
今日、2月13日は「銀行強盗の日」です。本ブログでも2007年の2月13日にこの話題を取り上げています。1866年のこの日に世界で最初の銀行強盗を行ったジェシージェイムズを「記念」する日です。
詳しくはこちらURLです⇒http://blog.goo.ne.jp/ss18m/e/1afd37427d1375bb12a9763847533e67
この「記念日」との関連で、最近上の写真の映画『ジェシージェイムズの暗殺』(2007年 アンドリュー・ドミニク監督 アメリカ)を見ました。ジェシージェイムズが南北戦争で敗れた南部諸州の人々から、いかに崇拝されていたかが良く分かりました。彼が暗殺された後に、彼を讃える歌まで歌われていたのでした。そもそも彼を暗殺したロバート(ボブ)・フォードも彼を崇拝していた南部の若者の一人でした。ボブは、よりによってジェシー一味がこれから列車強盗をしようと準備している場所にやってきて仲間に加えてくれと申し出るのです。ボブはジェシーを崇拝しつつも、連邦政府と通じていてジェシーの命を狙うという奇妙な倒錯に陥っています。この感覚はジョン・レノンを殺害した自称「ファン」の感覚につながるものがあるのかもしれません。