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桜と絵本と豆乳と

この頃の見聞読

2016年04月23日 | 雑記帳
 九州の地震、これだけ余震が続くと人間の神経ってどうなるのかなと想像してしまう。あの5年前に体験した、ごく些細な揺れであっても反応してしまったことを考えると、どれほどのストレスだろうか。個人としては「逃げる選択」もありかなと思っていたら、こんな記事を見つけた。共感できる箇所が多かった。


 2月末に挙げた娘の披露宴の写真を、ようやくフォトストーリーとしてまとめた。スナップ等は業者に依頼していて届いたのが今月初め、取りかかれたのが先週であった。データなので枚数が1500近くあり、さすがに全部目を通すだけでも疲れたが、そんな中でも、「笑顔」の写真は見る者を元気づけ、癒されると知った。


 録画していた映画『ツレがうつになりまして。』を観た。うつ病と診断された人と身近に接した経験は少ないが、受けとめる周囲の構えの影響は大きいと改めて思う。妻役の宮崎あおいに素敵なセリフがあった。「うつになった原因ではなく、意味を考えるようになった」…んんんっ、これは深い。とてもいい処方箋だ。


 湊かなえ『高校入試』読了。テレビドラマ脚本が初めにありきで、それから小説化したらしい。そのせいもあってか、あまりに語り手(視点人物)が目まぐるしく交代するので、最初は混乱した。高校の教育現場を知っている著者ならではの内輪話?も面白い。教員が読むと、それぞれに共感できる人物がいるのではないか。