甚六

甚六の鮎。
高山赤十字病院で研修している時に、当時の脳神経外科部長の高田先生に教えて頂きました。
それ以来、とりこになってしまい、留学後にもすぐに高山まで行ったほどです。
煮物や漬物などもオリジナルで、すべて手づくりです。
どれも本当においしいです。
大将は無口な職人気質の方ですが、時折見せる笑顔が最高です。
奥様はとてもやさしい方で、高山弁が温かい。
甚六は高山のいいところをぎゅっと凝縮したようなお店です。
本当は教えたくなかった、私のとっておきのお店なのです。

メニューには定食等もありますが、それではこのお店の本当の良さが分からないような気がします。
私はいつも、「おまかせ」を頼み、鮎は２匹焼いてもらいます。
天然の鮎を炭火で30分以上かけて焼きますので、頭から食べられます。
絶品です（写真）。
父が鮎の友釣り好きだったため、子供の頃から天然の鮎を食べ慣れていた私がとりこになった。
そんな鮎です。

以上のようなお店ですから前もって予約して時間通りに行きましょう。
飛び込みはダメですよ。
ちなみに高田先生でも遅刻するとおこられていました（＾＾）v
あの当時の高田先生をしかるなんて、このお店の大将ぐらいでしたでしょう（笑）

残念ながら私は秋には甚六に行ったことがなく、もう一つの有名な松茸料理の方は食べていません。
今年こそは！

甚六　
岐阜県高山市朝日町２３
0577-33-4874