日本対ペルーの試合の前に、スタジアムで会った友人が言っていた。
「せっかく、俊輔と高原を欧州から呼んだのなら、今日だけじゃなくて、火曜日にもう1試合できないものだろうか」
ペルー戦のあった週末と次の水曜日は、国際マッチーデーに設定されていて、欧州ではEURO2008の予選2試合をこなすことになっている。欧州の国内リーグが再開するのは、次の土曜日か日曜日だ。
日本代表として、土曜日(3/24)にペルーと対戦し、中2日おいて火曜日(3/27)にもう1試合やったとしても、早ければ水曜日の夕方には欧州に戻ることができる。十分ではないだろうが、土曜日の試合までにはコンディションを整えることはできるだろう。
また、対戦相手だったペルーの力不足を指摘する声も多かったが、ペルーとは別のチームを用意できれば、対戦相手の力不足というリスクの回避にもなる。貴重な国際親善試合から、より大きな成果をえられるように、マッチメイクに工夫をしたい。
今回、日本がペルーと試合をした同じ日に、韓国はソウルにウルグアイを迎えていた。そして、韓国も、パク・チソンら欧州組を召集しているにもかかわらず、1試合しかやっていない。
ならば、ペルーの次にウルグアイとの試合を組むことはできないかと考えた。そして、韓国もペルーと戦うのである。対戦相手のペルーとウルグアイにしても、わざわざ地球の裏側まで来て、1試合で帰るのももったいないし、2試合こなせば、当然、出場料も増えるだろうから、おいしい話ではないか。
日本だけ、ペルー、ウルグアイの2連戦というのも考えられる。しかし、遠路はるばるやってくる南米や欧州のチームへのメリットも考えるならば、日本、韓国、さらには中国が協力し合って、南米や欧州のチームも東アジアで連戦できるようにすれば、お互いに有意義な親善試合を組めるようになるのではないか。
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