限界麻雀攻略論

中級上位、上級者向け。

裸単騎なになることって本当に仕方ないのか? 自滅する鳴き

2021-06-27 14:57:11 | プロリーグ解説



北家の手牌。

*対面の南家が中白と鳴いて、発は生牌。
ここでドラのが対面から出て、反応良くポン。

・満貫聴牌。
・発が使い切れる。
・対面に発対子が濃厚?
・脇の二人が、やや降り気配。
・発がいないとは限らない。

デメリットとしては、、、

・別に発を引いても、が現物なのでドラ対子落としで降りられる。
・脇の二人がまだ降りるとは決まってない。
・対面が対子ないし、暗刻持ちであれば、かなり劣悪な待ち。
・カンの方が遥かに良い待ちで、この状況なら3900でも十分。
引いて両面変化もある。

結果的には、ここで対面から発を食い取り、ファインプレーと思いきや、追いつかれた西家に8000を放銃してしまったのだ。

いや、ここでハダカ単騎になって、8000放銃だろうと、北家はベストなプレーをしたし、仕方ないと言うと思ってる人もいるに違いない。
それは違う。では、あのを鳴かないのかって問題なのか?
それでもない。そして、これが今回のメインテーマとなる。

ここからの両面チー。
まだ、は薄いって決まった訳ではないし、六枚目。
残った形も良くなく、最終的な待ちにしたい所。

狭めれば狭める程、守備力を下がるのが、麻雀の基本メカニズム。

仮に同じような聴牌系になったとしても、三副露でするのが良いか、一副露、二副露でするのが良いか?

そんなことは、別に言うまでもないように思う。

でも、それが分かってない人って割と多くて、それはこういう所から鳴いてしまう人。

それともここで鳴くメリットって、何かある?

が純空のケース? そんなこと分かる訳ないw

相手降ろしたいとか?こんな序盤でこんなチー、他家が本当に警戒するのか。

ってことを、考える必要があるし、あのハダカ単騎はなるべくしてなったのであり、打ち手が下手なだけ。
たまたま、そういう選択肢を狭まれて、なった訳ではないことが分かる。

仮にやるとしても、とか、打点が相当伴うなどの理由が必要である。
そもそも、このだったらもポンする必要もないしねw

ちなみに、俺はハダカ単騎なんてのは、ほとんどやったことがない。
それは別に運良くそういう展開に遭遇しないのではなく、当人の技量の問題であることが多いのかも知れない。

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