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(ども 火星人です。レイシストお断り)
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例の黒塗りの件、海外でどんどん報道されてるんですけど、「普通の日本人」は全く事態が理解できないようで、
ティファニー
こんなリプがついているんだね。
それにさらに、「これも差別だと非難しないのはダブスタだ」とか。
その映画は1961年の話なんですけど。
1961年は、まだジム・クロウ法すらなくなっていない(消えたのは3年後)、公民権運動の真っ最中ですね。
アメリカでは差別が合法的に行なわれていたわけです。
ブラックフェイスは、「昔はよくあったけど、散々非難されて今はもう差別と認定されていて駄目なんだよ。どアホ」という話なわけです。
それが、今の日本で駄目なのと昔のアメリカではオッケーだった件を同列に並べてもね。
今のアメリカはこうです。
ゴースト・イン・ザ・シェル
ゴースト・イン・ザ・シェルの草薙素子役をスカヨハがやったら、ホワイトウォッシングあつかいですよ。
スカヨハにやってもらうなんて日本の名誉白人なら泣いて喜ぶ話でしょ。

そこで映画におけるホワイトウォッシング。
映画におけるホワイトウォッシング
見事に『ティファニーで朝食を』(1961年)の例が写真に出ているのがすごいですね。
これは映画史に残る醜悪な例なんですね。
で、これを出して来たあのツイートの人は、ある程度これが非難の対象になったことを知っていた可能性が高いのではないかと思うのですが、なぜ出したんでしょうかね。
非難の対象になっているんだから、
「無論、これで差別だと言ったり不快になりませんよね?
真似しただけで差別の意図はなかったんだから」なんてならないのに。
もしも非難の対象になってきたことは知らないで、ここにこの映画の例を出したとしたら不思議ですよね。
まったくネトウヨの脳は斜め下すぎて理解不能です。
たぶん「知識自慢」&意見を言いたかったというところなんでしょうけど、まったくずれているのでネトウヨってやっぱりバカだね、って反応しか。
「ダブスタだ」もすごいですね。日本でいま起きている差別的な行為に抗議するのに、常に遥か昔の映画を同時に非難しないとだめなんですかね。
日本の人権問題について非難すると、常に「チベットのことを非難しないのはダブスタだ」とかいうネトウヨがあとを絶ちませんが同じようなものかな。
ネトウヨがいっつも言ってるんだからいいだろ。年中同じこと言ってられるか。

それと非常に醜悪な映像が。
ベッキー
こんなこともやっていたんですね。
日本のテレビのレベルの低さは世界でも有数ではないかと。

ペルゴレージやんか。
やっぱり「アマデウス」でサリエリが子どののころを回想しているシーンで流れていたこれですが、
Pergolesi - Stabat Mater
「アーメン、アーメン」の連呼は最後の最後ですね。

あとバイオリン協奏曲。
Pergolesi - Violin Concerto

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