年間ドラマランキングが発表された。
http://www.oricon.co.jp/entertainment/special/2011/viewer1222/index.html#ranking
『家政婦のミタ』を初回から続けて観てはいたが、まさかこんなに視聴率をとるとは思わなかった。
これほど有名になると、いろんな所で様々なウォッチャーが語るだろう。
高い視聴率の理由はともかく、誰もしていないような妄想的な分析?をしてみたい。
ミタのスーパーウーマンぶりは、観ている人ならすぐわかる。
しかし、言葉の意味の解説ならまだしも、AKBのメンバーの名前などまで全て頭に入っているとは…。いったい、家に帰ってから(その場所も謎だ)どんな暮らしをしているのだろうか。
まず、ああいう知識を入れるためにはネットは必需品であろう。暗い部屋の中で、ヘッドホンでもしながら、ひたすらにニュースチェック、そして主要な言葉を暗唱する、食事をするときもひたすら知識注入している姿が思い浮かぶ。
頭脳だけではない。
ミタの動きは驚異的だ。
窓から落下した末娘を両手で受けとめた。刃物を手に長女に襲い掛かる(ふり)をしている動きも実に正確。恐怖を与えるためのスピード感もあって、実によろしい。
さて、私が一番に注目したのは、ミタの歩き方である。
ここに、ミタの動きの典型がある。
それは「手を振らない」である。
末娘にせがまれて手をつないで歩くときは別にしても、自分で進むときの振れはほとんどない。
ミタの動きの秘密は、つまり、体を捻らない動き。武術的といっていいと思う。
これは訓練や修業したものだろうか。稽古着に身を包んでいるミタを想像できないわけではないが、少し飛躍がありすぎるか。
悲惨な過去を背負ったミタが、身にまとったのは「無表情」だった。
しかし実はこれが、他からの命令や要求に対して敏速に的確に動ける精神であり、身体なのだということがわかる。
その運用さえ間違わなければ…と思う。
もちろん表情のない人生も虚しい。しかし、だからといって阿須田家の主人のように、あまりに素直に表情と言葉を表したために、周囲を不幸とする例は数多いだろう。
ここまで書いてみて、このドラマがある対比をもとに作られている、進行したということに気づく。
それにしても、視聴率40パーセントにはちょっと驚いた。
まあ個人的には、『JIN~仁~』の方が好きでしたけどね。
http://www.oricon.co.jp/entertainment/special/2011/viewer1222/index.html#ranking
『家政婦のミタ』を初回から続けて観てはいたが、まさかこんなに視聴率をとるとは思わなかった。
これほど有名になると、いろんな所で様々なウォッチャーが語るだろう。
高い視聴率の理由はともかく、誰もしていないような妄想的な分析?をしてみたい。
ミタのスーパーウーマンぶりは、観ている人ならすぐわかる。
しかし、言葉の意味の解説ならまだしも、AKBのメンバーの名前などまで全て頭に入っているとは…。いったい、家に帰ってから(その場所も謎だ)どんな暮らしをしているのだろうか。
まず、ああいう知識を入れるためにはネットは必需品であろう。暗い部屋の中で、ヘッドホンでもしながら、ひたすらにニュースチェック、そして主要な言葉を暗唱する、食事をするときもひたすら知識注入している姿が思い浮かぶ。
頭脳だけではない。
ミタの動きは驚異的だ。
窓から落下した末娘を両手で受けとめた。刃物を手に長女に襲い掛かる(ふり)をしている動きも実に正確。恐怖を与えるためのスピード感もあって、実によろしい。
さて、私が一番に注目したのは、ミタの歩き方である。
ここに、ミタの動きの典型がある。
それは「手を振らない」である。
末娘にせがまれて手をつないで歩くときは別にしても、自分で進むときの振れはほとんどない。
ミタの動きの秘密は、つまり、体を捻らない動き。武術的といっていいと思う。
これは訓練や修業したものだろうか。稽古着に身を包んでいるミタを想像できないわけではないが、少し飛躍がありすぎるか。
悲惨な過去を背負ったミタが、身にまとったのは「無表情」だった。
しかし実はこれが、他からの命令や要求に対して敏速に的確に動ける精神であり、身体なのだということがわかる。
その運用さえ間違わなければ…と思う。
もちろん表情のない人生も虚しい。しかし、だからといって阿須田家の主人のように、あまりに素直に表情と言葉を表したために、周囲を不幸とする例は数多いだろう。
ここまで書いてみて、このドラマがある対比をもとに作られている、進行したということに気づく。
それにしても、視聴率40パーセントにはちょっと驚いた。
まあ個人的には、『JIN~仁~』の方が好きでしたけどね。
「ロボットぽさ」というのは,確かにそういう見方もできるでなあと思いました。改めて読み直すと「他からの命令や要求に対して敏速に的確に動ける精神であり、身体」というところが共通点になるでしょうか。
三月に職場でパロディ風のビデオを作りましたが,使ったのはあの「歩き方」でした。もちろん主題歌つきで。