SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

読み違い

2023年03月24日 15時14分35秒 | 実戦詰碁
今年も、月刊碁ワールドの認定100問を出しました。
そして、今回の4月号で答え合わせです。

結果は......99点でした~嬉しいような、残念なような(笑)。




79問目を間違えました。
Cではなく、Aだったようです。
勝手読みしていたようです。

せっかく、いつも苦戦する布石中盤が満点だったのに、残念な読み違いです。

今回は、僕的にはいつもと同じくらいの難易度かなと感じていたのですが、全国平均点が低かったようですね。
僕の99点は、広島県ダントツ1位でした。

といっても、実戦が弱いのだから、ただの自己満足ですがね。

僕は問題を解くのに、1問1問色んな方向から考えてます。
例えば、「Aが正解だろうけど、BとCは何故不正解なのか」とか。
この場合、BとCの不正解手順を熟考して、納得して次の問題へ行っています。

でも、実戦だとこんなことしてる暇ないですよね?
問題を解く力と、実戦の実力は比例しないから悲しいね。
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油断

2021年11月07日 22時06分09秒 | 実戦詰碁
連日の投稿は久しぶりかもしれませんね。

少しずつですが、囲碁へのモチベーションが回復してきてる気がします。
碁の内容はともかくとして、勝率も上向いています。




とはいえ、今日の碁は完敗になるべき碁でしたね(野狐8段戦、白番)。

下辺からの白の大石が窒息状態です(笑)。
仮に生きても、碁は終わりでしょう。

ちなみに、なんとかコウで粘って、眼2つで生還しました。




眼2つで生還したとはいえ、順当なら白が数目半ほど手堅く負けそうな碁ですね。

負けてるのはわかりますが、一応ヨセも頑張ります。
右下白1にホウリコミました。

ところが、黒2と抜いてきました。
これはラッキーだ!
白3で、黒は潰れです。
ちなみに、黒が3の左にコスミツケても、白は3の上へノビれば、黒はダメを詰めることが出来ません。

この形って、高段者でも結構油断しますよね。
似たような勝ち方(負け方)、何回か経験があります。
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県本部40周年イベント

2019年08月25日 21時45分10秒 | 実戦詰碁
今日は、広島県本部の40周年イベントに参加してきました。

僕は、午前に指導碁を受け、午後から公開対局を2局観戦しました。




今回の指導棋士は、奥田プロです。
好きな棋士の1人です。

3面打ちの2子で教えていただきました。

序盤は、やや消極的になり、中央の白が厚くなってしまいましたが、2子の差が吹き飛ぶほどじゃないと思われます。

帰宅して天頂で検討してみたのだけど、下辺は黒1で潰れみたいですね。

先生は3面打ちで大変ですし、僕は実力がないので、気付きもしませんでした。

今にして思えば、実戦死活の問題に出てそうな形ですね。

実戦は、下辺ハサミツケを打ち、眼2つとはいえ、生きられてしまいました。

局後は、ここでの死活ではなく、終盤の勝負どころを検討しました。

打ってる最中は、そこそこの碁を打てたと思い込んでいましたが、
この死活も含めて、読みがまだまだのようです。

碁は、「少し」負けにしたかと思ってたら、10目以上の大差。

形勢判断も、まだまだのようですね。

弱さを再確認しました。
しかし、勉強になる局面が多く、成長の足掛かりになる対局だったような気がします。




次は、公開対局を2局観戦。

藤沢女流4冠VS仲邑初段

井山4冠VS平田七段

改めて、凄いメンバーですね。
40周年記念とはいえ、特に井山先生を呼べるなんて、県本部凄いですわ!


男女の日本囲碁界トップに、話題の女流棋士と、地元出身の棋士が挑む形になりましたが、
やはり、碁は名前で打つものじゃないですね!

広島出身の平田七段が、井山4冠に見事に勝利しました!




帰宅して、ゆっくりと記念誌を読んでおります。

申し訳ないですが、自分の顔写真と名前探しの最中に、粗を1つ見つけてしまった。

293ページの第6回宮島本因坊戦で、岡山のF井さんに負けて準優勝したのは、
山口のT中くんじゃなくて、僕ですね。

多分、前年にT中くんがA富さんに負けて準優勝してるから、ごっちゃになったんだろうね。

ま、どのみち優勝じゃないし、ムキになる話じゃないけどね^^


しかし、この300ページを超える本を作成したN山さんには、頭が下がりますね。

また、中国新聞セレクトに棋譜や名前が載れるように、頑張ります!


気が早いですが、50周年イベントも楽しみですね^^
そのときには、僕も44歳ですか(笑)。




奥田先生と写真を撮っていただけました。

僕は、想像以上に加齢臭を感じる顔をしていたため、モザイクにさせてくださいな^^
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投了が敗着

2017年05月30日 11時46分53秒 | 実戦詰碁
昨日、幽玄で打った碁です。




白番でした。

序盤で打ちにくくしてしまい、中盤以降もなんだかんだ黒が厚く、劣勢から敗勢へ。

白2でも、黒は超安全運転のマイナス1目の手で(大石をわかりやすく2眼にする)、形勢は全然良いでしょう。

ですが、実戦心理的には、黒3を打ってしまいそうです。

黒3に対して、白4、6を決めて、白8とヤケクソの五目中手!

ここで、黒は秒読みに追われていたのもありますが、投了されました。

僕も、割り込みの筋も見えるし、「意外にも繋がってない」と思い込んでいて、相手の投了に納得しました。

興味深い局面でしたので、調子に乗ってtwitterでつぶやきました。

ところが、すぐにダメ出しを喰らいました(笑)。




黒1も頭には入っていましたが、冷静に考えると、2の割り込みは、右からアテられてダメ詰まりである。

つまり、この碁は投了が敗着だったのだ。
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胸を張れない石の下

2015年07月01日 22時04分48秒 | 実戦詰碁
仕事は順調ですが、碁のほうは相変わらずの内容だ。

夜に1局打ちました。





僕の黒番。
序盤攻勢でしたが、その後は全然ダメ。

そろそろ投了しようかと思ったのだけど、詰碁で石の下の筋を何度も勉強してることもあり(かなり最近です)、黒1で白に守られたところを確認して投げるつもりでした。

と、ところが、白2が来てしまった...。





か、勝ってしまいました><

相手に申し訳なかったです...。

最大限にポジティブに考えると、詰碁の成果...なのでしょうか?

以前の僕ですと、最初の図の黒1は試さずに投げていたでしょうから。

ただ、1つだけ言えるのは、胸を張れる勝ち方ではないことだ。

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お粗末

2015年02月21日 15時18分26秒 | 実戦詰碁
今日は、家でお留守番。
すっかり、自宅警備員になってしまいました(笑)。





明日は、山陽本因坊の準々決勝以降がありますので、今日は昼過ぎに2局特訓した。

1勝1敗だったのはともかくとして、1敗はお粗末な負け方でした。

僕の白番。
右下の黒のカカリに反応しても、あまり良い展開が見えないので、手抜きして左上を生きに行く。

左上は生きてるつもりで、黒15に対し、善悪はともかく、左下の黒の将来を考え、少し変だが白16と打った。

しかし、それは今にして思えば、どうでもいいことだった。

左上は、黒17で頓死しているのである(笑)。

53手で中押し負けだ。
長期戦・持久戦・ヨセ勝負が多い僕にしては、珍しい負け方かもしれません。





この白1と黒2の交換を打ちたくないが為に、欲張ったのがいけませんでしたね。
生きるだけなら、生きれるに決まっているのだが、破滅を招く打ち方をしてしまった。


これが、明日の本番じゃなくて良かった。
岡山まで遠征して、こんな負け方したら辛いもんだ(笑)。
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ヘボ碁で申し訳ないが

2013年11月09日 13時38分48秒 | 実戦詰碁
う~ん...最近ヘボ碁しか打てない。
元々かもしれないけど、更にヘボさに磨きがかかっているw

とりあえず、今日は予約していた散髪に行き、頭を軽くして昼過ぎに1局打ったよ。





僕の白番。
右下隅を手抜きされ、黒は左下を追求してきた。

ただ、僕も応手がマズく、左辺を威張られた上に、黒1と厳しい手を喰らった。


相変わらずのヘボ碁。

しかし、ヘボなりに何か工夫が欲しい!

その答えは、白4、白8の一線両バネ。
間に合わせつつ、白12と右下へ。

多分、左下はコウだろうと思うのだが、違うだろうか?

ああ、そうそう。
白6と白10は、発展途上の方々は絶対マネしないでくださいね。

左下をコウで間に合わそうとしている人間の手じゃないですからね。

この碁で、何が1番ヘボかと言われると、僕自身は白6、白10だと思う。

イライラしてたり、疲れてたり、負けが混んでたりしてるときに、ついついやっちゃうんですよね。

だって、すぐ打つ意味ないでしょう?
でも、やっちゃうんですよね。

sssuuuが持ってる病気の1つです。

僕は、大ポカは少ないんですけど、こういう魔が差したような手をよく打っちゃう。

僕が強豪に勝つ割に、そうでない人にも結構負けちゃうのは、こういうところに原因があるんですよね。先月の赤旗名人戦県大会のときが良い例です。





実戦は、右下を尻尾6子だけ取りました。
全滅はさすがに無理か。

後手を引いて、黒9に回られますが、とにかくコウに強い碁を打つ必要がありますから、手厚く尻尾をいただいておくべきじゃないでしょうか。





ところで、左下は本当にコウなのだろうか?

これだと、楽生きですね。





これだと、セキですね。





これでもセキ。





黒1放り込みだと、白2で生き。




補足:白2(1の左)

最善は、やはりコウですか。



...検討していて、ふと思った。
一線両バネが無くてもコウじゃない?...と(笑)。

むしろ、コウ立て等で損をしている。


ブログにこういうこと書けば書くほど、僕の弱さを露呈することになるけど、まあいいや><


コメント (4)
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一手ヨセコウ

2013年10月20日 20時40分52秒 | 実戦詰碁
今日は、大会の案内が来ていた広島の碁会所に行くかどうか迷ってたのですが、二度寝して11時過ぎていたのもあり、自宅で安静していました。

M月君とS村君には、行く約束をしていたわけじゃないが、ネット上で大会の詳細のようなこと聞いておいて、結局行かなかったため、少し申し訳ない気持ちです。
しかし、これからも機会は幾らでもあるし、そのうち行ってみようと思う。





夕方に打った1局。僕の白番。

黒が左下隅の白の急所に打った局面、これはよくある形ですよね。

たしか、一手ヨセコウになる形だ。

高段者なら、ほぼ全員知っているだろう。
.....そう願いたいw

とまあ、知ったげに言ってる僕ですが、数年前までは手順はわかりませんが、一手ヨセコウになる!とか言っていましたw




たしか、教科書だとこういう手順だったかな?

僕がまだまだ弱いときは、左下の代表的なサバキ形のときは、ヨセコウとはいえ手が残ってるのだから良くないと思ってた時期があるのですが、数々の経験からそうでもないことに気づきました。

ヨセコウで負けて隅を取られても、碁には勝った過去もありますし。

あと、一手ヨセておいて負けた過去もありますw





さて、実戦のほうは、黒が5と打ってきました。
教科書には載ってない手だ。この碁形だと咎めれそうな気がしていました。

黒5に対して、3の二路上では教科書通りに戻ります。
というわけで、白6という結論が出ました。





前図からの続きですと、黒3までは必然でしょう。

しかし、実戦の局面だと白4で黒は困っている。
白8が見え見えですからね。

黒7で一路右に緩むのは、2手ヨセコウ又はそれ以上のヨセコウ、更なる泥沼にハマると思われる。

前図の黒5の時点で、この図の白8が見えてるのなら、幽玄7段くらいにはなれると思うぜ!
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大乱調

2013年09月02日 21時55分32秒 | 実戦詰碁
支部対抗で優勝したばかりで上機嫌なのだが、今日の碁は先週末より更に大乱調な碁を打った。

1局目は、サバキにいってサバけず全滅して、その後も酷くて大差負けした。

2局目は、最終的には大差で勝ったんだが、本当に酷い。
基本死活からやり直さなければならないと思ったね。




僕の黒番。

黒1と普通に中央に頭出した後の白2で愕然。

簡単に生きてると勝手読みしていた。
本当に情けなかった。





実戦は、本当に運が良かったんです。
強運でした。

左辺にたまたま断点があって...本当にたまたま。奇跡に近い偶然なんですw

黒7が利きになって、生きることが出来たわけです。





どうやら、この時点で左上黒は潰れがあるようですね。


自分の脆弱さが嫌になってきた。寝ます。
おやすみなさい><
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白先生き(全生き)

2013年05月16日 20時19分34秒 | 実戦詰碁


昨日、幽玄で打った碁です。7段上位の方との互先、僕の白番。

僕は、詰碁の勉強(実戦でまず出ない詰碁)は嫌いなタイプの人間ですが、実戦詰碁はこう見えても好きなんです。

黒に中央を封鎖され、白の下辺でのスペースは絶望的。
...のように、大半のアマの方は見えますよね?

でも、僕は秒読み30秒の最中でしたが、死ぬ気が全くしなかった。

白先生き。
打つ手は一手しか考えられないのですが、この実戦詰碁はどのくらいの難易度なのかね?

僕基準なら、30秒でアマ6段(幽玄7段中位~上位クラス)ってところですか?
幽玄8段クラスなら、感覚で即答なのかもしれませんが。


解答は、ずっと下に載せます。

と、偉そうに書いてるけど、僕の記事は失題が結構あるから、そのときはお許しくださいw
多分、白先生きで大丈夫なはずなんだけどな。


あ、そうそう。ちなみに...何故タイトルに(全生き)と書いてるかというと。



この図は論外でお願いしますね(笑)ってことです。

全局的に形勢判断すると、「実戦詰碁」とは呼べなくなるでしょう。

「全生き」でお願いします。


















実戦図(解答)白1~5で、白生きです。

まず、下辺だけで2眼なんて出来るわけがありません。
前図(論外)を選べば別ですが。

右下黒の死活を脅かすのがポイントですね。




黒が眼を奪うのなら、黒1、3しかないけど、白4から隅の黒が潰れるでしょう。


この碁は、ギリギリの死活とヨセで、最後は白半目勝ち。

前回は半目負けした(KKさんに検討してもらった碁)相手なので、半目でリベンジできて良かった^^
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