去る5月22日の職業開拓講座。
社会人経験が少なかったり、仕事をしてきても一途に取り組んできた人は、「世の中に他にどんな仕事があるのか」ということをあまりご存知ではありません。
就労訓練をしていく上で、やはり自分の興味の幅も広げていただきたいものです。
本日は苫小牧市立中央図書館に行き、仕事についての本を探しました。
また、初めて行くメンバーとは検索機の使い方を練習してみました。
ほんの短い時間だったので、今日は「お試し」程度。
それでも最低1冊本を選んでもらい、借りてきました。
「2週間後に返却するので、その間休み時間など読んでみてください。」と伝えていました。
さて、返却するためにあらためて見てみました。
パン作り等の仕事に興味があるメンバーと、特に職種の興味は決まっておらず、好奇心があり多くのことを知っていきたいと思っているメンバー。
借りてきた本はこちら。
左は…うんうん。パン作り含め、食べ物を作る仕事の本。
児童書コーナーにありますが、写真や解説がとてもわかりやすいのでお勧めです。
右は…そうか。そうだったのか。
語学に興味があることや、多くの好奇心をもっていることを考えれば不思議はありませんが…
「さあ、海外で働こう!」
よし、今度大いに語り合いましょう。
思いを聞きたいです。
この本、私が気になって読んでみました。(ちょっとだけ)
みなさんにはここだけ。
「『何歳で何をしたいのか』をはっきり決める」
いいですねえ。
でもそれよりも…
「KY上等」 ※KY=KUUKI YOMENAI(空気読めない)
「岡本太郎になり切る」
なかなか興味深い言葉の数々です。
理想と現実はもちろんあって、挑戦と撤退、時には諦めを繰り返すのかもしれません。
「逃げる」という言葉は、良くないイメージがありますが…
何か事が行き詰った時、その場から逃げだしたい時、足を前に一歩出してみてはどうでしょう?
その場は逃げだすことになるのかもしれない。
でも、前に逃げてやれ!という感じ。
…前に逃げることは、次の挑戦につながることかもしれません。
ポイントは「ひとりにならないこと」
行き詰った時と言うのは、ただでさえ思考の幅が狭くなっています。
そんな時、ひとりだけで進むのは危険。
ちょっと肩の力を抜いて、目を閉じて、開いて、もう一度周囲を見まわしてください。
今度は自分だけではなく別の視点を取り入れてみてはどうでしょう?
いずみまさこ