長い競泳人生が終わりました。
本当はまだこれからの選手ですが、自分で決めた人生ですから悔いはないでしょうね。
東アジア大会、ユニバーシアード、世界選手権など日の丸を背負って戦った試合の数々。
中京大を背負って戦ったインカレ。
岐阜の声援を受けて戦った国体。
その全てが素敵な想い出となったのではないかな。
こういえば聞こえは良いでしょうが、その実、菜月のレベルが上がるほど苦しみが増えていったのも分かっていました。
辛さや苦しさが増え、諦めたくなったでしょうね。
この国体前も肩が痛くなって、100mは思う様に泳げなかったですからね。
しかし最後の最後に、今まで経験した事が菜月を救ってくれました。
「肩が痛くて辛い」で終わってたら今回の50mの成績はなかったと思います。
「肩が痛くて辛いから、何を自分がすべきか。」を考え実践してきたからこそ、最後にそれが活きたのです。
「100mの結果が悪い」だけで終わっていては、ダメだったのです。
それを「どうリカバリーするか?今何をすべきか?」を考える力が養われていたからこその今回の成績がとれたのです。
菜月からたくさん学びました。
それを活かしてまた中京大のレベルが上がる事で菜月への恩返しにしたいと思います。
最後のレースで菜月の涙が悔し涙から嬉し涙で終われた事で全てが報われたね。
お疲れ様。