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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



浦和レッズ 1対0 FC東京
2010/3/14 埼玉スタジアム2002

開幕戦で鹿島に負けた浦和が迎えたホーム開幕戦。再起を期す浦和だが、スターティングメンバーの顔ぶれは変わっているようで、あまり変わっていない。攻撃の中心はポンテ、守備の中心は?という印象だった。

浦和が前半19分にポンテのPKで先制。そして前半39分にはFC東京の森重が2枚目の警告で退場。浦和は、先制点を取った後から、何度もチャンスをつくっていたので、後半の追加点は必至かと思っていたが、そうはならなかった。

後半はむしろFC東京のペース。浦和は1人多いにもかかわらず、消極的で単調なパス回しに終始する。最終ライン中央にに山田暢久がいるため、妙にボールのおさまりがよく、守備的中盤の阿部、細貝とともに後ろ向きなパス展開が目立つ。1人少ないFC東京が無理して攻めがっているのに対して、カウンターで追加点を、という意識も希薄に見えた。

フィンケ監督が就任した昨年からパスサッカーを目指していると思われる浦和だが、どこかの国の代表と同じように、パスをつなぐことが目的となっていて、ゴールを奪おうとする意欲が感じられない。

シーズンが始まって2試合目。まずは、勝ち点3を獲得できたことでよしとすべきかもしれないが、今後の課題はあまりにも多いような気がした。フィンケ監督に残された時間はあまり多くはないと思うのだが、その間にどれだけ課題が解決できるだろうか。


※“spofre”という名でツイッターを始めてみました。つぶやくっていうのも、結構、難しいもんですね。


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