一般ゲーマーのサカつく欧州記

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プロサッカークラブをつくろう! EU 1647 イングランド編

2017-10-26 17:30:00 | 日記

アンリの執念

 イングランドカップ準決勝、グレートブリテンvsハイバリーは、序盤にグレートブリテンが猛攻を仕掛けるも、ハイバリーGKジャニングが懸命に抑えていた。しかし、40分にエドガーのノートラップシュートが決まり、グレートブリテンが先制。1-0で前半を終える。

 ジャニングの真意を知ったハイバリーの選手はジャニングのために逆転することを誓うが、アンリが2度のシュートチャンスを生かせないでいた。

 そして、83分。グレートブリテンはダレン・ベントがジャニングと1対1。ここで、ベントのシュートが決まると、グレートブリテンが決勝トーナメント進出を、ほぼ手中にするだろう。

 ベントがシュートを放つ。

ジャニング「ここは、決めさせない!」

 ジャニングは体を張って止める。グレートブリテンはCKで追加点のチャンスもジャニングがキャッチ。

 1-0のまま、時間は89分まで来ていた。サニョルがボールをキープしている。

サニョル(アンリにはリオがマークに付いている。それでも、俺は・・・)

 サニョルはアンリにパスを出した。

サニョル「アンリ、お前はハイバリーのストライカーなんだ。だから、決めろ」

アンリ(分かっている。リオがマークに付いていても、俺は・・・)

 アンリは、浮いてくるボールを見上げると、ヘッドでボールを一回落とした。

アンリ「必ず、決める!」

 アンリは間髪入れず、ボールが地面に付く前にシュートを放つ。バング、反応できず、ゴール右隅にシュートが決まる。

 喜ぶハイバリーの選手たちは、アンリを囲んで叩いたり、じゃれたりして祝福している。

 土壇場に1-1の同点となり、試合は延長戦に入る。

 延長序盤はグレートブリテンが攻めるも、ジャニングが再び奮闘する。

ジャニング「これ以上、点はやらん!」

 104分、ハイバリーはフリーになっているジュリアスがシュートを放つも、バングが片手で弾いてCKに逃れる。CKでエリア内に入ったボールは、ジョン・テリーがヘッドでクリアした。

 113分、モリエンテスのパスはサニョルの方に出されようとしてる。

サニョル(この試合、PKにまで持ち込まない。ここは、俺が)

 サニョルは、倒れ込みながらボールに向かう。

サニョル「決めて、逆転だ」

 サニョルのダイビングヘッドがゴール右隅に決まり、ハイバリーが逆転。その瞬間にスタジアムはどよめいた。

 追いかけるグレートブリテンは、最後の猛攻からエドガーがクロスを上げる。ボールにジャニングが反応してクリアした。更に、ジェームズ・ミルナーのスルーパスは伸びすぎて、ジャニングが抑える。

 ジャニングが蹴り上げたところで、試合終了のホイッスルがピッチに鳴り響いた。