昨日は、呉囲碁まつりのプレイベントでした。
午前は、呉市出身の中野寛也九段と、万波奈穂三段が、呉支部で指導碁。
午後は、ホテルで中野九段と山田規三生九段の公開対局。
解説は、I城先生。聞き手は、万波三段でした。
今回のプレイベントは、急に伝えられたため、何が何やら、よくわかりませんでした。
呉で囲碁まつりというと、安浦囲碁大会くらいしか知りませんし。
僕自身も、山陽本因坊決勝の週はピリピリしてたし、囲碁まつりの週も土曜日は出勤でしたので、ほとんど何も知りません。
とりあえず、指導碁を受けて、公開対局を観戦すれば、幹事としての最低限の使命は果たせるかなくらいに思っていました。
そのつもりで、私服で行ったら、ラフな格好だと言われて、ちょっとびっくり!
どうやら、公開対局の棋譜取りを任されているようでした。
な......何も聞いてない><
伝えられていれば、スーツで行ったのですが...。
しかも、こういうときに限って、体調悪い。
とても、棋譜取りをやり切れるとは思えない。
I城先生には、わしらみたいな年寄りじゃなく、あんたみたいな若いのが引っ張っていかないと...とは言われますが...。
正直、土曜日の出勤が多い上に、夜勤のサラリーマンではキツイです。
日々の仕事と、アマの大会参加と、研究会の開催だけで精一杯なのです><
ちなみに、棋譜取りは広島のO崎さんが交代してくださりました。
ありがとうございます。
公開対局は、熱戦の末、中野先生が勝たれました。
山田先生は、完全アウェイでやりにくかったかもしれませんね。
さて、午前中の僕の指導碁です。
中野九段に教えていただきました。
3子にしようと思ったのですが、5面打ちということもあり、M上さんに2子にしてと言われましたので、恐れ多くも2子で教えていただくことに。
左上のワカレは、多少黒重いけど、元々実力差があるし、潰れないように大事に打てばいいやくらいに思っていました。
一番の問題だと思ったのは、黒38、40。
無気力な手でしたね。
上辺に大した手がないので、白41で、2子のハンデの大半は無くなったような気がした。
I城先生案では、黒38で、黒77。なるほど!
黒42では、O崎さんに下辺で構えてじっくり打つのではと言われました。
ただ、白41を許したことに危機感を感じていたので、左辺に打ち込んで、局面を動かしてみたい心境でした。
黒56は、57と交換になるので勿体無いのですが、後の黒Aを狙いにしつつ、58とヒラけば、白地を制限しつつ、黒地を増やせるのではないかと思いました。
黒70、72は、筋悪いけど、黒74カカエを成立させるため必死です。
その後、色々あって、黒6とヒヨってしまいました(笑)。
十中八九、手はないのでしょうが。
決して、「勝ちました」ではありません><
白9を許しては、地合いで黒負け確定のようです。
黒20ノビキリに、白21と放置してたヨセを打たれたのですが、ここで黒24と襲い掛かります。
そう。前譜の黒Aの狙いが、ここへ来て活躍。
白29が失着で、白30なら生きでした。
ここらへんは、多面打ち(5面)ならではのミスだと思います。
地合いは、僕の負けですし、そもそも指導碁なので、勝ったとは思っていませんが、なんだかんだ嬉しいですね^^
とりあえず、大潰れしなかったことだけは、自分を褒めてあげよう。
今回はプレイベントでしたが、来年からどうなるのだろう。
次回がある場合は、自分の役目の把握と、心の準備をしてから、臨もうと思います。