川だった。山手に登り、栗平駅着。1時間20分ほどの行程だった。

【多摩線沿線地区コース2・森林浴コース(地図は上と同じ】約5.0km
 栗平駅前のコンビニで小休止ののち後半戦スタート。来た方向に別の道を下り、片平川を越えて山手へ。サッカーJリーグの雄・川崎フロンターレのグラウンド、練習をしていたのはどういうメンバーだろうか(写真中)。その先から未舗装の尾根道、都県境だが、道は東京都町田市になるらしい。直ぐ下には住宅街があるのに、気持ち良いハイキング道が続くのは「鎌倉アルプス」に似ているかも。西方面に開け、雪で白くなった丹沢が見えた(写真下左)。尾根から住宅街に降りてゆく部分には積雪、用心してトレッキングシューズを履いてきて正解だった(写真下右)。ゴールの黒川駅周辺は開発途上地域、かつては無人駅だったそうだ。1時間10分ほどでゴール、このコースはとても良かった。やはり少しは自然の中を歩きたいものだ。

本日の歩行距離:約11.2km
通算の歩行距離:約96.2km

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2024年1月29日 【ハイク】駅からハイキング#0223014 「真鶴名産小松石に刻まれた歴史とアートをめぐる」

2024-02-08 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 年末年始の中断時期も終わり、冬の「駅ハイ」シーズンが始まった。例によって神奈川県コースの制覇を目標とする。今日は実家へ行く途中に真鶴で途中下車して歩く。家から離れたコースは、別の用事と合わせ交通費を節約する。

 真鶴駅改札を出て右手の観光案内所で地図を貰うが、駅ハイ専用品ではなく常備してあるもののようだ。絵地図でなくしっかりした地図で、この方が分り易い。駅前のR135旧道を小田原方面へ少し遡行した後、一気に海へ向かって下る。今日はサングラスを忘れ、快晴が眩しい。ほどなくあった瀧門寺の石段脇には廃寺から移設されたと言う削り出しの五重塔が置かれ(写真上左)、境内の建物は寺子屋と言って良い趣き、なかなかの雰囲気を持つお寺だった。港に向かうと、佐渡あたりの離島で見かけそうな古民家があった(写真上右)。すぐに岩漁港、カニ籠とは違う籠を何やらしているので何用ですかと尋ねたら、藻の養殖用の実験とのこと、その割に籠は使い古したものだったので、本来は何用だったのか、疑問が残った。雰囲気の良い港だったがR135バイパスの橋が雰囲気ぶち壊し(写真下左)。

 いったん高くなった道路を下がると、そして今度はより大きな真鶴漁港。海鮮食堂が何軒も並ぶ。漁協直営売店(1月末で閉鎖予定)に人がいたので今の時期は何が揚がりますかと尋ねたが、苦笑いしながら1月2月は余り獲れず、3月になると鰆、鰤、そして鰯などと。イメージとしては鯵なんですがと言うと実はそうでもないそうで、一方以外にも胡麻鯖が揚がるのだった。漁港を過ぎて暫く歩くと、防波堤の海側遊歩道を歩ける。消波ブロックそして岩礁が続き、釣り人が何人もいたが誰一人救命胴衣は着けていなかった。

 幾つも通り過ぎてきた石の彫刻のうち、シンプルなのに印象的な「海へ」(写真下右)から山道に入り風景が一転、多くの鳥が啼く。途中からケープ真鶴までピストン、この辺が真鶴半島の先端。有名な三ツ石は、写真を撮るには樹木が多過ぎた。海を眺めれば間近に熱海港、沖には大島、利島、新島、神津島。うっすら三宅島も見えたような気がする。

 引き続き車道を歩き、中川一政美術館がゴール。すぐに真鶴駅行きバスがあったのに気付かず、そのまま歩き始めた後に追い越された。おかげで高台から真鶴港と、三浦そして房総半島を存分に眺めることができた。2時間半ほどでゴール。海あり山ありで楽しいコースだったが、車道に歩道がない区間が多いのは要注意。

本日の歩行距離:約9.0km+約3.0km(美術館→駅)
駅ハイ通算距離:約80.0km

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2024年1月20日 【旅行】丹波へ日帰りカニツアー

2024-02-05 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 2020年以来のカニツアーに参加した。今回の主催は阪急交通社。なんかツアーって言うとクラブツーリズムかこのトラピックスの2つばかりな気がする。行先は丹波エリア。トラピックスツアーにしたのは、クラツーだと4年前と同じコースしかなさそうだったため。食べるのがメインとは言え、立ち寄り先くらいは変えたいからね。何でも最近では一番人気のツアーだそうで、参加者は45名とバスはほぼ満席。今日は他に三重発も運行されるそうで、Covid-19禍からの回復を強く感じる。

 渋滞もなく走り、休憩のみで到着したのは食事は亀岡市の老舗料亭・八光館。カニ3.5杯分だそうで、なかなか豪勢(写真上)。焼きガニは風味が飛び、茹でガニは少し水っぽい部分があったがまあこんなものかもしれない。カニすきは旨かった!カニ雑炊はお替りする美味しさ、食べ慣れた強みで見事に完食したが、1時間半の食事時間はギリギリ。先に立った方々のお皿を見ると、自分ほど徹底して食べていないようで納得の時間差。店のすぐ脇を桂川が流れ、食後に川端散策をどうぞなんて言われていたがとても余裕なく、集合時刻3分前に最後にバスに乗り込んだ。

 丹波まで来たのにどこにも寄らず、寄ったのは京都市内の伏見稲荷(写真下)。インバウンド客の割合が高い。有名な千本鳥居も最後まで行く時間はなく、途中から戻る。最後にショッピング、漬物の大安(だいやす)に寄ってツアー終了。

 前回のツアーと比べ寄る場所が少なくシンプルなのは良かったが、食べる時間がもう少し欲しかった。そして大安に寄るなら、伏見稲荷でなく近くの平安神宮でも良いのでは?と思ったが、やはり人気の差があるのだろう。毎年寄る場所を変えてくれたら、リピート参加もアリなのだが。今日のツアーメンバーは割と静かで、集合時間に遅れる人もおらず、気持ち良く過ごせて良かった。

 ダイワロイネットホテル名古屋太閤通口 泊

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2024年1月16~19日 【旅行】伊勢志摩で離島めぐり(3)菅島・坂手島

2024-02-02 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月19日、3日目。今日も2つの島を巡る。昨朝と同じ電車で鳥羽まで行き、まずは菅島へ。鳥羽市の離島は島ごとに統一デザインの地図が用意されているのだが、なぜか菅島だけは別様式。どういう理由があるのか、私気になります!

 菅島も昨日の神島と同じく近畿自然歩道のコース設定されており、こちらは「11b」。それに従い、右回りに歩くことにする。集落からすぐに林道の上りとなる。島の西端にある大規模な採石場への道らしい。大きな貯水タンクのところで、小さく「←大山」の看板があり、足元の草をかき分けながら狭い急登。トレッキングシューズを履いてきて良かったと今日も思う。一気に視界が開けたと思ったら、想像以上に大規模な採石場が眼下に広がった(写真上左)。尾根部は採石場から車があがってくるらしく幅広の未舗装路、大山山頂への道の分岐があったが草ボーボーなのと、さらなる登りがキツそうだったので止めておく。すぐに1983年に航空自衛隊C-1輸送機が2機がほぼ同時に墜落(激突)し計14名が殉職した「菅島事故」の慰霊碑があった。

 慰霊碑を過ぎると一気に道が狭まり、これで良いのか迷ったがしっかりした道なので足を進める。すぐに、菅島港を見下ろす絶景ポイント(写真上右)、ここから前方の森林地帯を抜けて港まで降りるのだが、けっこうお距離があるように見える。下りもガレ場あり段差あり階段ありと、脚への負担が大きい。細い分岐があるが近畿自然歩道の看板などに従って菅島灯台へ、現存する国内最古のレンガ造りだそうだ。さらに下って白髭神社、しろんご浜の脇をかすめて海辺に出ると、すぐに港に着いた。慰霊碑あたりまでの標高差は200mほどだと思うが、思ったよりハードと感じたのは足が弱っている証拠だろう。

 船で佐多浜に戻るが、接続の良い坂手島ゆきは佐多浜でなく中之郷から出る。1.5kmほど、小走りに移動して間に合った。ちなみに中之郷発着は、早ければ今年度いっぱいで廃止(佐多浜に統合?)の話があるそうだ。坂手島までは10分とかからない。

 坂手島は小さな島かつ一周道路はない。時期ではないが島一番の見どころらしいアヤメ池ヘ、とうぜん咲いていなかったが、途中スイセンが盛大に咲いていた(写真下左)。戻る途中、学校校庭を横切って別の階段へ、海辺への急階段を下ると目の前は安楽島、と言っても半島の一部となっている(写真下右)。海辺沿いの細道を海水浴場まで歩き、堤防の上を戻ってきた。集落は島らしい、入り組んだ路地ばかり。帰りの船は佐多浜着。予定より早く、近鉄特急に乗って名古屋へ。ここでまた、スーツケースを荷物棚に置き忘れてホテルまで行ってしまい、駅まで戻る失態。いつもデイパック一つで行動しているため、それを背負っているとスーツケースの存在を忘れてしまうのだ。

 これで残っていた5島への訪問が完了し、伊勢志摩エリアの離島を制覇。北海道の天売焼尻、伊豆の青ヶ島を残し、東日本の離島は制覇に近づいた。夜は当地の先輩と久しぶりに会って食事。明日はがらりと趣向を変え、旅行社のカニツアーに参加する。(この項おわり)

[くれたけインプレミアム名駅南 泊]

伊勢市 0709
(近鉄急行)
鳥羽/佐多浜港 0726/0755
(船)
★菅島 0808/1040
(船)
佐多浜港 1053着
(徒歩1.6km)
中之郷港 1120発
(船)
★坂手島 11128/1310
(船)
佐多浜港/鳥羽 1322
(徒歩)
鳥羽 1402
(近鉄特急)
近鉄名古屋 1537

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2024年1月16~19日 【旅行】伊勢志摩で離島めぐり(2)答志島・神島

2024-02-01 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月18日、2日目。昨夜のうちに雨が降り出した。本降りではないが、傘なしでは辛いくらいパラパラと降っている。今日は2つの島を巡る。今日明日と電車で鳥羽まで「通勤」だ。駅近くの宿を取ったので、7時過ぎの電車にも余裕をもって乗れる。鳥羽駅改札正面に土産物も売ってるコンビニがあり、早朝から開いているので朝食昼食を仕入れるのに便利。駅から佐多浜ターミナルまでは、前にも来たことがあるので迷わずに歩ける。朝のターミナルは、あちことに島へ向かう人がそこそこ居る。

 まず答志島へ。島には3つの港があり、西側の桃取に着き、山越えの道を6kmほど歩き、東側の和具へ向かう。時間があれば、さらに1.5kmほど歩いた答志まで往復しようと思うが、この天気ではどうかな。途中で分岐があり、Google Mapで確認してみると計画時に気付かなかった細道が、もう少し長い距離を回って和具まで続いておりそちらを行く。途中で雨が上がった。途中に整備された漁港があり、荷台に大きなリールを載せたトラックが何台も停まっていた。漁網の巻き上げ機のようだった(写真上左)。和具の港で、名産の塩蔵わかめの仕込みをしているところに出くわし、撮影を許可頂くとともに1本食べさせて下さった(写真上右)。海水で茹でサッと色が変わったばかりのワカメ、実に美味しかった。

 午後は三島由紀夫の「潮騒」で有名になった神島へ。船は途中で伊良湖に向かう伊勢湾フェリーを追い越した。港に着くと、近くの岸壁で上がったばかりの魚を競っている様子。その魚をケースごとに、岸壁に着けた生け簀船に移している。答志島でも集荷し、まとめて鳥羽の魚市場に出荷するそう。カワハギ、カサゴ、40cmくらいのマダイ、イシダイなど、実に美味しそうな魚ばかりだった。

 島は一周できるよう歩道が整備されている。近畿自然歩道「11b」として設定されているコースを歩く。集落の裏手に登って行き(写真下左)、一直線に伸びた八代神社の厳しいが綺麗な石段を昇り、そこから山中へ。今回はこういう道を想定してトレッキングシューズを履いてきており、良かったと思う。神島灯台を経て、「潮騒」劇中のクライマックスシーンとなった監的哨跡へ。伊良湖から浜名湖方面が近い。沖の視程も回復してきた。カルスト地形(写真下右)までの一気の下りが足に堪える。自然歩道の標識に従って細道を歩き、港に戻った。久々に山道を歩いた気がした。菅島経由の船で佐多浜へ。明日来るのだが、荷物を持ったままでは歩き回れないため、面倒でも伊勢市まで戻らなければならない。佐多浜まで戻ってくると、再び雨。

 今日は予定通りの行動。このルートを回遊できるお得なチケットがあったことに、佐多浜まで戻ってきて気付いた。コーヒー一杯分くらいの差額だが、悔しい。

 ウィークリーマンション伊勢 泊

伊勢市 0709
(近鉄急行)
鳥羽/佐多浜港 0726/0805
(船)
★答志島・桃取 0817着
(徒歩6km)
答志島・和具 1105発
(船)
★神島 1125/1550
(船)
佐多浜港/鳥羽 1630/1657
(近鉄)
伊勢市 1721

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