もうじき3カ月になろうとしているのですが、さっぱり治りません。
この前、最初に撮ったレントゲン写真を見直したら実はすごく広範囲(というか縦に膝全部)にひびが入っていたんですね。
その目立たない部分はもうすっかりきれいになっているのですが、目立っている部分はなかなか治らないと。
それで、右脚が不自由な状態も長いので、その状態で外を歩く機会もかなりあったわけですが(非推奨)、外を歩くとですね、特に歩道が歩きにくいんですよ。
もちろん車は歩道の上をルール上は走りませんから、その心配はあまりしなくていいのですが、車が来ない状態では歩道は車道より歩きにくいんです。
最初は家の中で歩くのがまず大変で、右脚のひざの機能を一切使わずただ棒のように右脚を動かすので普通にまっすぐ歩くことはできないんですが、そうすると、左足を前に出す時には、右脚を軸にしたほうが、つまり少し回転したほうがいいんですね。というか回転するんです。
しかし家の中だと、だいたい裸足なので(脚がむくんでいるので靴下は履きたくない)、足の裏は床にぺたっとくっついていますから回転をかけにくいのですよ。
こういう場合は、足の形状がかなり邪魔なことになるんですね。右脚は棒のような軸としてしか機能しないので、コンパスの軸の部分みたいな形のほうが楽なんです。
宝島のシルバー船長(彼の場合は左脚みたいですが)みたいなのが実は合理的と。
これは最初の頃の話で、少しは脚をひねっても大丈夫になったので今は足はあったほうがいいですが。
それから家の中では、厚底サンダルをはいています。
膝のクッションがないので一歩ごとに足にダメージが入るんですね。
ある程度長く歩いたら足の縁の部分がない出血するぐらいにダメージが入るので厚底サンダルは必須です。
これは以前入院したときに、4日間の安静ののちにようやく歩いていいことになって、ベッドから床に足を下ろした瞬間に踵を痛めてその後は厚底サンダルを履いたらものすごく足が楽になったのでその経験からなんですが、ただし足首には負担がかかります。
とにかく右膝の負担をほかの部分で補うのであちこちダメージが入ります。
さて本題ですが、外を歩くときは、やはりなるべく底の厚い靴のほうがいいです。
階段はあまりきつくないです。
登るときは左をさっと上の段に上げてそのあと右を同じ段に持ち上げればいいです。手すりはもちろんあったほうがいいです。
降りるときは、こっちのほうがつらいですが、右足を先に卸して下についた瞬間に左足をさっと同じ段までおろします。
降りるときはどうしても残ったほう脚の膝に負担がかかるので、左足を先に下ろすのは不可能です。
それで、外を歩くときはもちろん段差と傾斜がつらいです。
傾斜だと、単純な上りは左足が疲れるだけであまりきつくないんですが、下りはきついです。
どうしても前に体重がかかってのめり気味になってしまうんですね。
横の傾斜もかなり影響があって、右側が高くなっていると非常にきついです。
右足が常にほぼ伸びた状態なので右が高いと非常にバランスがとりにくい。
なので下りで右側が高いと合わせ技で一本取られるぐらいきついです。
歩道は常に車道側に傾斜している(車道側が低い)ので、これがつらい。
しかし、歩道の問題点はそれ以上にやたらと摩擦係数が高いこととでこぼこしていること。
歩道のアスファルトは全然滑らないんですよ。一歩一歩引っかかるんです。
車道だと表面がかなりつるつるである程度滑るのでこれがわりと楽なんですが。
そして歩道はでこぼこしているのでより一層引っかかりやすいのと、さらに予期せぬ引っかかりが頻繁に起きるんです。
こっちだと冬に凍上するので、歩道のでこぼこはかなりひどくて、急に高くなっていたり低くなっていたりするんですが、それがなかなか見えない。
高くなっていると足が躓き気味になってなおかつ滑らないので非常に一歩一歩つらいのです。特に下りは。
シベリウス
Sibelius - Finlandia
Sibelius - Violin Concerto
定番。

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