博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

再び月へ

2007年09月14日 | 宇宙開発・天文
 本日14日10時31分01秒に、日本の月周回衛星「かぐや」を搭載したH-IIAロケット13号機が無事に種子島宇宙センターから打ち上げられました(写真はJAXAのホームページから引用させていただきました)。JAXAの発表によればH-IIAロケット13号機は正常に飛行し、打上げ後約45分34秒後に「かぐや」を分離したとのことです。「かぐや」は10月4日に月周回軌道に到達します。「かぐや」は総重量3トンの大型探査機で小型のリレー衛星2基を引き連れて月を周回し、分解能10メートルの地形カメラで、10メートル以上の大きさの地形を見分けられる。月周回軌道から地球を観測することもできる。初めて南北両極のオーロラを同時に観測するとのこと。またハイビジョンで月平線上の「地球の出」の映像も送ってくるとのこと。
 それにしても日本の月探査機は20年近く前に月に到着していたことは御存知ですか?日本初の月探査機「ひてん」は1990年に月周回軌道に乗ってスイングバイ(天体の重力を利用して加速を行うこと)を日本では初めて実用化し、その後月表面に硬着陸したのですが、何だか余り知られていないようです。

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