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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2015/6/30>
予想はしていたが、新国立競技場を現状のデザインで2520億円かけて造ることになったというニュースに、とてもがっかりした。あまりに不可解で、不愉快だ。結局、デザインを変更する気も、総工費を削減する気もなかったのだ。さらに、総工費に充てるために、広く寄付を募る考えもあるようだ。こんな新国立競技場建設のために寄付をするぐらいなら、東北に行って美味いものを食べて、美味いお酒を飲んだほうが、よっぽどましだ。




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<スポーツ雑感 2015/6/28>
サッカー女子W杯の4強は、ドイツ(世界ランク1位)、米国(2位)、日本(4位)、イングランド(6位)。となった。今大会から24に参加チームが増えたが、結局、予想通りの顔ぶれだ。なでしこも、安藤のケガによる離脱があったが、ほぼプラン通りに勝ち上がってきた。いよいよ、ここからが本当の勝負だ。前回は、日本が4強進出後、ドイツに行って優勝の瞬間をスタジアムで観たが、今回はテレビの前で健闘を祈ることにする。


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<スポーツ雑感 2015/6/26>
五輪担当大臣に遠藤利明議員が就いた。すでに1年前から、元プロレスラー議員が「遠藤さんで決まり!」と公言していたので驚きはない。むしろ、遠藤氏のほうが、まさか、こんな新国立競技場の大嵐の真っ只中に飛び込むことになって、驚いているのではないか。新国立競技場問題をどのように収めるつもりなのだろうか。しかし、仮に新国立の問題が収まったとしても、今はその影に隠れている難題が、次々に顔を出してくることだろう。


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<スポーツ雑感2015/6/25>
新国立競技場が、2500億円以上かけて建設されるようだ。五輪後には、さらに100億円以上をかけて「開閉式の屋根」をつける。文科省と事業主体のJSC(日本スポーツ振興センター)が、近々、竹中工務店、大成建設と契約を結ぶ。その財源をどう確保するかは不明なままに。金がないのに発注する国に、客(国)が十分に金を確保できていないのがわかっているのに受注する建設会社。ぼくらは、この不思議の行方を眺めるだけだ。


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<スポーツ雑感 2015/6/16>
W杯予選、日本対シンガポールは0対0の引き分けだった。印象に残ったのはシンガポールのGKの活躍だ。日本選手がシュートを打つ瞬間は、両足を地面につけて自然な姿勢で向かい、打たれたシュートにスムーズに反応していた(ように見えた)。GKの落ち着きとファインセーブの繰り返しが、日本選手のシュートの精度を悪くし、いくらかの幸運をシンガポールにもたらした。シンガポールにとっては100点満点のアウェー戦だった。


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<スポーツ雑感 2015/6/12>
日本対イラク戦は、前半は日本の快勝だった。イラクが思いのほか緩かったので、宇佐美、本田、岡崎、香川が、ネイマール、メッシ、スアレス、イニエスタに見えたときもあった。W杯の予選でも、こうあって欲しいものだ。途中から大幅に選手が入れ替わった後半は、武藤、原口、永井らの溌剌さを武器に何度もチャンスをつくるも、どうにか1点を追加しただけ。互いにバタついた時間が長かった。後半だけを見たら、日本の怪勝だった。



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<スポーツ雑感 2015/6/10>
2020年東京五輪のサッカー会場に、愛知・豊田市、大阪・吹田市、茨城・鹿嶋市の3つが追加されるかもしれない。当初は、このうち2つと発表されていたので、IOC(国際オリンピック委員会)パートナーであるトヨタとパナソニックに縁が深い豊田市と吹田市で決まりだと思っていた。なのに…。この背景には、「カシマ」に関係のある企業が、2020年東京五輪・パラのスポンサーになる動きがあるのではないかと想像している。


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<スポーツ雑感 2015/6/7>
G7サミットが、ドイツ南部、チロル山麓の保養地エルマウで始まった。そこから一つ山を越えたライト・イム・ヴィンクルという町を訪れたことがある。2008年9月、仲間と一緒に、そこに住む、日本サッカーの恩人、デットマール・クラマーさんを訪ねたのだ。思い返せば、クラマーさんに会えただけでなく、他にも貴重な体験ばかりの旅だった。今年90歳を迎えて、ますます元気なクラマーさんの話を聞きに、また行きたくなった。


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<スポーツ雑感 2015/6/3>
FIFAに関するニュースが、連日、新聞やテレビで大きく扱われている。少し騒ぎすぎではないかと思う。世界中で人気のサッカーとはいえ、たかが、一スポーツ競技団体の収賄事件であり、会長の進退問題だ。確かに、収賄は悪いことだし、その責任を追求し、健全な運営に向かうように監視する役割が必要ではある。しかし、今、この日本で、FIFA問題よりも、大きく、詳しく扱われるべきニュースは他にいくつもあるのではないか。



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<スポーツ雑感 2015/6/1>
問題を抱えながらもFIFAブラッター会長の足元はこれまでどおり盤石だった。2002年の会長選挙。ISL破綻に伴う不透明な財政状況を背景としたUEFA対ブラッターの戦いに、ブラッターは圧勝した。そして、今回も同じような構図の中、多くの逮捕者を出しながらブラッターが勝った。相変わらずの金に関する不透明さを容認したことになるブラッター支持のサッカー協会に失望せざるをえない。残念だが、JFAもその一つだ。


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