試合前、ゼルベルガー監督は更にポジションの変更を行った。バウアーを1つ前に上げて、より選手間のパスを通りやすくしたのである。バウアーはボランチもできるし、リベロが彼の本質なので、かえって良いかもしれない。
バウアーが少しだけ前に出ている分、それに乗っかるようにメッツェルダーとクリズペラも前に出るから、オフサイドトラップもかけやすかった。
プレシーズンマッチ
マンシャフト 0-0 レアル・ソシエダ
だが、シュートが打てずにスコアレスドロー。5-4-1という布陣に問題があるのかもしれない。
【基本情報】 チケット料金 4000円
来場者数 40000人
【収入】 チケット収入 1億6000万
施設収入 4100万
【支出】 試合運営費 1920万
【合計】 1億8180万
【資本金】 42億8991万2133円
そして、メンタル重視でリヨンキャンプに向かった。オセール戦を前にゼルベルガー監督は最も得意とする3-6-1に変更してみた。両サイドバックのポジションを押し上げたのである。サイドバックと言うより、ウイングバッグの位置だが、ヘイコ・ブツチャルとモリツ・フォルツは、その位置もこなせるので問題無い。
オセールはFWにフランス代表のフォンテイン、MFにはベテランのベノワ・シェイル、DFは右サイドバックにブラジル代表のマイコンと各ポジションに有力な選手がいる。特にフォンテインの得点能力は脅威で、マンシャフトの守備でどこまで対応できるか。
24分、左CKからブツチャルのヘッドが左に決まり、マンシャフトが先制。41分にはフライアーが低い位置でのジャンピングボレーを決めて追加点。2-0で前半を2点リードで折り返した。
だが、後半は立て続けに失点し、アディショナルタイムには3点目を取られて逆転負け。
プレシーズンマッチ
オセール 3-2 マンシャフト
(得点) 24分 ヘイコ・ブツチャル(マンシャフト)
41分 パウル・フライアー(マンシャフト)
71分 カンガ・アカレ(オセール)
85分 エリ・クルピ(オセール)
90分 エリ・クルピ(オセール)
【基本情報】 来場者数 46060人