今年の春夏は家で過ごす時間が長くなり、アボカドを食べた後、種から育ててみています。
育てると言っても、小さな瓶にガラス玉、その上によく洗った種を置き、種の半分が水に浸かるようにして窓辺に置いておくだけです。
しばらくはうんともすんとも言わず、ただ水に浸かった大きな茶色い種。
水換えの度に「捨てちゃおうかしら」という気持ちを抑えて辛抱です。
すると、2週間後くらいでしょうか、種の皮に亀裂が入り、続いて中の白っぽい部分も2つに割れ、小さな芽のようなものが見え始めました!
が、それは芽ではなく根で、まずは根が水中に伸び、体を安定させてから(?)、次に芽が上に出てくるのです。
そうなるとスピードアップしてグングン伸びていきます。
あっという間に芽は30センチ以上になり、数ミリだった葉も数日で手のひらほどになりました。
種の中にはすごい力が秘められているんですね。
換気で窓を開けた時に風に揺れる葉はとてもいいものです。
今では食べるたびに種が捨てられず、8粒のアボカドの種が並んでいます。
(tmd)