SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

成長

2024年02月18日 21時30分01秒 | 棋譜
今日は、広大囲碁部の方々と囲碁クラブ千代田で対局しました。
僕のようなおじさんを呼んでいただけるなんて、嬉しい限りでございます。

4名で集まる予定でしたが、1名欠席となったため、僕がそれぞれ1局ずつ打つことになりました。




1局目は、今年の女流アマ県2位のT肥さんと。
互先で僕の白番。

ゆっくりした立ち上がりとなりました。
黑3は、10なら普通ですが、白に47ツメられるのを嫌ったのかな。
まあでも、白4を許しても互角でしょう。
しかし、黒5から打って、黑11で後手を引いたのが不満だ。
白12は、黒から打つのと全然違うからね。

黑17は、ワリツギ(16の下)のほうが良い気がする。
僕も、白26はカタツギ(24の下)のほうが良かったかな?

黑35のノゾキが来るということは、39で45ボウシで来るのかなと思っていた。
AIの評価値が落ちたのは、43、44を交換したあとの45の生ノゾキ。
打つなら、単に45でしょうね。

白ペースで碁は進みました。最後は時間切れで白の勝ち。
黑に疑問手が多い感はありますが、不思議と盤面で五分、もしくは少し白か?くらいの碁でした。

つまり、棋力そのものが上がってるということでしょう。
置き碁は卒業の棋力ですね。

素晴らしい成長です。
僕が負かされる日も、そう遠くはないでしょう。




2局目は、F原くん。
T田くんが卒業なので、次期エースです。
互先で僕の白番。

黑2のときに、白7に打つ選択肢がありましたが、白3に受けてしまいました。
白7ツケコシから戦いに。
黑14は、本来は白26のワリツギがあるので、黒は26が正着らしい。
しかし、僕の本能がワリツギを拒否してしまった。

白31を打つのに長考しました。
黑が受けてくれるかわからないからです。
しかし、32とツギを打ったので、白33へ。
黑は34から逃げたのが良くなかったようです。




白2と黒3をあっさり交換するのは良くなかったかも。

敗着は、白24でしょうね。
そこで評価値が逆転したらしいです。

右下に開くなり、中央逃げ出すなり、そういう手を打たないといけませんね。

最後は時間に追われてミスして、中押し負けとなりました。

負けは負けですが、とても勉強になりました。
何年も頭打ちが続いていますが、まだ強くなれる気がする対局だったと思います。
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2024/2/11 研究会

2024年02月11日 22時14分18秒 | 棋譜
今日は2月の研究会でした。
8名の参加です。

いきなり初戦からI城先生との対局となりました。
先生と当たるの、結構久しぶりな気がしますね。




2子逆コミ4目で教えていただきました。

黑34は、右上54に守るのが普通でしょうか。
まあでも、実戦の最中は34に打ちたくなる。

白83を許しても順調な2子の碁だと思ってましたが、左辺白地では細かくなってしまう。
黑84では、左辺95付近に先行したほうが良かったかも。
白から84や88が気になって、黒84に打ったんですが、堅かったかもしれない。

ヨセになってから実力差が出て、最後は白が盤10。逆コミが届かなくなりました。


敗者戦へ回ります。
敗者1回戦はBさんと。2子逆コミ5目です。
序盤で、黒がミスして互先に近い碁になりました。
途中危ない場面がありましたが、最後は白が盤面8目残しました。




敗者決勝は、広島のS田さんと。
僕の白番でコミ4目の手合いです。

左下の定石ですが、打つの久しぶりですね~。
黑3では、4ワリコミの方が嫌でした。

白44、46の後、黒に油断がありました。
白64、66を見損じてたようです。

白74までになれば、黒は勝てないと思われます。
最後は、白が盤面で9目残しました。


敢闘賞獲得です。
ここ半年の研究会で、6回中5回が敢闘賞です。
つまり、1回戦で負けて、その後全勝ばかりです(笑)。
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オーバーワークな3子局

2024年02月04日 12時26分32秒 | 棋譜
普段の呉支部の研究会では点数制なのもあり、どちらかが無理気味な手合いは基本的にはありません。
しかし、他県の囲碁仲間との研究会(僕はネットのみ)は、1番手直りのため、そうなる場合もあります。

今日は、3子局を紹介します。
呉支部の研究会でも3子の方はいますが、大体妥当な手合いです。
昨日野狐で対局した方は、6~7段レベルの方なので、7~8段の僕からすると3子はオーバーワークです。
2子でも簡単な手合いじゃありません。



補足:黒48(25の下)

白9は、14が普通でしょうね。
分かってて9を選択しました。
3子局で、黒に下辺開かれつつ、カド(1の右下)に打たれたりすると面倒かなと感じたので。

黑14から白19の変化は、少し白が楽しただろうか。
白21、黒22の交換は迷いました。
しないほうがいいかもしれません。
白25カカリよりも、先に27カカリからのほうが良かったかな?
白37~黒42は、白の損が大きいので苦肉の策でした。

白47はオーバーワーク感あるけど、仕方がない。
黑56で、白にピッタリな手がないので、白57へ打ち、相手任せに。
黑58でも白59と稼ぎ、これも相手任せに。
黑60で、白はとりあえず死んだふり。

僕が上手として後悔したのは、左下61から簡単に定石通り打ったこと。
左辺割るか、カカリあたりのほうが幾分マギレがあるような気がします。
どちらにせよ黒が良いけど、難しくしないといけないのに簡単にしてしまった。

白75からコウにして、黒のミスもあり楽に生還しましたが、左辺が大きくまとまりました。
最終的には、中央で一か八かを狙って、白が潰れて黒中押し勝ちでした。

棋力的には3子はオーバーワークですが、こういう碁も勉強になります。
普段の互先、向先、定先だと、手堅い手が多く、細かいヨセ勝負が多いのが僕の棋風です。
今回のような棋力差よりも厳しい手合いだと、そんな手は打っていられません。
もしかしたら、こういう経験こそレベルアップに必要なのかもしれない。
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