警報狂想曲

梅雨空が恨めしい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか

さて、どこの学校でも決まっている「気象警報発令時」のお話です。

うちの子ども達が通っている小学校では、兵庫県全域・兵庫県南部・或いは阪神地区に気象警報が発令された場合に自宅待機となっていました。




ところが、今年の6月1日より市町ごとに発令されるようになったことに伴い、兵庫県神戸市に気象警報が発令されたときのみ自宅待機となったんです。


たしか、小さい紙でお便りが来てたなぁ～、読んですぐポイしちゃったけど




今朝、起きてを付けると、阪神地区に大雨・洪水警報が出てました

でも、ＰＴＡの委員会でも聞いてたし、お便りも来てたのは覚えてた私は、いつもどおりの朝を過ごしてたワケでございます。仕事行く人間は関係ないしね




やがて起きてきた息子が

「おっしゃぁぁぁぁ警報出てるぅぅぅぅぅぅ」

見ると、テレビ画面には日本地図が映し出され、警報が出ている都道府県に色が付いていたのです※全国ネットのニュース番組よ（笑）

「あかんねん、今日は学校やで」
「何で？」
「神戸市に出てへんから」
「何でやねん！兵庫県の中に神戸市があんねんやろ？兵庫県に色が付いてんのに、何で神戸市は休まれへんねん」

何だかよく分からない理屈をこねて怒りだした息子をなだめ、寝ぼけまなこの娘とともに朝食を食べさせました。

その時、息子の友達、Ｋ君のママからお電話が。

「今日って警報出てるからお休み？」
「いや、神戸市に出てへんから学校やと思う」
「そうなん？」
「うん…多分」

何だか、急に自信がなくなってきちゃいました。

無理もありません。「兵庫県神戸市」という表記をまだ1回も見たことがないのですから


「けろろさんも仕事やろ？あたしもう出なあかんから、じゃぁＫもう学校行かすわな」
「えぇっっ?!…う…うん…」





家の前の坂道を、先生達が何人か出勤していました。

「ほらぁ、やっぱり学校やで。先生ら行きようもん」
「それは、先生ら会議したり、みんなの家電話したりする為やろ」

どうやったらここまで自分の都合のいいように考えられるんやろ




総務役員のＫさんから、メールが来ました。

「本日予定していたＰＴＡのセミナーは、警報の為検討中です（阪神は神戸市も含まれるそうです）」


何だってぇぇぇぇっっ?!

あたし、Ｋ君ママにいい加減な返事してしもたやないの

同時に副会長Ｓさんからお電話。

「あのさぁ、神戸市に出たときだけって言ってたやんなぁ？」
「うん、そうやねんけど、校長先生が「警報出てるからセミナー中止」って勝手に言ってしもてんねん。今教育委員会に確認中」
「え？じゃぁ、子どもらは？」
「それは…ご家庭の判断に任せます（笑）」


何じゃそりゃ




「なぁ、行くん？休むん？どっち？」息子がイラついている（笑）

通常登校時刻は、刻一刻と迫っている

これはもう、学校に電話するしかないのか…



その時、副会長Ｓさんから再び電話が

「今日は子ども達学校なんで登校させて下さい」




こうして、子ども達はシケた面しながら登校して行ったのでしたぁ～



職場に行くと、マイミクSenkoちゃんの息子君の学校は休校。

神戸市内の学校はみぃんなまちまちだったようです。

先生方も混乱してるみたいですね




おまけ

バタバタしているさなか、アッパ君が帰ってきました。

「どないしたん？」
「帰ってきた」
「？何で？」
「え？雨やから」

お前は警報関係ないやろがっっ




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