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SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

見事に潰れる

2016年08月30日 12時31分17秒 | 級位者向け


成長著しい、とある級位者の方との9子局。

右上と右下がフリカワリになった後の、左上の局面。

黒20が打てれば、もはや9子局は無理だろう。

黒26は、39のほうが厳しそうだけど、しかし冷静だ。

上辺白は、ぶっちゃけ潰れの危機なのだけど、9子という手合い上、まあ生きるだろうと思っていた。

しかし、実戦は、見事な潰れ(笑)。


よし、次からは8子だな。

天元がなくなるだけじゃんと思う人もいるかもしれないけど、これが結構大きいのよ。




見事な9子局

2016年08月02日 12時13分26秒 | 級位者向け
先週から、盆前ということもあって製造数が多くなり、1時間から2時間ほどの残業の毎日です。
以前の部署は、交代勤務だったのでオール定時だったのですが、今は夜勤から日勤への交代がないので、製造量が多ければ残業があります。

定時に慣れると、たかが1、2時間の残業でも、キツイね><

あと、夜勤に慣れると、日勤したくないな(笑)。

囲碁だけのことを考えると日勤のほうが良いのですが、仕事のことを考えると夜勤だわ。

夜勤の翌日に、アマの大会、イベント等があると、行けなかったりするけど、給料とかのメリットも捨てがたいんだよな。


あと、今日は夏季賞与の日でした。

入社1年以上経っているので、今回から満額いただけます。

ただ、例の大手の不祥事の影響もあってか、いつもより下がっていると、社内で通知がありました。

期待せずに、通帳を見てみると......え??これで、いつもより低いの!?

羽振り良すぎだろ^^

皆、いつもどんだけ貰ってたんだw

予想していた「総額」と、実際に振り込まれていた「手取り額」。
後者のほうが、遥かに多かった!!

残業はたいぎーけど、やる気が出て、ブログ更新しちゃったぞ^^


あと、リアルで打った、とある級位者の方との9子局をご紹介します。





今までは、どこかでボロが出て、なんだかんだで碁にしちゃうことばかりだったのですが、今回は碁に出来ませんでした。

完敗でした。

左下は、9子置く人の手筋じゃないですね。

右下は、僕が安易な打ち方をしちゃったのもあるけど、白が下辺に固まって、黒上手い。

左上は、64で黒65なら、ゲームセットですが、これでも十分でしょう。

最後は、81という、どう見てもダメな手を打ち、82から楽に咎められて、流石に投了。

これだけの碁を打たれると、上手としては、悔しいなど感じることはなく、むしろ上達が嬉しいね^^

井目の碁 part2

2014年12月21日 19時38分23秒 | 級位者向け
このカテゴリーでは、1年半ぶりの更新です。
久しぶりに、初心者~級位者向けに井目の碁(9子)を、恐縮ですが解説していきたいと思います。





先日打った9子局です。

黒4は、僕好みです。
僕も、KGS3、4dや幽玄5、6段くらいで打ってた頃(学生時代)は、師匠のI城先生との6子局で、黒4のような手をよく打っていました。

黒8は、僕だと10や13みたいに斜めから分断しますが、黒8もあると思います。
9子の援軍があるのだから、尚更ですね。

実戦のように黒10、白11からAと切断するか、黒13、白B、黒Cと切断するか。
あるいは、盤面全体で黒がシチョウ有利なので、黒11か黒Bのツケコシもあるかも。

どれでも白が打ちにくいのですが、井目という手合い上、黒がそれらを決行するのは難しいかもしれません。

黒12は、さすがの僕も困惑してしまいました。
とりあえず、白13とダメを詰めるのが良いでしょうか?
あ、いかんいかん。僕が技術的な質問する記事じゃなかったな^^

切断以外の手だと、黒Dでさっさと隅で生きられるのが嫌ですね。
そうすると、僕に限らず、上手の方々は長考に沈むのではないでしょうか?(笑)


黒18も黒12に近い手だが、こういう場合、教え上手な講師の人は、どういう風に指摘するものなのでしょうか。
僕は、そこまで深く指摘しませんでした。


前回(1年半前)、書いたことで...

「石が上に向かうように打つ」
「石が繋がるように打つ」
「弱い石が出来ないように打つ」

...と書きました。

黒24は、そういう意味では良いかもしれませんが、多少しつこいような気もします。

この碁形では、疑問手が何度かありながらも、黒はそれなりの形になっています。
そういうときは、盤面の△印の隅の大場に打ってみたい。

△印の中のどこが良いかって?
9子局ですし、もうどこでもいいです!先に打つことが大きいのです。

多子局では、上手に先手で大場に回られて...回られて....回られて...気がつけば大石が潰れてないのに地合いで逆転されてるケースがたくさんあります。

弱い石さえなければ、どんどん隅の大場へ回って、上手を困らせてみましょう^^





2局目も打ちました。

黒6は厳しい手。
黒14は早いだろうけど、下手の心理としては仕方がないか。

1局目の検討で、隅の大場のことをみっちり指摘したこともあり、黒16、18、20と隅の大きいところへ石が進みます。

素晴らしい!

黒22も感じが出ている。27に構えられるほうが、より困っていたでしょうが。

34はAが厳しかったとか、白35で何故守らないとか、36にツグ必要はないとか、そういうところは指摘しませんでした。

ただ、38の手で、何故Aに曲がらないのかは、指摘しました。
遠慮せずに、もっと得をすれば良いのに^^

ちょっと難しかったかもしれませんね。

明らかに1局目より強くなってる手応えだったので、話を難しくしてしまった。反省!



井目の碁

2013年05月07日 20時22分39秒 | 級位者向け
いつも、自分の互先の碁ばかり載せているが、今回は井目(9子)の碁を載せようと思う。
読者の皆様も、高段の方もいれば、初心者・級位者の方だっているでしょう。
僕が上手の立場として、どう打たれたら嫌だとかを、恐縮ながら偉そうに解説しようと思います(笑)。




この対局は、先日のフラワーのアミーゴで、女性の方と井目で打った対局。

井目という手合い上、仕方がないことですが、27手までで手直ししたいポイントがいくつもある。
27手まで、いくらなんでも白が逆転してるわけじゃないが、この左辺の形なら白ペースになっていくだろう。

黒Aのツケでワタリはあるけど、井目の碁で黒が打つのは酷な話かもしれない。





白1の打ち込みには、黒2と中央へ頭を出せば、白はそれだけで困ります。
級位者の心理として、黒2はAのハザマが怖いと思うのなら、Bでも打てるでしょうし、Cでも打てます。

これ、白どうすりゃいいの?(笑)

わざわざ、前譜の10~13のように窮屈に打つ必要はないのです。





この白1のときでも、天元と連絡をすればわかりやすいでしょう。
白はAかBあたりに頑張ってボウシかもしれませんが、黒Cあたりで逃げていくと、僕が上手なら長考に沈むでしょう(笑)。

井目の碁なら、とにかく上に石が行き、弱い石を作らなければ、勝手に勝利が転がり込んでくるものだと思います。




白1と裂かれた場面でも、黒は動揺する必要はありません。
実戦でも打たれた黒2は中々だと思います。ただ、実戦図の黒20に問題があっただけ。
白は上辺に目なんて行ってないので、実戦図の黒20は白に誤魔化しのチャンスを与えた。

黒4と、2の石と連絡しておけば何てことはない。
Aのハザマが怖いというのなら、Bでもいい。

繋がっておけば、左上隅は白に入られても、地だけの問題。
いや、入る前に△印のあたりが薄すぎるので、いかに井目の碁でも白は守るとしたものだろう。

そして、黒に先手が回るというストーリー。
左上守るなり、下辺動くなり、右上攻めるなり、好き勝手やればいいじゃないですか^^

「石が上に向かうように打つ」
「石が繋がるように打つ」
「弱い石が出来ないように打つ」

とりあえず、この3つが大事。
地合いなんて考えなくていいのですよ。これらを守ってれば、勝手に勝てますから。


級位者の方、そしてアミーゴの方々がこの記事を見て、少しでも棋力向上のプラスになったと思っていただけていたら、嬉しいです^^

U木さんやK谷さんやK西君が、井目の碁で狼狽えるところを見てみたいな(笑)。
僕と打つときは、あまりいじめないでくださいね><