【因縁再び】
チャンピオンズディビジョン第12節
クィーンズパークとの対戦。ダン・シトゥとの因縁の対決が再び行われる。決まりそうなシュート2本打たれるが、GKカーソンが弾いてしのぐ。
今度はグレートブリテンの攻勢で、ジェームス・ヴォーンがシュート。スピードがあるものの、GKが2度弾いてゴールを割れない。
試合が動いたのは72分。ギャレス・ヴィンセントの右からのクロスを後半から出場のニッキー・フォースターが地面すれすれからのインサイドボレーをゴールネットに突き刺してグレートブリテンが均衡を破る。
グレートブリテン 1-0 クィーンズパーク
(得点) 72分 ニッキー・フォースター(グレートブリテン)
(警告) 24分 スチュアート・グリーン(グレートブリテン)
72分に取った1点を守り切って1-0で辛勝。この勝利で順位を16位から一気に12位まで上げた。
選手たちが満足気で引き揚げようとするところに、一人の男が現れる。
「ダン・・・」
ダン・シトゥ「お前らは強くなったよ。俺たちではもう太刀打ちできないくらいにな」
「ダン・・・お前」
ダン・シトゥ「まいったぜ、5回に1回勝てれば良い方だろうな」
「お前はワールドナショナルカップに出たほどの男だ。いつか1部で会おうぜ」
ダン・シトゥ「・・・そうだな、その時は負けないぜ」
「ああ、臨むところだ」
この一戦での勝利が良いきっかけとなったのか、次の相手、前年1部のウェストブロムに対して。
チャンピオンズディビジョン第13節
実況「マーク・シュカー選手、左からクロスを上げた」
マーク・シュカー上げたボールはゴールエリアへ。
実況「あーっと、これは合わないか」
ボールが右へ流れそうな所をレオン・クラークがノートラップでシュート。
実況「レオン・クラーク選手がシュート、これはキーパー取れない。先制点はグレートブリテンだ」
ウェストブロム 0-1 グレートブリテン
(得点) 56分 レオン・クラーク(グレートブリテン)
前年1部のウェストブロムにも勝って連勝。順位を2つ上げて10位とし、白星を先行させた。