SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

3勝賞

2018年10月29日 12時07分27秒 | 棋譜
昨日は、宝酒造杯広島大会へ参加しました。

7年前に、岡山大会の6段戦で優勝したことがありますので、力不足ながら、これからも名人戦で挑み続けようと思います。

僕は早く会場に着くタイプの人間で、指定席とも言える1番の席を着きました。

で、2番目に来たのは、三原のF岡さん。

僕の経験上では、来た順に、1→5→9とか、1→4→5→8とかの順に番号を割り当てると思っていました。

しかし、今回は完全に来た順。

ただし、普段打ってる仲良し2人が同時に受付することもありえるので、そういった場合は分けてもらえるようでした。



補足:黒79(78の上)

というわけで、初戦は三原のF岡さん。
先週の赤旗の県大会では、3連覇を達成されました。

僕の白番。

持ち時間40分の大会ですし、右下はあっさりと打ちました。

黒17は、6の石を挟んでくるかと思いましたが、これでも1局なのでしょう。

左上の定石選択を、F岡さんは後悔されていました。
天頂7で検討したら、ほぼ互角の範囲ではあるのですが、人間的には嫌かもしれませんね。
僕も白持ちたいし。

白48ノゾキは、実戦の53ではなく、54のキリを狙う可能性があるから打ちました。

上辺で成功しましたね。白打ちやすいと思います。
欲言えば、白66で、64の石から二線マガリを考えたいのですが、持ち時間のこともありますし、あっさりと打ちました。

黒75は、非勢を意識していることがわかる一手。

黒95までで、天頂7の白の評価値は66くらいでした。
僕の感覚でも、大体そのくらいだと思います。

ただ、白96が転落の序章でした。

優勢意識もあったのですが、黒からの96ボウシを過大評価していたのです。

白から一番わかりやすい大きいところは、左下97ツメか、一路左まで頑張るか。

現地での検討で、岡山のF井さんに74の右から出ていく手が大きいと言われました。

たしかに、思いのほか大きく、天頂7も同じ手を示しました。

僕の碁ではよくある、「過剰な優勢意識+時間追われ」が仇となり、ヨセで黒地がたくさん出来て、最後は白5目半負け。

地区で敗退した赤旗名人戦の、超間接リベンジはなりませんでした。




2回戦は、若手のT原くん。大阪から来られたようです。
ネットで調べてみると、某強豪大学のOBみたいですね。

僕の白番。最近、白番ばかりですね。

黒37は、41スベリで来るかなと思った。

白50は、77のほうが強い人の手っぽいけど、確実性を選びました。

黒55ツケは、62くらいかなと思った。

黒61は、大きいのですが、62あたりに一手守るのが普通だったと思われます。

実戦は、右辺で黒が潰れたため、白中押し勝ち。
黒としましては、不本意な碁だったように思います。



補足:黒41(38の上)

3回戦は、島根で各種大会の県代表、Y井さんと。

またしても白番です。

白28は、シチョウを考えもせず、流れでアテたのが、最初の後悔。

天頂7は、23の石へ触らずに、16の左上へコスミを示しました。

この碁で1番後悔したのは、白36です。

完全に錯覚でした。
黒39からの二段バネは、37の下からアテ、中央へノビれると思ってたら、ノビた図がハザマが空いてるとは思っていなかったのです。

上辺を黒から押し込められたので、白非勢でしょう。

その後は、頑張りました。

逆転するチャンスも少しあったようにも思えましたが、時間に追われていたのもあり、やはり勝てません。

整地寸前で時間切れしましたが、一応並べました。

白4目半足りませんでした。




4回戦は、最近は山陽本因坊戦にも参加されている、大阪のH部さん。
去年は、赤旗で大阪の代表になっているようですね。

1勝2敗同士ですが、強敵との対局が続きます。

僕の白番。嫌がらせのような白番地獄です。

この碁は、左辺から中央の打ち方が勝敗を決めるように思います。

白70あたりで、天頂7は評価値60付近のようですが、黒71から中央を止められては、僕の思考では黒良しだと思います。

実戦は、中央を破ったので、少し白が打ちやすくなるかなと思いました。

でも、破られない手もあったと思う。
黒77は、一路右に打つかなと思った。

多少薄さもありますが、アマシの碁に持っていくことが出来、白7目半で逃げ切りました。



補足:白16(25)、白18(27)、白26(17の右)、黒51(50の右)

5回戦は、O下さんという方。

ま~た白番です(笑)。赤旗の予選含めると、7戦連続です。

いや、もう黒番白番どうのこうのではなく、準優勝した瀬越杯以来の5戦目で頭がフラフラ。
この碁は良い碁が打てませんでした。

左上は、久々に打つ形なので定石忘れたし、右辺は白50に打ち込むのは、短気すぎるな。

あと、右辺は相手が間違えてるだけで、白の打ち方がおかしい。

黒65が甘いかなと思う。

だって、57の左に切るのが小さいからこそ、大慌てで中央消しに行ったわけだし。

黒が厚いように見えて、白を上回る地をまとめるのが大変な碁になりました。

最終的には、白10目半勝ち。

この最終局は、フラフラな状態という言い訳がなければ、反省だらけの碁です。


というわけで、3勝2敗で、3勝賞をGETしました。

県代表経験者3人を含めての5回戦での3勝は、良い経験になりました。

しかし、黒番布石で奇襲する特訓してきたのに、赤旗でも宝酒造でも、オール白番で全く出番なしなのは笑いますね^^


さて、名人戦は、大阪のM山さんが優勝で、沖縄のU原さんが準優勝。地元広島県からは、東広島のK西くんが3位に入りました。

今回は、地元の強豪が少なかったように思いました。
Y方さん、Y本くん、S茂くんなどの、広島県の本命クラスの選手は出ていませんでしたし。

しかも、僕とF岡さんと、ベテランのN浜さんは、序盤で優勝戦線離脱しましたので、K西くんだけが奮闘しましたね。


これで、今年のアマ大会への出場は、多分終わりです。

スタートの1月は、シルバーコレクションに悲観していましたが、今にして思えば、実力不相応な悩みでしたね。

来シーズンは、意識改革をしようかな。
碁の技術が上がるのが、1番手っ取り早いとは思うのですが。今の棋力と年齢からいうと、簡単ではないので。

準優勝でも、元々弱いのだからガッカリしすぎない。

楽して勝とうとしすぎない。今年の敗戦の碁は、これが多かった。

健康診断で、メタボ予備軍と診断されたので、ストレスのかかりすぎない程度に、運動と食事制限をする。
ま、仕事自体が、キツイ運動ではあるのですがね。
碁に良い影響が出るのなら、運動や食事制限だってするさ!


また来年、県代表目指して頑張ります!
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ゆっくり

2018年10月14日 18時36分12秒 | 囲碁
今日は、赤旗の地区予選。
去年同様、東広島地区で出場しました。

囲碁A級は、寂しいですが、3名の参加。
僕と、東広島のM川さんと、台風で中止になった西部地区(廿日市)から来た小学生のK野君。

3人で1枠の県大会の切符を争います。

残念ながら、1局目でM川さんに敗れました。3目半負け。

2局目は、K野君に快勝。15目半勝ち。

野狐の7段戦では白番が不調なので、黒番が欲しかったんですが、2局とも白番になりました。

とはいえ、自分らしい白番の碁(ゆっくりコミをかけていく感じ)は打ててたとは思います。

しかし、1局目はそこまで優勢じゃないのに、中央の黒地を軽視しすぎて、ゆっくりゆっくりと負けのヨセを打ってしまいました。

ま、仕方がありません。実力でしょう。

3回戦は手空き。
K野君が勝てば、プレーオフでしたが......願いは叶わず><

2位で地区予選敗退しました。

一応、過去には敗退した数日後に、代表者の辞退で、県大会に繰り上げ出場できたこともありますが、そういうのは期待するべきことじゃありません。

勿論、そういう話が出れば、100%出ますがね!


多分、県大会は6人でやるのかな。

予想は、F岡さんの3連覇だけど、江田島のT島君は勢いがあるし、同じ呉地区としても頑張ってほしいところだ。
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