今日は宮島本因坊戦でした。
コロナ禍のときの中止を除けば10年くらい出続けてる大会です。
去年は3位でした。
もっと前には準優勝を経験しています。
なので、そろそろ優勝が欲しいところですね。

まず、くじで成功した気がします。
1番左の1回戦シードを獲得。
しかも、右の山にA達くん、M内くん、T峰さん、A富さんなどの優勝候補が固まりました。
2回戦は、M宅さんと。去年も当たりました。
僕の黒番。
地で先行しましたが、白も厚く、そこまで好感触な碁ではありませんでした。
しかし、大ヨセ、小ヨセでヨセまくって、大差の碁になりました。
黒中押し勝ち。
準々決勝は、H田さんと。
僕の白番。
じっくり打たれると自信のない碁でしたが、黒が地を損する打ち回しをされて、形勢が白に傾きました。
最後は盤面でも大差でした。
白時間切れ勝ち。
準決勝進出です。
ベスト4は、sssuuu、Y本くん、A達くん、M内くんです。
僕以外は、高校1年、2年、大学3年なので、39歳の僕はダントツで「おじいちゃん」ですね(笑)。
個人的には、天敵のA富さんが敗退されてるので、優勝を狙う大チャンスです。
相性って、囲碁でも結構出ます。
自分に勝ち越してる人が、自分に負け越してる人に意外にもよく負けるとか。
呉地区予選があった時代も、僕はI黒さんに相性が良かったですが、I黒さんに中々勝てなかったK畑さんには分が悪かったということがありました。

補足:黒5(16の上)、白68(67の下)
準決勝は、廿日市のY本くん。
公式戦では初対局です。
僕の白番でした。
右上は定石とは違ってそうだが、左上26に打てるなら、まずまずの展開かな?
黒31、33は少し固いか?
黒43は、左下詰められるほうが嫌だった。
白48みたいな手は、やめたほうがいいか?
帰宅後に、AIの候補手には無かった。
白90は、中央の荒らしや、右辺の打ち込みや値切りなどを狙った手。
しかし、AIの評価は低いようだった。
黒が致命的だったのは、黒91、93、95と打って、左辺が荒れる原因を作ったことでしょう。
黒111で左辺を守れば、まだ打てたかもしれない。
白112から荒らすことになれば大差でしょう。
最後は白14目半勝ちとなりました。

いよいよ決勝戦です。
決勝と3位決定戦は、いつもラウンジで行います。
調べてみると9年ぶりの決勝戦のようです。
そんなに昔なのか......。
そのときは、岡山のF井さんに負けて準優勝でした。

決勝戦は、M内くんと。
高校生の中では県内で1番強いと思われます。
お互いに、この大会では準優勝が最高ですので、どちらが勝っても悲願の初優勝となりますね。
僕の黒番でした。
黒13は、マイペースに右下シマリで打つことも考えました。
黒19は少し重く、一路上に打つべきだったようだ。
白26に、普通に29に受けると下辺守られて不満と感じました。
ここは比較的平和主義の僕でも、黒27と怒ることにしました。
黒35や37では、38や、30の上などで、上方面を止める打ち方をするべきだった。
左下黒は、さすがに潰れはしないでしょうしね。
左下はツラいし、右上もどう打っていいか困った。
「苦戦してる」と思い続けながら打ってましたが、天頂先生にはそんなに悪くないと言われました。
黒57は、68に普通に受けるか迷いました。
何気なく打った黒83は良くなかった。
左上のハネアテを決めて、白に生きてもらった後に83の1路下にカケれば取れてそうだ。

補足:白8(9の上)、白10(11の上)
打ってる最中は、心に余裕が無かったのか、上辺白が危ないことに目が行きませんでした(笑)。
お互いに時間が無い中、右上と右下で大きなフリカワリになりました。
目算してる暇がないけど、さすがに右上のほうが大きそうです。
しかし、ヨセのゴールまでが長い。
打つとこが結構残っていましたが、白が時間切れして、僕の勝ちとなりました。
持ち時間40分切れ負けと短めなのもありますが、デジタル時計だったんですよね。
両方使ったことがある方はわかると思いますが、アナログと違って、デジタルは容赦ないですからね。
僕のほうは、2分くらい残していました。
いつもは、僕が時間に追われて逆転負けすることのほうが多いのですが、逆パターンなんて珍しい。
中国新聞の記者の方には、「ずっと悪かったけど、碁を難しくして持ち時間を使わせる展開になり、運が良かったです。」
と言ったけど、そこまで悲観する碁でも無かったのかもしれない。
まあ、最後のフリカワリは良くないけどね。
というわけで、悲願の初優勝です!
過去の14大会の優勝者は......
S倉くんが3回。
A富さんと広島のK西くんが、それぞれ2回。
Y方さん、N崎さん、Y岡さん、東広島のK西くん、岡山のF井さんが1回。
コロナ禍による大会中止が2回。
錚々たるメンバーに肩を並べることが出来て、とても光栄です。
しかし、地区予選の枠抜けを除いて、大会で優勝するなんて何年ぶりかな?
調べてみたら、8年前の呉アマ本因坊戦以来のようです。
その間、準優勝の大会なら、山陽本因坊戦や瀬越杯や赤旗名人戦県大会でありましたが、優勝は本当に久しぶりです。
この勢いで、3月の中国本因坊戦でも良い結果を残したいところです。
コロナ禍のときの中止を除けば10年くらい出続けてる大会です。
去年は3位でした。
もっと前には準優勝を経験しています。
なので、そろそろ優勝が欲しいところですね。

まず、くじで成功した気がします。
1番左の1回戦シードを獲得。
しかも、右の山にA達くん、M内くん、T峰さん、A富さんなどの優勝候補が固まりました。
2回戦は、M宅さんと。去年も当たりました。
僕の黒番。
地で先行しましたが、白も厚く、そこまで好感触な碁ではありませんでした。
しかし、大ヨセ、小ヨセでヨセまくって、大差の碁になりました。
黒中押し勝ち。
準々決勝は、H田さんと。
僕の白番。
じっくり打たれると自信のない碁でしたが、黒が地を損する打ち回しをされて、形勢が白に傾きました。
最後は盤面でも大差でした。
白時間切れ勝ち。
準決勝進出です。
ベスト4は、sssuuu、Y本くん、A達くん、M内くんです。
僕以外は、高校1年、2年、大学3年なので、39歳の僕はダントツで「おじいちゃん」ですね(笑)。
個人的には、天敵のA富さんが敗退されてるので、優勝を狙う大チャンスです。
相性って、囲碁でも結構出ます。
自分に勝ち越してる人が、自分に負け越してる人に意外にもよく負けるとか。
呉地区予選があった時代も、僕はI黒さんに相性が良かったですが、I黒さんに中々勝てなかったK畑さんには分が悪かったということがありました。

補足:黒5(16の上)、白68(67の下)
準決勝は、廿日市のY本くん。
公式戦では初対局です。
僕の白番でした。
右上は定石とは違ってそうだが、左上26に打てるなら、まずまずの展開かな?
黒31、33は少し固いか?
黒43は、左下詰められるほうが嫌だった。
白48みたいな手は、やめたほうがいいか?
帰宅後に、AIの候補手には無かった。
白90は、中央の荒らしや、右辺の打ち込みや値切りなどを狙った手。
しかし、AIの評価は低いようだった。
黒が致命的だったのは、黒91、93、95と打って、左辺が荒れる原因を作ったことでしょう。
黒111で左辺を守れば、まだ打てたかもしれない。
白112から荒らすことになれば大差でしょう。
最後は白14目半勝ちとなりました。

いよいよ決勝戦です。
決勝と3位決定戦は、いつもラウンジで行います。
調べてみると9年ぶりの決勝戦のようです。
そんなに昔なのか......。
そのときは、岡山のF井さんに負けて準優勝でした。

決勝戦は、M内くんと。
高校生の中では県内で1番強いと思われます。
お互いに、この大会では準優勝が最高ですので、どちらが勝っても悲願の初優勝となりますね。
僕の黒番でした。
黒13は、マイペースに右下シマリで打つことも考えました。
黒19は少し重く、一路上に打つべきだったようだ。
白26に、普通に29に受けると下辺守られて不満と感じました。
ここは比較的平和主義の僕でも、黒27と怒ることにしました。
黒35や37では、38や、30の上などで、上方面を止める打ち方をするべきだった。
左下黒は、さすがに潰れはしないでしょうしね。
左下はツラいし、右上もどう打っていいか困った。
「苦戦してる」と思い続けながら打ってましたが、天頂先生にはそんなに悪くないと言われました。
黒57は、68に普通に受けるか迷いました。
何気なく打った黒83は良くなかった。
左上のハネアテを決めて、白に生きてもらった後に83の1路下にカケれば取れてそうだ。

補足:白8(9の上)、白10(11の上)
打ってる最中は、心に余裕が無かったのか、上辺白が危ないことに目が行きませんでした(笑)。
お互いに時間が無い中、右上と右下で大きなフリカワリになりました。
目算してる暇がないけど、さすがに右上のほうが大きそうです。
しかし、ヨセのゴールまでが長い。
打つとこが結構残っていましたが、白が時間切れして、僕の勝ちとなりました。
持ち時間40分切れ負けと短めなのもありますが、デジタル時計だったんですよね。
両方使ったことがある方はわかると思いますが、アナログと違って、デジタルは容赦ないですからね。
僕のほうは、2分くらい残していました。
いつもは、僕が時間に追われて逆転負けすることのほうが多いのですが、逆パターンなんて珍しい。
中国新聞の記者の方には、「ずっと悪かったけど、碁を難しくして持ち時間を使わせる展開になり、運が良かったです。」
と言ったけど、そこまで悲観する碁でも無かったのかもしれない。
まあ、最後のフリカワリは良くないけどね。
というわけで、悲願の初優勝です!
過去の14大会の優勝者は......
S倉くんが3回。
A富さんと広島のK西くんが、それぞれ2回。
Y方さん、N崎さん、Y岡さん、東広島のK西くん、岡山のF井さんが1回。
コロナ禍による大会中止が2回。
錚々たるメンバーに肩を並べることが出来て、とても光栄です。
しかし、地区予選の枠抜けを除いて、大会で優勝するなんて何年ぶりかな?
調べてみたら、8年前の呉アマ本因坊戦以来のようです。
その間、準優勝の大会なら、山陽本因坊戦や瀬越杯や赤旗名人戦県大会でありましたが、優勝は本当に久しぶりです。
この勢いで、3月の中国本因坊戦でも良い結果を残したいところです。