オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

長い長~い1週間のお話。①

2012年04月14日 23時58分31秒 | 息子の話
アッパ君の入院でバタバタしている中、息子の入学式がありました。

知る人ぞ知る、「良い子(山口良一)色」の制服



テンションだだ下がりの息子に

「大丈夫、3日も見たら慣れるって

と自分に言い聞かせながら決死のフォロー(笑)




小学校より少し遠くなった坂道を意気揚々と歩く息子の後ろを、息を切らして歩く私。

学校に着くと、既にクラス分けが貼り出されていました。

う~む。うまいっっ!!いろんな意味で、ちゃぁんと満遍なく分かれてる!

そんな中、息子は、1組になりました。




「泣き虫のけろろ、入学式でも泣くんやろうなぁ」

いろんな人に言われましたが、まさか、まさかの…期待を裏切ってしまいすいません

居眠りこきました午後からなんかあかんて!




さて、式も終わり、自分の組に戻って初のHR

1組は新任の男教師、2組は若い女教師、3組はおばちゃん教師。

同じクラスになったFさんと

「当たりやな」

「酸いも甘いも教えてやらなあかんやん

と言っていたのも束の間、

「ええかー!先生はなぁ、『一生懸命』っていう言葉が大好きや!

勉強でもええ、部活でもええ。何でも一生懸命やれ!

自分が一生懸命になれんかっても、一生懸命やってる奴のことを笑うな!」


………眠気も覚める松○修造ばりの演説が!!

でも、こういうの、母子して嫌いではない。

夢を持って教壇に立った第1日目の先生のHRでしたが、時間をもてあまし、予定よりずいぶん早く終了(笑)えーねんえーねん、初々しくて





そして入学式から3日通いました息子の感想は

「中学楽しーーーーっっ!!」

…だそうですまだ授業も部活も始まってへんからなぁ




アッパ君のことでバタバタしている私ですが、息子の中学での1日の出来事を聞く時間は大事にしています。「ポチッと!」お願いします
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仰げば尊し

2012年04月07日 00時53分21秒 | 息子の話
今日は小学校の離任式がありました。

でも、私は仕事で参加できませんでした。

今回息子を5,6年持ちあがりで見ていただいた先生が異動されました。

どうしても、どうしてもど~しても最後に一言ご挨拶がしたかったなぁ~

で、涙を飲んで前日に準備した花束とプレゼント、涙・涙で書いたお手紙を息子に託し、仕事へ…。



いつも元気で笑ってて、学校へ行く度に息子の学校での様子をたくさん聞かせてくれた、大好きな先生でした。


もう一人、3年前に異動された、息子の3年生のときの担任の先生。

このブログでも何回か登場したことがある「熱血先生」です。

いつも全力で子ども達と真っ向から向き合っている先生でした。

だから子ども達からの信頼も厚く、異動された後でも何かあるごとにこの先生に報告したがっていました。

3年生の頃、同じクラスになった友達は、その後クラスが離れても特別な存在で、一番の仲良しでした。



今回、卒業を機に転校や引っ越しで離れ離れになってしまいますが、この写真を送ると



3年生のとき、4人で撮ってもらった写真を送ってきて下さいました。



お二方とも若さゆえひたむきで情熱とバイタリティーの塊のようで、その姿はとても眩しく、羨ましくありました。

それだけで経験のなさは十分すぎる程カバーできるのに、プロ根性もハンパない

きっと、人知れず悩み、泣いてる日もあると思います。

でも、教師以上にやりがいのある職業を私は知りません。

初めて教壇に立った時の感激。

自分をまっすぐに見つめて来る子ども達のまなざし。

初任給をもらったときに感じた「好きなことやってるのに、こんなにもらっていいんですか?」という申し訳なさにも似たような気持ち(笑)

たった4年ぽっちしかやってませんが、今でも鮮明に覚えています。



決してすぐに結果が目に見える仕事ではありません。

種を撒き、水と肥料をあげ、誠心誠意育て上げる日々の積み重ねです。

だからこそ、大輪の花を咲かせた日にこれ以上ない喜びを感じ、「これだから教師ってやめられない!」とその魅力にどっぷりハマっちゃうのです←やめた人間がエラそうに言ってるけど




息子は、こんな先生方にたっぷりの肥料をもらって、ここまでまっすぐ、大きく育ちました。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。




離任式があったのと、テレビドラマ「ブラックボード」を見たせいか、「先生」に思いを馳せてしまいました。「ポチッと!」お願いします
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卒業式

2012年03月24日 01時49分02秒 | 息子の話
昨日は息子の卒業式でした

巷で大流行していたインフルエンザにも負けず、数々のイベントを元気な体で過ごしてきた息子だったのに…

ここへきて、ここへきて、前日に満を持しての(笑)「しんどい」

「熱はないっ!頑張れ!」

お願い!次の日に倒れてもいいから、卒業式だけは無事に出させて下さい

私の祈りが届いたのか、当日起きてきた息子は、咳は少々出ていましたが、元気そうでした


もうひとつ私を心配させていたのが、服

デカい息子のことだから、きっとサイズの合うサイズを求めて走り回るハメになるだろうと思い、年末にあらかじめ買っておいた服でしたが

「え~?!絶対もうちっちゃくなってるやろぉ?!」

と、かなりの皆様からブーイングの嵐でした

気になり「ちょっと着てみ?」と何度も言ったけど「大丈夫やって」と相手にもしてくれない息子

絶対ちょんちょろちょんのズボンを履いて行くことになるのを覚悟した私でしたが、履いてみると…オッケーオッケー


…と思ったのも束の間…

「オンマ、靴ちっちゃい」

何ですとぉーーーーー?!

無理やり押し込もうとしても、全然入らない

「もうええわ。今まで履いとった靴で行く」

「あかん!あんなんボロボロやのにっっ!!」

ダメもとで下駄箱の中からアッパ君の靴を取り出し

「試しにこれ、履いてみ?あかんやんなぁ、さすがにこれはデカいよなぁ~…」

「ちょうどいい」

嘘やろ~?!

とりあえずよかったけど、あんまり大きくなりすぎんとってよ…


と言う訳で、バタバタと出発!

ところが、隣に並んで歩いてはくれません

「もぉ、こんなん誰も親と一緒に行っとぉ奴なんかおらんわ!」

「何言ってんの!みんな一緒に行ってるって!ランドセル何か入ってんの?」

「いいや。でも先生が今日で最後やからランドセルで来いやって」

少し前を歩く息子。ランドセルが似合わない背中(笑)

一緒に学校への道を歩くのは、1年生のとき以来です。

登校班がなく、近所に知り合いもいなかった為、最初はこの坂道を手をつないで一緒に上がって行ったものでした。

徐々に友達もでき、坂道を上がりきるのを家の前で見届けるようになり、今では息子より先に家を出ている私。

6年間でぐんと頼もしくなりました

学校へ着くと、息子はさっさと教室の方へ向かい、私は講堂の方へ。

一番のりやと思っていたら、何の何の、ずら~りと保護者の列が

受付をすると、プログラムと一緒に息子が書いた手紙を渡されました。

にくい演出をするなぁ、と思いながらもすでにこれを読んだ時点でグッとくるものがありました


いよいよ卒業式。卒業証書をもらうのは、息子が一番最後でした。



この後、またまたフライングして校長先生のお話から既に大号泣だった私

つけまは何とか最後までもちました(笑)

     卒業おめでとう






ここまで息子が大きくなるのに関わってくださった全ての方々に感謝します。「ポチッと!」お願いします
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区大会

2012年03月19日 23時06分50秒 | 息子の話
昨日は、息子の小学生最後の大会がありました。

徒歩10分の場所にある県スポ(県立文化体育館)に7時30分に集合

(そんなに早く行かんでも、県大会じゃあるまいし十分場所取れるやん

(洗濯物干しに、一旦帰りたい…

等々、いろんな複雑な思いが渦巻きながら、文句も言わず最前列に並び、席も余裕で確保





さぁ、いよいよ開会式が始まる!というときに、前方に並んでいた我が道場の師範が突然観客席の下へ走って来たではありませんか

「カメラ!カメラ!」

「えっっ?!前から撮ってくれるんですか?!」

そう、うちの息子、選手宣誓に選ばれていたのであります

驚くみんなをよそに、私は何の迷いもなくカメラを下に放り投げ、師範は見事キャッチ!

師範への厚い信頼がなせるワザ

そして、師範が撮って下さった写真が、これだ↓



「宣誓

我々選手一同は、日ごろの練習の成果を十分に発揮するとともに

指導して下さる先生方や応援してくれる家族に感謝して

最後まで正々堂々戦うことを誓います」



「ええ文章やなぁ。誰が考えたん?お母さん?」横の方に座っていたK先生に聞かれました。

「へっっ?!いや…お友達に教えていただきました…

パクりました。完パクです。たみ○~さん、ありがとう。







うちの区大会は、全て完全自由形。

息子は、県大会に備えて練習してきた「セイエンチン」で行くつもりでしたが、2日前の練習で「隠し剣(笑)」「五十四歩」の方が完成度が高いと言われ、この2つの形を相手によって使い分けるように言われました。




1回戦シードの2回戦、相手はバッサイダイ。息子は五十四歩

「いきなりかい!」先生方がそろってずっこけ、ツッコミ入れてました(笑)

「隠し剣」やっちゅーてるやろーが

結果、5-0で勝ち


3回戦、相手は平安5段、息子は五十四歩。5-0で勝ち。

4回戦、相手は同じ道場のS君で平安5段。息子は五十四歩。5-0で勝ち。

決勝戦、相手は紅一点の女の子でニーパイポ。息子はもはや隠し剣でも何でもない五十四歩で4-1で勝ち

という訳で、昨年に引き続き、五十四歩一本で優勝いたしました




組手

1回戦シードの2回戦、5-0で勝ち。

3回戦、5-0で勝ち。

4回戦、6-0で勝ち。

「何か、Y今日はスゴイなぁ」

「自信に満ち溢れてる」


「オーラがあるわ」

普段は滅多に褒めてもらえない、K先生もニコニコ笑って言ってくださいました。


そして決勝戦。

息子は苦戦を強いられていました。

相手も攻略策を考えていたのでしょう。最初から間合いを詰めて詰めて攻めてきます。

「何なんこれ!空手の試合ちゃうみたい!」

そう、例えるならばボクシングの「クリンチ」のようにピターっとくっついてグッと肩を掴んでくるのです

息子の中段突きが入り、1-0。

相手の中段蹴りが入り、1-2。

息子、反則。

相手の中段突き、1-3。

息子の中段蹴り、3-3。

引き分けで再試合となりました。

再試合でも相手のクリンチ攻撃は続きました。

う~ん、どうやらこかそう、こかそうとしているように見えます。

ところが、いかんせん息子がデカいのでうまくいかない、といったところのようでした

掴まれている為、自分の間合いに持って行けず、無理に放つ突きは反則をとられ、0-3で完敗

結果は準優勝でした


「う~わ、最悪や」

上がってきた息子は、本当に悔しそうでした。

そんな息子に、F先生は

「決勝までの試合は、100点満点やった。

やっとって気持ちよかったやろ?

相手がみんなお前怖がって逃げまくっとったやないか。

あれが、俺が見たかったお前の組手や」


何とも有難いお言葉をちょうだいしました

でも、すぐその後、

「お母さん、コイツこれから毎日走らせてください。

スタミナがなさすぎるわ。

これだけはねぇ、空手の練習でどうにかなるもんとちゃうから」
と言われ、

K先生には

「お前、今度から名谷まで走って来い!

ほんで練習時間に休んで終わったらまた走って帰れ!
と言われ、

S先生には

「お母さん、コイツねぇ、須磨の海岸走らせてください」と言われ、

師範にも

「お前、決勝で本気出せんでどないすんねん!」と背中を叩かれていました。


どうやら、敗因はスタミナ不足




でも。

課題があった方がいいやん。

文句なしでやりきって終わられたら困るもん

頑張って続けるねんで。

M工の先生とこにも挨拶に連れて行かれてたし(爆)









↓「有終の美」と言うにはちと足りず…次のステージへ続く♪「ポチッと!」お願いします
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上出来!

2012年03月05日 00時07分39秒 | 息子の話
前の記事の続きが気になるところではありますが、それはちょっと置いといて。



今日は第44回兵庫県空手道選手権大会がありました。

スランプになって欠場して以来、1年ぶりに参加する県大会。

そして同時に、小学校最後の県大会でした。



私は「小学校の思い出作りや。軽い気持ちで行きなさい」と送り出しました。

実際、県大会では2回戦敗退が常だったので、今回もそんなとこやろう、と思っていたのでした



6年男子は形は1番最初、組手は1番最後

開会式が終わると、その場に残って…あぁぁ、やっぱり1回も形打たんまま試合に臨むことに

横の子はちょっとの間も惜しんで形打ってるのに…あぐらかいてまんがな

自分の順番が迫ってやっとこさちょこっと屈伸のようなものをやっていましたが…

1回戦

笛の音を聞き間違え、ビミョーなスタートになりましたが、相手は平安二段、5-0で勝ち

2回戦

今度は本調子。相手はゲキサイ、5-0で勝ち

3回戦

相手は平安5段、4-1で勝ち

4回戦(コート決勝)

相手は昨年県3位のI君のゲキサイ。うまかったー。ストレート負け


なぁんとなんと、ベスト8いただいちゃいました




午後からは組手です

1回戦シードの2回戦

6-2で勝ち

3回戦

またまた反則を出して相手に1ポイントあげてしまいましたが、接戦の末、最後の中段蹴りで何とか7-4で勝ち

4回戦(コート決勝)

相手は「タイガー」ことH君

プログラムを見た時から「ここまで行ったらええやんな」と、はなから勝てる気なしの母子でした。

始まってみるとやはり立て続けに中段突きを2回入れられ、こちらは反則出すし、力の差を嫌がおうにも見せつけられました

ちっちゃくすばしっこいH君が、デカい息子の懐にもぐりこむように放った中段突きを見た瞬間、私はいとも簡単に諦めました

ところが、です。

5-3から息子の中段蹴りが入り、同点!続けて中段突きが入り、6-5で勝っちゃったのです。

「ぎいいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ビデオに入るのもお構いなしで私は叫びました



コート決勝で燃え尽きてしまったかのように、決勝トーナメントではあっけなく負けてしまった息子ではありましたが、小学生最後の県大会で初の入賞という、ただの「思い出作り」と言うには上出来すぎる快挙をなしとげちゃったのでした。





息子の今日の成績は、決して息子一人でなし得たものではなく



1日アップに付き合ってくれた同じ道場のお兄ちゃんT君、

声を枯らして声援を送ってくれた道場の先生や仲間、

差し入れを持って応援に来てくれたマイミクたみぷ~さんとほのたいさん、

前日にゼッケンを奉納してお参りしたお地蔵さまに至るまで

何か「ミエナイチカラ」が働いたんじゃなかろうか、と言う気がしてなりません。



本当によく頑張ったね。

これから中学に行っても、この調子で頑張ってね。

いや、その前に、2週間後の区大会、選手宣誓も頑張らなね




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僕の進む道

2012年02月11日 00時33分35秒 | 息子の話
年が明けて間もない1月初め。

子ども達とに乗って、えべっさんに行った帰り道のことです。

「おお、Mやないか。どこ行くん?」

前から声をかけてきたのは、最近練習にはあまり顔を見せなくなったS先生でした

「えべっさん行ってきて帰るとこなんです」

「へぇ。ほなおかん飲んどん?

(まだ忘年会での醜態が記憶に新しかったので、この頃はいろんな先生にからかわれておりました

「ははは。…あの、いろんなこと、もう忘れてください

それじゃぁ、と一度立ち去ろうとしたS先生でしたが、「あ、そうそう」とこちらを振り返り、息子に向かって

「F先生とも話しとってんけどな、T(S先生の息子、中2)が今通ってるM工の空手部の練習にそろそろお前も連れて行こうと思ってんねんけど。どないや、頑張れるか?」

何ですとぉっっ?!

「はい」

息子即答してるしっっ!!

「お母さん、いいですか?」

「は、は、はいぃっっ!!もう、お任せいたしますっっ!!」

S先生と別れた後、だんだん分かってきたのか

「え~?高校生と練習すんのぉ?怖いなぁ」

とか言うておりましたが…




中学行ったら、バスケ部に入ると言っている息子。

今までいろんなお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見たり、話を聞いたりして、このまま空手はフェードアウトしちゃうのかなぁ…などと考えていた私だったので、息子の返事は正直意外でした

火曜日に通っている名谷支部のK先生に

「お前、やめんなよ」と言われたときも

「辞めませんよ!」と答えていました。

と言う訳で、今回は何度も何度も意思確認した上での道衣購入~♪

     ……ぶっかぶかですけど、成長期やからね




辞めない、とは言ったものの、今年に入ってからはバスケに傾きつつあって、先日の試合が終わって以来、なかなか空手に気持ちを切り替えられなかった息子でして

何故か空手の練習日になると体の不調を訴える日が続いていたのでした

今日も鼻水が垂れ始め、頭が痛いと言う彼を無理やり引っ張って行った形ではありましたが、到着した道衣と、久々に道場に来たF先生の熱い指導のおかげで、無事テンションが戻りました

(遅っ!もう県大会まで1カ月きってるっちゅーねん!)




形の練習が終わり、組手の練習中、悲劇は起こりました。

よりによって新しい道衣を着たその日に…鼻血!!!


「きゃぁぁぁぁ!!にまんさんぜんえーーーーーんっっ!!」

「ティッシュティッシュ!」

「上向け上!」

「あかんあかん!ティッシュ詰めて首の後ろ叩いて!」

「大丈夫?道衣に付いてない?」

「もう古いのんに着替えといたら?」

「今度から組手の練習するときは裸でせなあかんなぁ」

一時騒然となった道場。

息子より道衣の心配してましたけど、私を筆頭に(爆)




小さいときから、それはもうよく鼻血を出す子でした。

今まではたいがい、鼻血を出したらその時点で戦線離脱が当たり前だったのに、今日は

「早よ鼻詰めて出てこい!」

熱いF先生のゲキがとび、息子もすぐまた飛び出していきました

鼻にティッシュを詰めたあほ顔の息子を相手に、Aちゃんは真面目に相手してくれました…



そして、神聖な道衣が入っていた袋は



哀れ、残骸入れとなってしまいましたとさ




↓もうしばらく空手ママさせてもらえるのね。嬉しいなぁ。「ポチッと!」お願いします
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寒稽古

2012年01月22日 23時02分34秒 | 息子の話
今日は息子の空手の会派の寒稽古がありました。

今まで毎年参加してきた寒稽古でしたが、歴代の寒稽古の日の中でかつてないいいお天気

それでもアッパ君は寒い中突っ立ってる私の事を心配して、前日にニット帽を買ってきてくれました

いや、嬉しかったんですよ。嬉しかったんですが…

     モデル:あっきー(SEnkoちゃんのご主人)

術後かっっ!!これこそアッパ君の術後に被せるべきっ!(笑)

という訳で、愛のニット帽はあえなくかばんの中にしまいこまれるハメに…(笑)




そういうわけで、稽古開始っ!



あったかいせいか、例年よりみんなの動きもよく、気合いも大きい声が出てました

基本練習が終わるとランニングをして



一本組手。あちらこちらで砂の上に転がされる子が続出!(笑)

さぁ、そしていよいよ海に向かって突きながら前進!!



あちこちで先生たちに放り込まれる中、足の先だけちょこっと付け、次の瞬間浜の方へダッシュして逃げた息子!


2日前、「キ○タマが痛い」とびっこひいていた為、練習を休んだ息子。

心配になり、病院へ連れていくと、正確にはリンパのもうちょっと外側(息子曰く「コマネチ線」)の辺りにしこりができており、

「一時的な痛みでしょう。でも、ばい菌が入ると困るから海や大衆浴場などはひかえた方がいいかな」と言われたからなのです。

師範に痛いところを告げると、かえってそこを攻撃されることをよぉく分かっている、息子なりの防衛策だったのでしょう(笑)



そういうわけで、今年は道衣も大して汚れることもなく、着替えも楽々♪

     すっかりピクニック気分(笑)

そして稽古が終わったあとは、例年通りカレーうどんでほっこり



海に放り込まれるのは、夏のキャンプまでの持ち越しとなりました。




↓またまたSEnkoちゃんとの「裸のお付き合い」は延期になっちゃいましたとさ。「ポチッと!」お願いします
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会派大会

2011年11月28日 01時33分41秒 | 息子の話
会派大会に行って参りました!

今年はSenkoちゃん一家のお車に同乗させていただき、すっかり気分は遠足

おみっちゃんが買ってくれたくれたカツサンドをほおばりながら、御一行様で加古川に乗り込みました。





時期的に、毎年入場行進の曲はバレーボールのテーマソングが多かったので

「今年は『セクシーゾーン』か?」

と予想しましたが、まさかのここでも『マル・マル・モリ・モリ』!!

さすがに踊りながら入場する選手はいませんでしたが、観客席の小さなお子様のハートをガッチリキャッチ!!おそるべしマル・モリ人気!





今年は大会で記計を任されることもなく、ゆっくり見ることができました。

まずは午前の形競技

息子、なんと1回戦敗退

相手の男の子は、去年は難なく勝てていた相手です。

カンペキな練習不足。この期間、形の練習のすべての時間を団体戦に注ぎ込んだ結果です

戻ってきた息子は

「え~、1回戦負けなんかむちゃハズいと、かなりヘコんでいました。

私も内心かなりヘコみましたが

「気持ち切り替えて団体戦行って来い!」と、送りだしました。






根気よく息子を教えてくれたS姉弟(もちろん二人とも個人戦優勝)に

「この子個人あかんかったから、団体で勝たせたってな」と言うと

弟君は「はい!」と頼もしく

姉ちゃんは「3人でとってきます!」と嬉しいお返事をいただきました

そして、なんとなんと、1回戦から決勝まですべてストレートで優勝しました

初の団体形にして優勝できて、個人戦の悔しい思いも少しふっとびました







そして午後の組手競技

とっても少ないうちの会ですが、その中でも6年生は一番多く、男子だけで13人。

その中でも、半分を本部道場が占めています。

上位4人は毎年決まって同じメンバーで、息子以外は全て本部の子。

形での雪辱をはらすのと万年3位のランキングをかきまわすこと。

自らに目標を課した息子は、気安く声をかけられない位に気合いが入っていました。

1回戦ー反則1回出たものの、6-0で勝ち

2回戦ー例の形で負けた相手でした。同じく反則1回出したものの、中段蹴りが2回入り7-0で勝ち

3回戦(準決勝)ー問題はここから。

いつもペースを崩されて勝てなかったH君。

おまけに、本部道場の声援はハンパなく、ひしひしと痛い位感じるアウェー感は、サッカーの北朝鮮戦にも匹敵するカンジ

でも、今年は彼の飄々としたペースに惑わされることなく、自分の空手をすることができました。

1回反則、相手に1ポイントとられましたが、6-1で勝ち

そして、決勝戦。

相手は、これまた1度も勝てなかったT君。

すばしっこくて、1年見ない間にまた上手くなってる!

その上、このアウェー感!

「頑張れー!」「上段上段!」「もっと大きな声で!」

いつも出げいこに通っている名谷支部まで一丸となって応援してくれましたが(いや私が応援を要求してたんやけども)、結果はむなしく1-6で負け

戻ってきた息子は

「あーーー、もう1回やりたい!悔しいわぁ」

えらいこっちゃ!

今までは

「ほんでも入賞はできたからええやろ」と言いながら戻ってきてた欲のない(笑)子だったのに!

また1年頑張って、来年リベンジやね!

試合を見ていた師範にも

「確かにあの子は上手かったわ。今日のビデオ見て勉強しておいで」

と言われました。


ほんでも何とか自分が掲げた目標は2つともクリアでき、今年は晴れて準優勝のトロフィーをいただいちゃいました。








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カルチャーショック療法

2011年11月24日 02時07分33秒 | 息子の話
神戸市のジュニア指導講習会に行ってきました。



少ないでしょ?

何か今回に限り、小学5年生~中学2年生限定だったんです。

なんでも、来年度の都市間交流スポーツ大会中学生代表選手の選考対象行事だったそうなんです。

「こんな狭い部屋で…絶対親は入られへんねんやろうな」

と思ってたのに、余裕で見ることができました




基本練習の後、形と組手に分かれて練習が始まりました。

ここで、「ほんでも、さすがに小学生と中学生分けてするやろう」という私のもくろみは見事に外れ

「どうせこれからはずーっとひとくくりになるんやからな」と、学年を聞かれることもなく中学生に混じって練習開始




練習の真っ最中にふと息子の顔を見ると、何か苦しそう。

中学生の洗礼を受けてテンションだだ下がり…というワケでもなさそうだったのですが、何やら指導員に言って外に出て行きました

はっっ!!そう言えば、家を出る前に腹を下してたっぽかったっけ(←母親失格)

私も慌てて後に続いて外に出ました。

トイレの入口に無造作に脱ぎ捨てられた道衣発見; ̄ロ ̄)!!

「おーい、大丈夫ぅ?」

トイレの中に向かって声をかけると「うん、もう終わった」と返事が

ところが、ここからがビックリ

トイレから出た息子は、猛ダッシュで会場の方に走って行くのです。

「何で何で?どないしたん?」

「時間がもったいないやろ」

何だとぉ?!普段の練習で聞いたことないセリフやぞ



復活した息子は、それこそ普段の練習では見せたことのない動きで、楽しそうに練習しておりました。



最後に試合形式での練習が始まりました。

審判をされていた先生は、マメにタイムを取っては、それこそ手取り足取り、丁寧に指導してくれました。

「そう!そうや!できるんやったら最初からせーっ!」

い、いやできてませんよ普段は。

その先生は、終わった後も「M君、ちょっと」と息子を隅に呼び、熱心に指導してくださいました




帰り道の息子はご機嫌で、楽しそうな息子を見る私もご機嫌

「むっちゃおもろかったわぁ。あの先生、師範よりも分かりやすかった~」

シーーーーッッそれ禁句!!




日曜日の大会を前に、実のある練習ができてよかったです。県のジュニア講習会も当選してたらいいなぁ~「ポチッと!」お願いします。
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音楽会

2011年11月20日 07時52分32秒 | 息子の話
おひさしぶりぶりでございます<(_ _)>

いつの間にやら半月程度放置してしまっておりました。

ネタには困っておりませんのでおいおいこの「空白の期間」のお話はさせていただきたいのですが

とりま、今日は子ども達の音楽会に行ってきたお話。







朝の8時開門、9時半に講堂開場、10時開演と聞いて、あなたなら何時に学校へ行きますか?

息子が入学して以来ずっとビデオ撮影が義務づけられている私は、はなから座ろうという気持ちもないため、9時45分位に家を出ようと思ってましたが

「学校着いたよー」

「そろそろ家出ようかな―」

等々、ひっきりなしに入って来るママさんたちのメールに焦りを感じ、9時半に出発



講堂に入ると、後部にまだ少し空席が

撮影席はずら~りスタンバイしていて、まるでこちらの方がコーラスでも始めそうな雰囲気でした

1年・4年・5年・2年・3年・6年の順序なので、1年生が終わったと同時にあの「コーラス隊」に混じるのか…

すると、コーラス隊の中から私を呼ぶ声が

「けろろさぁん!隣空いてるん?」

「え?あぁ、空いてるで」

「1年終わったらそこ座るわぁ!」

「あ!じゃぁそこ次4年のときビデオ撮るから交代して!」

1年娘&5年息子を持つ現子ども会会長Tちゃんとの交渉成立



幕が上がり、1年生のかわいい演奏が終わったと同時にTちゃんとのポジションチェンジ完了!

4年生は合唱「さばくのきょうりゅう」、そして合奏は懐かしいユーミンの「真夏の夜の夢」

デカい娘りんこはいつも上段の端で、今年は合唱では左端、合奏に入る前は右端へと大移動しておりました

夏休みから練習を始めた子ども達。別に自宅練習でもよかったのに、毎日学校へ通ってリコーダーの練習を頑張っていました



再びチェンジして5年生も終わり、Tちゃんと一緒に観賞。

ところがこのTちゃん、ひっきりなしにしゃべって私をいやがおうにも笑わせてくれます

「ちょっと!あたし今日は泣きに来たんやでなぁ!あんたの横におったらいっこも浸られへんやんか!」

「え?あんたまた泣くん?」

「当たり前やろ。けろろさんはオープンスクールの時見た練習の段階で既に泣いてんで」

通路を挟んでもう一方の隣に座っていた副会長・Nちゃんが横から会話に入ってきました。

「いやぁ、でもビデオ撮らなあかんからなぁ~。レンズ通さんと自分の目で見たいよなぁ」

「じゃぁうちの旦那に撮ってもらう?」

「へっ?!いいの?!


そうなるとむくむくと欲が湧いてきて

「そうや。花道通って出て行くんやんなぁ~。あたし、やっぱり座る場所間違えたわ

「あぁ、この列の花道側、知ってる人やから6年のときに替わってもらえるように頼んだるわ」

何たる幸運!何でも言うてみるもんやなぁ~




こうして、ハンカチだけ準備してゆっくり浸れる準備は整いました。

6年生が作ったステンドグラスが貼られている舞台で聴く合唱「COSMOS」は、まるで教会で讃美歌を聴いているような錯覚に陥りました(大げさ)

せっかく自分の目で見れると思ってたけど

涙でにじんで顔が全く見えません




合奏は最近テレビでもよく聴く「カルミナ・ブラーナ」

息子は1年生のときに大だいこをやって以来、2年から5年までは鍵盤ハーモニカ、リコーダーといわゆる「その他大勢」でやってきました。

「オーディションとか練習とか、めんどくさい」というのが理由のようでした

ところが、今年は大だいこを希望し、音楽の先生に

「どういった風の吹き回しや」

と言われたそうです。

息子からすれば、先生に「へぇ、珍しい」と思わせることによってポジションを勝ち取ろうという計算だったようですが、音楽の先生には

「お母さんが『たまには違う楽器したら?』って言ったからって言ってましたよ」と言われました。

そうそう、確かに去年の音楽会が終わって息子に言いました。

「来年は最後やねんからさぁ、ちゃう楽器するかソロ歌うかしてくれへんかなー」



まぁ、どちらにしても、見事大だいこをゲットした息子。

ただし、希望者多数の為、大だいこと小だいこは前半・後半で交代制。

「あれ?息子君大だいこって言ってなかったっけ?」

「後半なんでよろしこ」

周囲にアピっていよいよ合奏が始まりました。

リコーダーで始まった息子がおもむろに後部へ走って行きました…が、すぐに元の場所へ

え?!まさかのタイミング間違い?!

…ではなく、叩いている反対側から押さえて止めに行っていたのです

そして、今度こそ交代の瞬間。

軍手がうまくはめられず、あたふたしてるのが分かります。

早くーっっ!!間に合ってーーーー

何とかギリギリでうまくはめられたようでした

同じ大だいこでも1年生の時とは違い、両手にバチを持ってトレモロ?!スゲー、スゲーよ息子!

鳥肌ゾクゾクもんでございました



おわりの歌「みえない翼」は、毎年フィナーレで6年生が歌っている曲で、私は何のカンケーもないのに毎年涙を流してはいつかこの歌を歌うのであろう我が子を想像しておりました。

そして今日、それを現実に目の当たりにし、泣かないワケがない!

皆様、昼頃の大雨は、私の涙です。スイマセン(笑)



花道を歩いてくる子ども達を拍手で見送りながら、息子が通るのを心待ちにしていた私。

いよいよ来る!といったその時、息子の

「声かけんなよ」

オーラがたっぷり詰まった視線を受け、ただただ涙・涙で見送ったかわいそうな私(笑)




終わったあとも余韻でしばらくボーッとしていた私でしたが

「けろろっち!まつげ大丈夫かぁ?」

というマイミク・リコピョンの声で我に返りました

その他も

「あ、泣き虫が来た!」

「また泣いたん?」

等々のあたたかいお言葉(?)をいただきながら校門で出待ちをしていたのでありますが…

「先帰っとくで

と何ともつれない息子

後から出てきた娘りんこと2人で帰ってきましたとさ。




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