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「一般大衆が株の話をすると暴落する」は本当か? 5/18(土) 6:02配信 ダイヤモンド・オンライン

2024-05-18 09:26:05 | 日記
「一般大衆が株の話をすると暴落する」は本当か?

5/18(土) 6:02配信
ダイヤモンド・オンライン



 「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!

● NISAを始めるタイミングは、今ではない!?

 「人の行く 裏に道あり 花の山」という千利休が詠んだとされる名句があります。一例を挙げると、花見客でごったがえす目黒川の裏に蛇崩川という支流があるのですが、知る人ぞ知る「花の山」です。

 実はこの句、500年を経た現代では、株式投資の格言として有名になりました。「一般大衆と同じ行動をとる限り儲けることはできない。皆とは逆のことをやりなさい」という文脈で引用されます。

 靴磨きの少年の逸話をご存じでしょうか。株式投資で財を成したジョン・F・ケネディの父親の話です。ウォール街で靴磨きの少年に靴を磨いてもらった際に、その少年から「○○株を買ったほうがいい」と勧められたのだとか。一般大衆が株に興じる異常な状態なのだから株は暴落すると判断して、保有株を全て売却しました。その後、株は大暴落しましたが(1929年10月)、ケネディ氏は難を免れました。

● NISAの裏の道を行くのが上策

 なんだか、今の日本の状況に似ていると思いませんか? なぜなら、ネットもメディアもNISA一色だからです。「歴史は繰り返さないが韻を踏む」というマーク・トウェインの名言があります。皆がNISAに夢中になっている今の日本は、靴磨きの少年だらけのような状態です。資産形成にはタイミングが大切ですが、もしかしたら今は、株を買うタイミングではなく保有株を売るタイミングなのかもしれません。

 そして、一般大衆がNISAに群がっている今だからこそ、その裏の道を行くのが上策です。

 裏の道の見つけ方は簡単です。それは「やりたいこと」を言語化すること。言語化というと難しそうですが、ふせんを使えばスムーズです。そうやって見つけた「やりたいこと」を新たな「稼ぎ口」に据えて資産形成するのです。

 実は、「人の行く 裏に道あり 花の山」の続きには、「いずれを行くも 散らぬ間に行け」という下の句があります。思い立ったが吉日、いますぐやりなさいということ。世の中がNISAで浮かれているのを尻目に、あなただけの花の山を見つけてはいかがでしょうか。

 (本原稿は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』著者による書き下ろしです)

坂下 仁

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