メンバーが投稿してくださった「樽前山登山」の2つ目の記事→「帽子救出大作戦!」の写真をみて思わず笑ってしまい、そしてコメント文章を読んで、今度は心を動かされました。
その後も、写真とコメントを交互に見直しました。
いい仲間に出会えたことが、そのままに伝わってきます。
素敵です。
「人間関係」について、今一度考えてみました。
会社でも、学校でも、地域でも、家庭内においても、私たちの生活に「人間関係」というものは常に存在しています。
そんな中で、私は講座や面談において、よくメンバーに伝えている言葉があります。
人と人との関係は、「築く」ものだということ。
そして、「築き続けていくもの」ということ。
築く、ということは、「土や石を積み上げてつくる、つみ重ねて固めてつくる」という元来の言葉の意味があります。
つみ重ね続けると、ほんの小さなズレが、つみ重ねることにより次第に大きくぐらつき、時に崩れます。
または…ほんの小さなズレを丁寧に修正することで、崩れることを防ぐこともできます。
そして、崩れてもまた、築く(積み上げる)ことはできるのです。
ここ、ポイント。
一度崩れた関係は、もう2度と無しではなくて再度築くことはできるのです。
「よしっやるかっ」というエネルギーは、確かに必要となりますが…。
ただこれらは、自分ひとりだけではできないことです。
相手あってのこと。
積み上げるのも、
小さなズレに気付くのも、
修正するのも、
崩れてしまうのも、
(意図をもって)崩してしまうのも…
自分と相手が、お互いに気持ちや考えを「伝えあい続ける事」から始まります。
窮屈になって一度崩したり、積み上げるのをストップしたり、補強したり等等 それはいくらでも方法があります。
人との関係は「ナマモノ」
こんな言葉もあるくらいですから。
放っておいたら傷んでしまいます。
「発酵する」のもまた旨みが増して良さそうですが…
ここには、知らんぷりではなくて「わかっていて見守る」「気にかけておく」ことが大切。
ただですね、人間関係においての禁句は「めんどうくさい」ではないでしょうか。
心の中で感じるのは自由。「ちぇっ、めんどうだな。」と舌打ちがついちゃうのも、感じること自体はОKです。
独り言でつぶやくのも構いません。(でも、まわりに振りまかないでね。)
相手に、聞こえるように言ってはいけない。人間関係のマナー違反。信号無視。
信号無視することで、危険にさらされるのが自分一人ではないことを知っていたら…これはしないでおきましょう。
気付いていないようならば、お伝えします。
相手に、わかるような態度で示すのもいけない。(アサーティブトレーニングでいうところの、策略家『ネッチーorムッツリ』ですよ!)
そうそう。
車にガソリンを入れるように、「人間関係を築く」ためのエネルギー補給のお手伝いはできますよ。
気合いを入れる事、というよりは… 凝り固まった心身をほぐすことと踏み出す勇気ですから♪
いずみまさこ