【2度目の2部リーグ開幕】
イングランド2部リーグ開幕を前に、グレートブリテンのロッカールームではミーティングが行われていた。そこにはオーナーのロビンソンの姿もある。
ロビンソン「いいか、みんな。我々は昇格したばかりで3位だったんだ。今度からはカーソンも加わったし、優勝を狙える位置にもいる。優勝するためにも、この試合は必ず勝つぞ」
カーソン「リバプールで世界最高レベルの選手のシュートを止めてきたからな。ゴールは割らせない」
ロビンソン「その意気だ。しかし、過信は禁物だ。2部とはいえ簡単な相手はいないのだからな」
カーソン「分かってるさ。だが、このクラスで手こずる様なら上へ行っても厳しいからな。全試合無失点でいくつもりだ。さて、みんな行こうか」
チャンピオンズディビジョン第1節
対戦相手のルートンは戦力でグレートブリテンより下。怖いのは油断だけだと言ってもいいだろう。しかし、そんな相手でも手こずるのがサッカーであり、前半は無得点に終わる。
しかし、59分。後半から出場のデヴィッド・ヴォーンのクロスからレオン・クラークがシュートを決めてグレートブリテンが先制。
ルートン 0-1 グレートブリテン
(得点) 59分 レオン・クラーク(グレートブリテン)
開幕戦を白星スタート。次はシェフィールドUと対戦する。
チャンピオンズディビジョン第2節
シーズン後半に手こずったシェフィールドUが相手だが、この日は違った。8000人収容のスタジアムは、いきなりの満員御礼。前半はシュート数9-0と一方的に攻めるグレートブリテンはポール・ホッジスのヘッドなどで2点を先取。
PKで1点は返されるものの、84分に右からのパスをデヴィッド・ヴォーンがシュートでゴールネットを揺らして再び2点リード。
グレートブリテン 4-1 シェフィールドU
(得点) 15分 ポール・ホッジス(グレートブリテン)
40分 ニッキー・フォースター(グレートブリテン)
61分 ヴァンサン・ペリカール(シェフィールドU)PK
84分 デヴィッド・ヴォーン(グレートブリテン)
90分 ジェームス・ヴォーン(グレートブリテン)
(警告) 7分 アダム・グリーン(シェフィールドU)
アディショナルタイム、ジェームス・ヴォーンがCKからのポストプレイでヘッドを決めて移籍後初のゴール。途中出場の2人が後半に2点を取り、4-1でシェフィールドUを突き放した。これで開幕2連勝し、7月の試合は7戦全勝である。