オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

つるしあげ?

2010年10月24日 22時14分26秒 | オンマの話
数日前、自治会長さんから電話がありました。

「週末の理事会ではっぴのことが議題にあがるので、説明にきてほしい」とのことでした。

はっぴは年に2回、春のこうべまつりと秋の敬老会で子ども達が着るもので、各地区の子ども会が保管しているのですが、何故かうちの地区のはっぴはO町から借りていたものが多数あり、それを返却するとほとんど残りません。

で、今年の春の自治会総会の時、子ども会の副会長をしているKさんが班長も回って来たらしく参加するので

「はっぴの購入の援助もらえるように頼んでみるよ

と何とも頼もしい言葉をくれたのでした



決算書と見積もり、その他もろもろの書類とはっぴを抱え、いざ集会所へ出陣!

「では、子ども会の会長さんにお越しいただきましたので、具体的な説明をお願いします」

頭が真っ白になりながらも会長・副会長・理事の合計10名ほどの前で慌ただしく準備したプレゼン開始

終ると、矢継ぎ早に尋問が

「自治会から毎年4万円の助成金を渡してますが、それでは無理なの?」
「保護者がお金を出さないのに、安易に自治会に頼むのはどうかと思う」
「区には助成金の申請はしていないの?」
「何で分からないなんてことがあるの?いくら会長が1年交代やって言っても、ちゃんとそういう引き継ぎはしてるのが常識でしょ?」

「いや、保護者が出すのは筋が違うでしょう。だって、子ど会は自治会の傘下団体やからね」
「それやったら同じ傘下団体である老人会からは文句出ませんか?」
「ほんでも自治会や老人会の旅行行くとかでも助成金出してるのに、子ども会だけ出さへんってどないなんですか?」
「子ども会もこれ見たら結構お金持ってますやん」

白熱した議論はかなりの間続きました。

もうええわっっ!!自分らで買えばいいんでしょっ!!

喉まで出かかったその時、流れが変わりました

「個人的な意見ですが、子ども達の方にこそ援助をしてあげたいと思うんですよ。はっぴ着てる元気な姿見たいしね」

「それにこの話、春に出たじゃないですか。もうこんなにひっぱって、来年のこうべまつりに間に合わへんかったらそれこそ子ども達がかわいそうでしょ。はっきりしたげんと」

一番決算書を見て重箱の隅をつつくようにチクチク言っていた、会計の方でした

この会計の方の鶴の一声で多数決になり、結果的に半額援助してもらえることになりました


「ありがとうございました」
「その代わり、区の助成金の申請しているかどうか」
「はい、すぐに確認します!」


いやぁ、よかったよかった

しかし、あぁいう場所はできればもう遠慮したいです…




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