久しぶりの因島

昨日は、本因坊秀策杯のアマ予選会に参加しました。
久しぶりの因島です。

今回から、アマ予選会の参加条件が大幅に緩くなりましたね。
以前は、6段以上戦で4戦全勝しないといけなかったのですが......。

さて、僕はラッキーなことに1回戦はシード。
64人いれば、数人は来ないのは想定できるので(コロナ禍だし)、こういうこともあるでしょう。




2回戦で、因島出身のO野くんと対戦しました。
僕の白番です。

黑11に、早くも応手を間違えてた。しかも、対局後に気付くという(笑)。
11の下にハネるところですよね。

黒11を打たれるシチュエーション自体が久しぶりなのもあり、間違えてしまった。




局面が進んで、白4も薄い守りでしたね。
黑5、7、9で、もはや戦意喪失です。

ただし、黒13は、14ノビのほうが嫌でした。
白16から24まで、少し楽をした気がします。

黑29も、34カカエか、もしくは下辺打たれるほうが嫌だった。

白30、32と間に合わせて、白34へ打てば、マギレそうな碁だ。




右辺は、もっと滅茶苦茶にしてやりたいけど、
元々の形や、限られた持ち時間を考えると、先手で荒らしたことで満足するよりないか。

この後が大問題だった。
中央の大事なヨセで、黑7に対し、白8で妥協してしまったのだ。

黑9まででも、並べる碁になると思ってたんですが、最後の整地で大差になったのでダメでした。




白2は、黒3でダメなのかなと思い、実戦の妥協があったわけだが......。

後で考えてみると、黒3、5で抵抗した場合、余裕で白が打てるわな(笑)。
というか、下辺黒が潰れてること自体を見落としていました。
目線が中央の黒石ばかりに行っていました。

これではいけませんね。
弱いです。出直してきます。