つれづれ社労士ノート 千葉県柏市の社会保険労務士 川村由里子です。

マラソンやゴルフを楽しむ体育会系思考の社労士です。社労士業もマイペースで走り続けます!【事務所所在地:千葉県柏市】

算定後の処理

2007年09月12日 23時58分14秒 | Weblog
最近、社会保険事務所から7月に出した
算定基礎届の戻り(決定通知書)が届いている。

これをただコピーを取ってお客へ送るのではなく、
ヒト手間掛けるようにしている。

 人数が多いところには…、
 PCで打ち出した帳票「社会保険料通知」を作成
 (社員さん個々人に給与明細等と一緒に
  渡せるもの。)

 人数が少ないところには…、
 お手紙形式。
 エクセルで保険料を一覧に。

特に、↑こちらに出すお手紙を丁寧に分かりやすく
とこだわっています。

社会保険料の間違いがあるとしたら、
断然、後者の方だからです。

ある程度の規模のところは、業務用ソフトを使っているので
控除額を間違えるような所はあまりありません。

が、給与計算を手と電卓を使って行なっている
ところは、多いんですね~、保険料額が当たり前のように
間違っています。

昨日見ていて、う~んコレはと唸ってしまったのですが、

 ・厚生年金保険料がH17年分のものだった
 ・健康保険料はかろうじて合っていたものの、
  介護保険はやはり一つ古い数字だった
 ・雇用保険料の料率が社員によって1000分の6と
  1000分の7が混じっていた。

こんなに間違いが見つかったのです。

社会保険料を控除したあとに源泉などを引くわけですから
所得税も正確ではないってことですよね。



近いうちに行って、丁寧に指摘してこようと
思っています。

「給与計算を正確に」という基本のレベルは
顧問社労士として見逃したくありません。

給与計算が間違っていては、
従業員と会社との信頼関係にも影響するでしょう。


会社の事務レベルの応じて
必要な指導をして差し上げる


なんだか言葉にすると、いまいちですが、
たぶん私がこだわっている自分なりのやり方です。



こんなに間違いを見つけた私、すごく嬉しかったりするんです。
(“揚げ足を取る”ようでイヤな性格か?)
あれこれレクチャーできるから。
そしてたぶんお客が喜んでくれると思うからです。