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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2020/8/30>
ニトリレディスゴルフで、笹生優花が2週連続優勝を遂げた。プロ1年目の19歳である。ショット、ショートゲーム、パットと、すべてに新人離れしていて、その存在感はすでに女王のそれだ。一番、感心したのはパットの巧さだ。解説者が難しいと言うそばから、こともなく決めていく。他の選手がキャディとともにラインを読むのに対し、笹生は自分一人でラインをみつけ、確信をもって打つ。そこに自分のゴルフへの絶対の自信をみた。



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<スポーツ雑感 2020/8/27>
日刊スポーツが入手した東京五輪の主な簡素化検討案をみた。約60の重要項目のうちの半分ほどだが、もともと過剰なサービス・演出で、延期以前から高コストが問題になっていのだから、何を今さらという感じだ。組織委の常套句「アスリートファースト」からすれば、当たり前のことばかり。IOCのわがままをねじふせて、もっとシンプルにすれば、それこそ貴重なレガシーになるだろう。ただし、開催可否は新型コロナ対策次第だが。



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<スポーツ雑感 2020/8/25>
AFPの報道によれば、延期された東京パラ大会まで1年となった8月24日、IPC会長が、大会開催の条件として「新型コロナウイルスの感染ゼロを保証すること」という見解を示した。事実上の東京パラ大会の中止宣言ではないか。さらには、2022年北京冬季も、2024年パリでさえ、誰も感染ゼロを保証することはできないだろう。それとも、トップが「新型コロナはアンダーコントロールにある」といえば、済んでしまうのか。



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<スポーツ雑感 2020/8/24>
パリ・サンジェルマン対バイエルン・ミュンヘンのUCL決勝は、開始直後から互いに激しいプレスを仕掛け、目まぐるしい攻防が繰り広げられた。UCLを観るたびに、判断とプレーの早さと速さに、その中でのボール1個分のきわどいせめぎあいに魅了されるが、この試合はその最たるものだった。パリの初戴冠を期待していただけに、前半終了間際、バイエルンのミスから得た絶対的決定的チャンスをものにできなかったのが悔やまれる。



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<スポーツ雑感 2020/8/23>
BSフジで「大箱根・川奈チャリティマッチプレーゴルフ2020」を楽しく観た。新型コロナの影響で公式戦が中止になるなかの女子プロ16人によるマッチープレー・トーナメント。ふだん、あまり観ることのないマッチプレーならではの強気なプレーとベテランの粘りに感心した。4強に残ったのは全員30代のツアー優勝経験者。決勝戦も18ホールでは決着せずエキストラホールへ。新型コロナが収束した後も、ぜひ開催してほしい。


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<スポーツ雑感 2020/8/21>
全英女子オープンゴルフで2連覇を目指す渋野日向子が、初日の序盤でつまづいた。5番までで6オーバーと出遅れたが、後半は持ち味を発揮し、笑顔も見られた。リンクスらしい暴風のなかでも、ティーショットはほとんどミスがなく、特にドライバーは同組の選手をアウトドライブ。しかし、グリーンを狙うショットの距離感が最後まで合わなかった。18番で決めた渋野らしいバーディーパットが2日目以降につながることを期待したい。



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<スポーツ雑感 2020/8/20>
UCL準決勝、リヨン対バイエルン・ミュンヘンは、序盤の絶対的ピンチを切り抜けたバイエルンが3対0で勝ち、決勝戦に進出した。リヨンにとっては、先制のチャンスをものにできなかったことが悔やまれた。ところで、先週の準々決勝と昨日の準決勝では、無観客のスタジアムにサポーターの声援音声が流れていたが、このリヨン対バイエルン戦では声援はなく、選手の声が響いていた。なぜ、この試合は声援を流さなかったのだろうか。



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<スポーツ雑感 2020/8/19>
UCL準決勝、パリ・サンジェルマン対ライプツィヒ。準々決勝でAマドリーを撃破したライプツィヒの勢いに期待した。しかし、ムバッペ、ディ・マリアが先発に復帰したパリSGが余裕のある戦いぶりで快勝した。日本時間、明日早朝の、もうひとつの準決勝はバイエルン・ミュンヘン対リヨン。新型コロナ感染の影響で、準々決勝からは1発勝負のノックアウト方式になった今季のUCLだが、最後はビッグクラブ同士の争いとなるのか。


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<スポーツ雑感 2020/8/15>
UCL準々決勝、FCバルセロナ対バイエルン・ミュンヘン。早朝4時過ぎにテレビをつけたら、すでにバイエルンが先制していた。そして、バルサが同点とした後の展開は、2014年ブラジルW杯の準決勝、ドイツ対ブラジルを思い起こさせた。再び感じた、サッカーの恐ろしさ。バイエルンの選手は、相手ゴールに迫れば迫るほど、攻守に強さをみせた。バルサがこれほどに翻弄されるとは。バイエルンを倒せるチームがあるのだろうか。


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