<東京五輪雑感 2021/7/22>
10日ほど前に、「すべての人を荒ませるモンスター・イベントになってしまった東京五輪。これから、どんなことが起きるのか想像できないだけに、そら恐ろしい」と書いたが、開幕直前に、開閉会式の楽曲担当が辞任、演出担当が解任という、まさに想像を超える事態が起こった。辞任した楽曲担当の部分は差し替え、解任された演出担当は個別の演出に関わっていないという言い訳をもって、開会式は予定通りに行われるようだ。この時点で演出・構成を変えるとしたら、内容を削り、短くするしかない。しかし、1日前に、3時間半のイベントを縮小することは、それを中継するための準備をしている世界中の放送局が許さない。大会を中止するなら、話は別だろうが。この後、もっとすごい何かが起こらなければ、とりあえず開会式はおこなわれるだろう。明日の晩は、国立競技場にほど近いビルの屋上で開会式の締めの花火を見るつもりだ。すでに一部の競技が始まっているが、呪われた五輪の開幕まで、あと1日。
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