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平成21年度社労士試験の合格基準について

2009-11-07 06:18:39 | 試験情報・傾向と対策
平成21年度試験の合格基準ですが、

<選択式試験>
総得点25点以上 かつ 各科目3点以上
ただし、
「労働基準法及び労働安全衛生法」
「労働者災害補償保険法」
「厚生年金保険法」
は2点以上です。

<択一式試験>
総得点44点以上 かつ 各科目4点以上 です。
※国民年金法問8は全員正解として取り扱われました。


この基準点、問題の質から考えると、
かなり低い感じがします(あくまでも個人的な感覚です)。

択一式は、1点プレゼントがあっての44点以上ですからね。

で、基準点が低い、にもかかわらず、合格率が低いんですよ!

受験生のレベルというのは、色々ですし・・・・
試験の点だけで、単純に計れるものではありませんが・・・・

例年、合格基準点前後(択一式なら40点台)のレベルの方が
多いと感じているのですが、
平成21年度試験では
受験生のレベルが両極化しているように思われます。

たとえば、択一式ですと
50点以上の高得点を取った受験生がある程度いる中で、
40点台の受験生が例年より少なく、
点が伸びなかった30点台などの受験生が相当いたのではないでしょうか。

なので、
多くの受験団体が予想した合格基準を下回るような基準点に
なったのではないでしょうか?

選択式のほうも、
満遍なく得点できた受験生が少なかったのでしょうかね?

どこかの科目で基準点に満たないという受験生が多数いたのでしょう。

基準点の引下げについては、試験が実施された直後から
「労働基準法及び労働安全衛生法」や「労働者災害補償保険法」は
予想されていましたので、ある程度納得というところでしょう。

それに対して、「厚生年金保険法」、
これは、予想外の基準点の引下げといえるのではないでしょうか?

ただ・・・・今年の試験で出題された「厚生年金基金」、
「基金」嫌いというか・・・苦手にしている方、
多いという現実があります。

それが、試験結果に如実に表れたんでしょうか。

難易度的には、極端に高いものではないのですが・・・・・

空欄となった箇所の数字とかを正確に覚えていなかった受験生が
多かったんでしょうかね。

答えが数字ではない空欄、
ここが埋まらないと・・・・・
3点以上が苦しくなるような問題ですから。

結果として、点が取れなかった受験生が多かったのですかね?

とにかく、
択一式も、選択式も、問題のレベルから考えると
かなり基準点が低かったということになりますが・・・・・

今年の試験問題、基本的な力で正答を導き出せる問題、いくつもありました。
そこを確実に取れた受験生が、合格につながったと思います。


で、来年の試験、どのようなレベルの問題になるかはわかりませんが、
もし、基準点の設定が、今年に近いようなものであるのなら、

やはり、基本を固めて、
基本の力で正解できる問題を確実に正解できるようにすれば、
「合格」が近付くことになるでしょうね。



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