むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

吉野大巨先生の揮毫会(東鶴)

2010-11-20 | 書道
吉野先生の揮毫会に行ってきました。

これは11月17日(水)から19日(金)まで、吉祥寺のスペースBeで開かれたものです。
私がお邪魔したのは19日の午後3時ころでした。




会場の西半分のスペースには吉野先生の書かれた大作の数々か゜並べられていました。
会場の東半分にも毛氈が敷かれ、練成会の時のようにお弟子さんに先生がお手本を書かれていました。



中には少し薄い墨を使われての作品もこのとおり。





大巨先生も還暦(耳順)ですのて゜「大巨山人 耳順 自祝」とあります。



墨友会では、そういえば先生の還暦のお祝いをして差し上げていませんでした。
なので「自祝」(自粛?)なのでしょうか?






それはともかく?来年はの年。

四文字熟語の両脇の赤い字は「」なのだそうです。

萬秊無彊(ばんねんむきょう...いつまでもかぎりのないこと)と華(きらびやかで美しいもの)を並べてみました。


会場には長谷川雅峯先生も見えてお手本を書かれていましたよ。

吉野先生には早速、全書芸来年1月の競書の手本を書いていただきました。

ムム、こりゃ大変だ...でも、ありがとうございました。



そしてこの日はこの後、萬鶴さんの「行き付け」のブログへとつながっていくのです。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
↓につながる・・・ (萬鶴)
2010-11-20 15:56:14
東鶴さん・真洋さん

昨夜はお疲れさまでした。
私の午前中は、おかげ様で?何もできない状態でした。
還暦は耳順と言うのですかぁ~?
勉強になります。

調べてみました。
長くなりますが・・・。
中国の思想家である孔子は『論語』の中で、六〇歳を耳順(じじゅん)と表している。
「吾(われ)、十有五(じゅうゆうご)にして学(がく)に志(こころざ)し」で始まる有名な文章の一節です。
この文章の中では、三〇歳は而立(じりつ)、四〇歳は不惑(ふわく)、五〇歳は知命(ちめい)、六〇歳を耳順(じじゅん)と書かれていました。
返信する
もののついでに (東鶴)
2010-11-20 18:45:43
もののついでに、論語では「...七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず」とあり、70歳のことを「従心」とも言うそうです。

わたしはいつも、心の欲するところに従って、おいしいお酒のある処についていってしまうので....。

(論語読みの論語知らず)

返信する

コメントを投稿