駿台ミュンヘン校です。
ドイツのミュンヘンはどのあたりにあるかご存じですか?
ミュンヘンの北緯は48度、札幌の北緯は43度です。札幌から約550Km北に位置しています。
大阪や東京と比べるとかなり北に位置している町になります。
さて、12月21日(火)は冬至の日です。ご存じの通り、冬至とは1年で1番日が短く夜が長い日です。
ミュンヘンではどうでしょうか。
冬至の日のミュンヘンの日の出と日の入りの時間は次の通りです。
日の出の時間 :8時01分
日の入りの時間:16時23分
このブログを書いているのは18日(土)ですが、
16時30分を過ぎると、外は真っ暗になってきます。(下の写真)
北の地域は冬は昼間の時間が短く、夏は昼間は長いと知識では知っていましたが、
実際に体験すると教科書に書いていることは正しいと実感できました。
写真:ミュンヘン校の教室より
ここから受験生に問題です!
中学受験の理科でよく出題される問題です。
日の出と日の入りの時間を使って次の①~③を計算してみましょう!
① ミュンヘンの昼間の時間
② ミュンヘンの太陽の南中時刻
③ ミュンヘンの東経(日本との時差8時間です。)
解答は、白字にしています。
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① 昼間の時間
16:23-8:01=8時間22分
② 南中時刻
(8:01+16:23)÷2=12時12分
③ ミュンヘンの東経
12分÷4分/1度=-3度
15-3=東経12度
(実際のミュンヘンの東経は東経11.6度です。)
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「入試ででるから覚える。」も大切ですが、
問題の③のように、自分が住んでいる地域を計算してみたり、
東経の誤差0.4度は何が違うのだろうかなど、
「覚えた知識を使って何かを考える。」ことができるようにしていきたいですね。
ミュンヘン校 T.O