今日は、夜勤明けでキツかったですが、呉アマ本因坊戦へ出場してきました。
大雪の影響もあり、参加者は、初出場の人が何人かいたのにも関わらず、15名止まりでした。
共に優勝候補であるI黒さんが不出場だったのは、ビックリというか、寂しいというか。
ま、こういうときもありますよ。
1回戦は、自分でもビックリの強運を発揮しました。
H原さんとの対局。
僕自身は負けたことのない相手ですが、去年の中国本因坊戦は、何気に県ベスト4に入っていますし、侮れません。
僕の黒番で、白を出し抜きにいったつもりが、つまらない進行になり、悪い碁になってしまいました。
大差じゃないながらも、コミがかりで悪く、「やはり夜勤明けだしこんなもんか.....はあ、1回戦負けか.....」だなんて思ってたら、白にポカが出ました。
細かくなって、整地へ。
数えてたわけじゃないのですが、細かい碁で白が最後にダメを詰めたので、半目残したかなと思いました。
大正解で、黒半目勝ち!
実は、強運はそこ以外にもあるのです。
細かい勝負の終盤で、僕の時計が落ちそうなのです。
今だから書かせていただきますが、やけに時計の進みが早い気がしていたのです。すぐ打っているはずなのに。
横で見てたI中さんが、「sssuuu君の時計、押してるのに動いてますね。」と言われて見てみると、た、確かに動いている。
止めようとしても、両方の時計が動く(笑)。対局の最中に、壊れたのだろうか。
同じく横で見ていた、審判長のI城先生の指示で、別の時計で、持ち時間を少し復活させていただき、半目勝負を打ち切ることが出来ました!
もはや、強運というか、奇跡のような1回戦でした。
しかし、I中さんの一言が無ければ、普通に時間切れ負けして、「元々僕の悪い碁でしたし、仕方ありませんね。」と、何も知らず納得して負けを受け入れていたかもしれません。
今度からは、そこらへんも気をつけよう!
2回戦は、K床さんと。
普段の手合いは、2子か3子の方。
しかし、一発勝負はわかりません。
僕の黒番で、中盤戦で白の頑張りを許してしまい、細かい碁だったのです。
ただ、ヨセで元々の棋力差が出て、最終的には黒20目半勝ちとなりました。
準決勝進出です。
補足:黒65(66の下)、白78(85)
準決勝は、安浦のO谷さんとの対局です。
I黒さんが欠場していますので、今回の大会では、最も実績がある方です。
ここからは、棋譜付きで。
僕の黒番。
黒47までは、不満はありませんでした。
白54からの打ち方は、僕はありがたかった。
黒71にツケに、72ハネ出しから、黒75に回れたのは大きかった。
白は82と一子抜いても、まだ不安定。
実戦は、うっかり白が96と打ってしまったがために、右上が潰れて、黒中押し勝ちとなりました。
白98で、84の上に打てば無条件死にはなりませんが、どのみちそんな碁になってはいけないでしょう。
あと、僕は、黒89でどう打てばいいかわからなかったので、局後、I城先生に見ていただきました。
10の二路左に打ち、左辺の大きなマガリを見る打ち方が面白いようだ。なるほど。
あと、投了の原因になった白96も、10の左にツケとか打たれたら、どうするつもりなのだろうと、先生は疑問を持たれていた。
いよいよ決勝戦です。
もう片方の準決勝は、K畑さんだろうと思っていたら、負けていた。
K畑さんの実力で、この大会の優勝が一度もないのは不思議です。
呉地区予選の2枠入りは、常連さんなのに。
決勝は、広大囲碁部の三本柱の一角、T中君との一戦です。
呉VS東広島です。
ここだけの話ですが、この大会の決勝で呉市民以外と打つのは、結構プレッシャーなんですよ(笑)。
江田島と東広島は「呉地方」と言えますから、そんなに卑屈にならなくてもいいとは思っているのですが。
さあ、実戦。
僕の黒番。4局とも黒番になりましたね。
序盤右下のワカレは、勉強不足もあって、よくわかりません。
ただ、黒45、51は稼ぎすぎだった。
いくらなんでも、下辺が酷い。
ただ、白も56、58が安易でした。
下辺は大きいけど、左下を黒地化するのも中々です。
右辺に寄り付きを残しつつ、黒77が、値切り目的ですが、勝負手!
白78が気弱で、黒81で、黒が面白くなってきました。
この碁は、中国新聞セレクトでも掲載されるので、このくらいにしておきます。
黒9目半勝ちとなりました^^
というわけで、2年連続3度目の優勝となりました。
1回戦で奇跡があったとはいえ、夜勤明けで優勝が出来るとは思いませんでしたよ。
さて、明日から1年半ぶりの日勤が始まりますし、そろそろ気分良く寝ることにします^^
大雪の影響もあり、参加者は、初出場の人が何人かいたのにも関わらず、15名止まりでした。
共に優勝候補であるI黒さんが不出場だったのは、ビックリというか、寂しいというか。
ま、こういうときもありますよ。
1回戦は、自分でもビックリの強運を発揮しました。
H原さんとの対局。
僕自身は負けたことのない相手ですが、去年の中国本因坊戦は、何気に県ベスト4に入っていますし、侮れません。
僕の黒番で、白を出し抜きにいったつもりが、つまらない進行になり、悪い碁になってしまいました。
大差じゃないながらも、コミがかりで悪く、「やはり夜勤明けだしこんなもんか.....はあ、1回戦負けか.....」だなんて思ってたら、白にポカが出ました。
細かくなって、整地へ。
数えてたわけじゃないのですが、細かい碁で白が最後にダメを詰めたので、半目残したかなと思いました。
大正解で、黒半目勝ち!
実は、強運はそこ以外にもあるのです。
細かい勝負の終盤で、僕の時計が落ちそうなのです。
今だから書かせていただきますが、やけに時計の進みが早い気がしていたのです。すぐ打っているはずなのに。
横で見てたI中さんが、「sssuuu君の時計、押してるのに動いてますね。」と言われて見てみると、た、確かに動いている。
止めようとしても、両方の時計が動く(笑)。対局の最中に、壊れたのだろうか。
同じく横で見ていた、審判長のI城先生の指示で、別の時計で、持ち時間を少し復活させていただき、半目勝負を打ち切ることが出来ました!
もはや、強運というか、奇跡のような1回戦でした。
しかし、I中さんの一言が無ければ、普通に時間切れ負けして、「元々僕の悪い碁でしたし、仕方ありませんね。」と、何も知らず納得して負けを受け入れていたかもしれません。
今度からは、そこらへんも気をつけよう!
2回戦は、K床さんと。
普段の手合いは、2子か3子の方。
しかし、一発勝負はわかりません。
僕の黒番で、中盤戦で白の頑張りを許してしまい、細かい碁だったのです。
ただ、ヨセで元々の棋力差が出て、最終的には黒20目半勝ちとなりました。
準決勝進出です。
補足:黒65(66の下)、白78(85)
準決勝は、安浦のO谷さんとの対局です。
I黒さんが欠場していますので、今回の大会では、最も実績がある方です。
ここからは、棋譜付きで。
僕の黒番。
黒47までは、不満はありませんでした。
白54からの打ち方は、僕はありがたかった。
黒71にツケに、72ハネ出しから、黒75に回れたのは大きかった。
白は82と一子抜いても、まだ不安定。
実戦は、うっかり白が96と打ってしまったがために、右上が潰れて、黒中押し勝ちとなりました。
白98で、84の上に打てば無条件死にはなりませんが、どのみちそんな碁になってはいけないでしょう。
あと、僕は、黒89でどう打てばいいかわからなかったので、局後、I城先生に見ていただきました。
10の二路左に打ち、左辺の大きなマガリを見る打ち方が面白いようだ。なるほど。
あと、投了の原因になった白96も、10の左にツケとか打たれたら、どうするつもりなのだろうと、先生は疑問を持たれていた。
いよいよ決勝戦です。
もう片方の準決勝は、K畑さんだろうと思っていたら、負けていた。
K畑さんの実力で、この大会の優勝が一度もないのは不思議です。
呉地区予選の2枠入りは、常連さんなのに。
決勝は、広大囲碁部の三本柱の一角、T中君との一戦です。
呉VS東広島です。
ここだけの話ですが、この大会の決勝で呉市民以外と打つのは、結構プレッシャーなんですよ(笑)。
江田島と東広島は「呉地方」と言えますから、そんなに卑屈にならなくてもいいとは思っているのですが。
さあ、実戦。
僕の黒番。4局とも黒番になりましたね。
序盤右下のワカレは、勉強不足もあって、よくわかりません。
ただ、黒45、51は稼ぎすぎだった。
いくらなんでも、下辺が酷い。
ただ、白も56、58が安易でした。
下辺は大きいけど、左下を黒地化するのも中々です。
右辺に寄り付きを残しつつ、黒77が、値切り目的ですが、勝負手!
白78が気弱で、黒81で、黒が面白くなってきました。
この碁は、中国新聞セレクトでも掲載されるので、このくらいにしておきます。
黒9目半勝ちとなりました^^
というわけで、2年連続3度目の優勝となりました。
1回戦で奇跡があったとはいえ、夜勤明けで優勝が出来るとは思いませんでしたよ。
さて、明日から1年半ぶりの日勤が始まりますし、そろそろ気分良く寝ることにします^^