橘芳(きっぽう)会書展を見学に東京は銀座五丁目の大黒屋ギャラリーに行ってきました。
橘芳会とは、わが師吉野先生のお仲間の高市乾外先生と山本冨見子先生が代表をされている会です。
銀座の大黒屋ギャラリーでの開催はこれで7回目になるそうです。
以前は高市先生の兄弟子に当たる会沢芳先生が代表をなさっていましたが
10年ほど前に会沢先生が亡くなられ、それ以降は高市先生に代わられたそうです。
会場には会沢芳先生遺影も。
遺墨 会沢芳先生
こちらが高市乾外代表と作品です
五言二句 「林茂鳥有帰水深魚知聚」
(有能な人のところにはさまざまな情報や多くの人々が集まる、というような意味で、
会沢芳先生がご存命中、墨場必携の中にチェックをいれていたものだそうです。)
吉祥寺のスペースBeで行われる、墨華書道会の夏の練成会の指導者としてみえる時の
吉祥寺のスペースBeで行われる、墨華書道会の夏の練成会の指導者としてみえる時の
高市乾外先生は、半そでシャツに裸足に下駄というばんからスタイルなのですが、銀座だとさすが
スーツで決めていらっしゃいます。
代表 山本冨見子先生の作品
「荒城の月」
大國魂神社にくわしい坂之上翆邨先生
臨・爨寳子(さんぽうし)碑
翆邨先生とはどこに行ってもお会いするような気がいたします。
淺沼一道先生の特別出品
「照古鑒(鑑)今」
わが師 吉野大巨先生の賛助出品
「居身百尺楼上 放眼萬巻書中」
(身を百尺の楼上におき、眼を萬巻の書中に放つ)
実は、以前、私はこのことばを草書で書いたのですが墨華展で運良く入賞し、
今その作品は自分の仕事部屋に飾ってあるのです....。
また、会場には鶴友支部の部長である大先輩の河野栖鶴さんがいつものように、飄々とお見えになりました。
帰りはすぐ隣の鳩居堂に寄ってみましたが、結構外国人が多くて驚きでした。
雨畑の硯も店員がお客様にしっかり説明していましたよ。
エッ!高市乾外先生ですか?
いつもお会いするイメージと異なるので、誰だかわかりませんでした。
高市先生には、今回の雙暢展で賞をいただきました。
何で私の書が・・・と思うくらいです。
「林茂鳥有帰水深魚知聚」
有能な人のところにはさまざまな情報や多くの人々が集まる・・・
私には無縁の世界です。
酒好きには、飲み友達が集まるなら理解します。
すみません。会沢先生のお名前「芳崖」じゃなく、「芳」なんです。山のない「」なんです。すみません。よろしくお願いします。
これからもよろしくお願いします。
わたしのパソコンでは、正確な「がい」の字がなかなか見つからないため、とりあえずひらがなの表記にしてあります。宜しくお願いいたします。
訂正したのは漁夫です。
連絡せずに失礼しました。
これが仲間だと思いまして・・・。
IMEパッド(下段に弁当箱みたないツールボックスがあります)これは手書きで検索することが出来ます。
何かの折に、多めに注いでください。
まさに共同作業の良い所でしたね。
IMEパッドなるものこれからは、私がアップする墨友の会のブログでは多用するようになるかも、ですね。