SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

2017/2/26 研究会

2017年02月27日 14時24分49秒 | 棋譜
昨日は、2月の研究会でした。

8名の参加です。
呉から4人、広島から2人、東広島から1人、江田島から1人。

6連勤だったこともあり、少し疲れ気味でしたが、2子局を2局打ちました。




初戦は、I中さんと2子(白3目コミ出し)で対局。

左下は、確実に生きるなら三々入りなのでしょうが、白1、3を選択。

実戦は、白9まで大成功のワカレでしょう。

2子逆コミが、この程度で逆転にはなりませんが、これらの積み重ねで、置き碁は細かくなるものです。




僕が一番恐れていたのは、3の一子を取るワカレ。

これは、下手すると白はノックアウトかもしれません。

ただ、簡単に三々入りするのも、気が引けてね.....。




前図が一番厳しいのですが、実戦の図でも、黒8で、I城先生から指摘。

黒1と、こちらのほうへツギたいようだ。

なるほどね。

碁は、ポイントを積み重ねた白が、盤面では3目勝ちましたが、逆コミ3目なので、ジゴということになりました。




2局目は、江田島のT島君。2子(黒3目コミ出し)の手合いです。

黒が多少甘かったところこそあったものの、優勢を保っていましたが、黒2が敗着。

白3で、一瞬の逆転劇でした。

先日の、岡山での準決勝の序盤といい、有望な若手をハメようとしているわけじゃないのですが、上手くいってしまい、ごめんなさいという感じです><

局後、このミスをなしで整地まで行ったら、盤面黒4目、つまりコミを入れても黒が1目勝ちだったようです。

勝敗や目数やミスはともかく、この手応えは、幽玄7段には普通になれるでしょう。

まだ小5ですし、将来が楽しみですね。
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第61回山陽本因坊戦2日目

2017年02月19日 20時57分24秒 | 棋譜
今日は、先週に引き続き、岡山へ行ってきました。

準々決勝からは、再抽選。

僕は、前回4位のY下さんとの対戦となりました。




補足:白72(71の下)、白122(117の上)

僕の黒番。
今大会、唯一の黒番での対局となりました。

左上は、まさか14、16と戦ってくるとは思わなかった。

まずまずの碁だったと思うけど、黒91は失着だった。

白92のマガリから、黒がマズい展開です。

91は、負ければ敗着だったでしょう。

左下で、白108が甘い手。
109と、切るしかなかったはず。

黒が左下で楽をした上に、白132も失着。手抜きで、黒生きています。

黒133は、「勝ちました」です。

最後は、黒19目半勝ちだったと思います。

初出場から、4年連続のベスト4進出です。いや、本当に出来過ぎです^^




準決勝は、中学生のM君です。注目の若手との対戦だ。

僕の白番。

右上、白8からの打ち方は、決して黒をハメようとしたわけではありません><
うまくいきすぎてしまいました。

白26は、悩んだんだけど、少し変だったかな。
どのみち、23の上の切りは狙えないし。

黒35には助けられたかな。

黒47からは、流石です。
多分、白はノックアウトされてもおかしくなかった。
白40は、生意気だったかな。

白76は、ビビッてしまった。
77の二段バネでいけそうだな。

76アテから、82に引っ張るのを警戒してたのだけど、下辺黒がもたないよな。

形勢は、ずっと悪いつもりで打っていたのだけど、意外にも白地多くて、ヨセ勝負に。

大きいところたくさん打たせていただいて、最後は盤面でも残りました。

白10目半勝ち。

しかし、結果とは裏腹に、僕のハートは折れ気味でした><

ま、とにかく2年連続の決勝進出です。




決勝は、大阪(岡山出身)のO野さんと。

前回準優勝VS前々回準優勝の対戦となりました。
といっても、相手のほうが格上です。激戦区の代表クラスですからね。

僕の白番。
このクラスの方が相手だと、せめて黒番が欲しいね><

序盤、右下のシチョウを睨んでの黒11は、当然理解できます。

僕がまだまだ弱かった頃に、シチョウのこと知らずに大ハマリしたことありますから(笑)。

白14に魅力を感じすぎてしまい、黒15を打たせたのは、今更ながら後悔。

68にハネて、15キリには、67アテた後、69にノビきる打ち方もあるみたいだ。
ここら辺は、完全に知識不足というか、勉強不足。

左下は、今話題のMasterが打ってた白44を打ってみた。

形勢悲観してる僕は、46から動きました。

意地でも白58を打つために、白56なんて損な手を打ったのに、59、61と切られるとは><

ツケコシみたいな行儀の良いキリばかり考えてるから、こんな簡単なことを見落とすのだ。

白94が、後悔の一手。

黒95で、形勢十分ですと言われてしまった><

もっと踏み込むべきだった。

黒の立場からすると、結構怖いらしい。

この碁は、多分12目半くらいの負けだと思われる。

実戦は、終局少し前の小ヨセでポカが出て(右上ダメ詰まりの後の26の石がアタリにされて、26の石を守れば隅が手になる)、泣く泣く石を捨てて、20目半負けまで広がってしまいましたが。

ま、勝敗や内容には関係ありません。

2年連続の準優勝です。

といっても、去年の準優勝とは、また別物ですが。
まあ、細かいことは気にするまい^^

しっかり切り替えて、3月の中国本因坊戦を頑張ります!
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第61回山陽本因坊戦初日

2017年02月12日 21時23分09秒 | 棋譜
すっかり2月の恒例になった、岡山遠征に行ってきました。

4年連続の出場で、今回も8強入りすることが出来ました。

過去3年は、4位、4位、準優勝。

こ、今年こそは......と言いたいが、今回の参加者は特にレベルが高い。

元山陽本因坊&元中国本因坊のT田君、大阪のO野さん夫婦、過去に学生碁で活躍していたY田さんも出場されました。


さて、今回のトーナメントは、僕はシード権(前年度ベスト4以上)があるため、2回戦からの出場です。

4位、4位、準優勝ということは、3年連続シードなんだけど、実際に1回戦免除になったのは、これが初めてです。

去年までは、ただの組み合わせシードでしたから。

僕の山には、岡大囲碁部の現エースS平君がいるので、楽ブロックとは言い難かったのですが、対戦することはありませんでした。

S平君の思わぬ敗退で、気が緩んだと言われると、否定できないかもしれない。

昼食後の2回戦は、苦戦しました。




補足:黒13(22の左)、白16(15の右)

2回戦は、読み方がわからないけど、多分、K山さんという方。初対戦。

僕の白番。

右上、黒29までは、たまに見る打ち方。

とりあえず、白30にシマリました。

次の黒31にビックリ!

白32から反撃するものだろうという、固定観念があるのだけど、実戦は、白46まで、あまり白面白いとは思わない。

というか、白44は余計だったかな。

白38で、31の左にハネるのも、黒に右辺開かれて、居直られるのも嫌だしな。

上辺が窮屈になり、下辺白の勢力が消えて、苦戦しました。

碁は、大ヨセで黒のミスが続き、ボロボロになって、白中押し勝ちにこそなりましたが、反省しないといけません。




補足:黒31(30の右)、白44(51)

勝てばベスト8の3回戦は、K澤さんという方。去年は、8強入りされています。
あと、僕が初出場のときに、1回戦で対局した方ですね。

僕の白番。

黒23の後、単に三々を考えたのですが、工夫を感じないので、白24、黒25を交換して、三々入りしました。

もしかしたら、余計な工夫で、策に溺れてるかもしれませんが(笑)。

白が66と出たときに、黒67とオサえるとは思わなかった。

左辺で白が楽をした上に、地も大きいので、僕としては負けない碁だと思って打ちました。

中央を、87、91と分断されてきたときは、冷や汗をかきましたが、あとはほぼ完勝でしょうか。

最後は、盤面大差で、更に下辺黒が潰れてしまい、白中押し勝ちとなりました。


ベスト8は、岡山5、大阪2、広島1となりました。

他県からの刺客のようになっていて、毎年申し訳なく思うのですが、来週も頑張らせていただきます><





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第7回宮島本因坊戦

2017年02月05日 21時04分29秒 | 棋譜
今日は、宮島本因坊戦でした。

4年連続の出場です。
いつものように、東広島のF島さん、M田さんと共に、宮島へ行きました。

結果から言いますと、3人揃って初戦は突破したものの、2回戦で撃沈。

去年は準優勝した大会でしたから、不完全燃焼でしたね。





補足:黒13(28の上)、黒63(60の左)

2回戦で負けた碁です。
A富さんと。黒番。

左辺、左下の打ち方がマズく、黒は兄弟喧嘩のような碁形だ。

それでも、黒61からの反撃で、右辺で得して黒打ちやすくなったはずだ。

ただ、黒83はいけない。
白84と、耳に打たれると、雰囲気が悪い。

あと、85、86の交換も余計だ。
黒の薄みの足しになっていない。

それでも、実戦の最中は良いつもりで打っていました。

黒93、99、121と打てれば、下辺を白に打たれても、残しているつもりだった。

ですが、実際は微妙だった。

例によって、持ち時間(40分)がギリギリになり、ヨセられたのもありますが、まさか並べて盤面ジゴだとは思いませんでした。

つまり、まだまだ弱いということなのでしょう。

A富さんに、またも負かされた。
去年の朝日アマ県大会準々決勝では、持ち時間が長い(60分)こともあって、半目逃げ切りましたが、宮島ではいつもこんな感じで負けてるな。

気を取り直して、来週の山陽本因坊戦の初日を頑張ろうと思います。
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勝勢(多分)だけど、盤面広いとき

2017年02月01日 15時45分14秒 | 囲碁
今日の夜から、夜勤です。
しかも、久々の朝までの夜勤。(深夜までの準夜勤と、朝までの夜勤を一週間ごとに繰り返します)

昨日までは日勤だったので、朝~夕方までは自由なのもあり、幽玄で2局ほど打ちました。

2勝しましたが、2局目はかなり危なかった。




2局目の碁です。僕の黒番。

上辺は、部分的には白無条件死。
そして、左辺はフリカワリでした。

それらを考えると、黒は優勢、いや、勝勢だと思います。
た、多分だけどな!

しかし、勝勢を意識しつつも、次にどう打てばいいか悩ましかった。
盤面が、まだまだ広い碁だからな。

こういう碁は、負けまで緩んだりすることがある。




実戦は、上辺の僅かな味の悪さや利きも守る意味も込めて、控え目に中央を囲いました。

これで良かったのだろうか?

あるいは、下辺を割ったり、右下肩ツキとかのほうが良かっただろうか?

わからない。僕は弱いから。

実戦は、白に中央頑張られて焦ることになり、大慌てで下辺に入りシノギにいきました(笑)。

そのシノギも危うかったのですが、かろうじて生きて、ようやく勝利を確信。7目半残りました。
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