話し合いの練習「メンバーミーティング」講座。
この日のテーマは「感じの良い人ってどんな人?」でした。
[進め方]
就労のためだけではなく、人と人とがお付き合いしていく上で大切なこと。
でも、人にだけ求めるのではなく、自分自身でも意識していきたいことですね。
この日も「自分の意見を出すこと」と共に、
やはりいつもと同様に…
「人と人との意見の違いを知ること」
「人と人との違いを認め合うこと」
「人と人との違いを受け入れること」
を大切にしていきましょうとお伝えしました。
★まとめ(グループ1)
・正直
・丁寧(言葉づかい、態度、教えてくれる時の言動等)
・優しさ
・落ち着いている
・話しやすさ
・誰に対しても態度が変わらない(客に丁寧でも同僚や部下に対する態度が良くない人は感じがよくない)
・裏表がない
・感情的(怒り系)にならない
・笑顔
・顔をきちんと見て話をしてくれる
・仕事熱心
・元気
・挨拶する
・挨拶を返してくれる
・気配り
etc…
いわゆる「見た目(表情や態度、仕草)」の事柄から、これまでの人間関係で経験してきたエピソードを基にした相手の内面(表・裏/建前・本音等)を感じての事柄までいろんな意見が出ていました。
発表する際、「自分がどうしてそう思ったか」のエピソードも踏まえて語っていただきましたので、そこで「人と人との感じ方・捉え方の違い」も出てきたのではないでしょうか。
カテゴリー(分類)の中に、「変な癖のない人」とありました。
「癖(くせ)」は色々あって、誰にでもあって、きっとそのこともわかっていらっしゃるんでしょうけれど…これまでに本当に困らされた出来事があったのかなあと感じてしまいました。(「癖」に関しては、程度の差もありますので本当に何とも言えませんものねー。)
★★まとめ(グループ2)
こちらのグループは、カテゴリー(分類)分けの方法が「〇〇系」で統一されているのが面白いですね。
話し合いの様子を見ていたら、最初あるメンバーが「〇〇系ですかね?」と意見をだし、その後はなんとなく皆が「〇〇系」とまとめていたのがユニークでした。
・笑顔
・面白い話をする人
・まわりを楽しくさせてくれる人
・明るい人
という意見を「ポジティブ系」としてまとめられていました。
カテゴリー分けにも感性が感じられます。
また「受けとめ系」カテゴリーには、
・話を聞いてくれる
・相談に乗ってくれる
という意見以外にも
・自分自身を受け止めてくれる
・自分と向き合ってくれる
というような、人と人とが信頼関係をつくっていくのに大切な要素も表現されていました。
「お助け系」カテゴリーは、まさにその通りの「助けてくれる人」だったのですが…まとめ方が良いですね~。
(お助けマンが登場しそうです。)
「思いやり系」
・相手のことを考えてくれる
・自分がダメなところをフォローしてくれる
・体調が悪い時に声をかけてくれる
「共通系」
・気が合う
・話が合う(趣味が同じ等)
そうですよね。私達は知り合いになると、「○○さんと自分は、何か共通の話題はあるかな?」と考えながらお話をしていきますよね。
そこで共通の話題があると、話しやすさを感じたり、場が盛り上がったりしますよね。
そしてグループ1にも出てきましたが、「嘘をつかない人」という意見がこちらにもありました。
カテゴリーは「信頼」
どちらのグループでも、本当に良い意見が出ていました。
メンバーミーティングという話し合いの練習講座ではありますが、
内容も、これからの人付き合いにとても役立つものとなりました。
まとめの紙は、写真で保管してあります。
ご覧になりたい方はどうぞ紙風船にお越しください。
いずみまさこ