銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

稲荷湯(東京・石川台)

2018-06-16 08:08:41 | 銭湯
東急池上線の石川台駅を降りると、ゆるやかな坂道を降りた住宅街の先に稲荷湯がある。
古典的な名前であるが、当時としてはかなり先駆的な銭湯だったと思われる。
特にここの島カランは必見だ。




▲石川台駅


▲ここは坂の街である


▲ローソンがある側の坂道を下りる




▲神社の奥側に行ったところを右折


▲右折したところ




▲今度は左折




▲右折して


▲すぐ左






▲突き当たりを右


▲右を曲がったところ


▲商店街の入り口がみえてくると、その中へ入っていく


▲あとはまっすぐ


▲アーチがある十字路を右折する


▲右折したところ


▲すると稲荷湯がみえてくる


▲到着


▲自宅を兼ねた銭湯だろうが、アパートぽい気もする


▲ちなみに反対側の道はすごい勾配の坂道だった(写真だと伝わらないが、実際に見るとすごい角度)


入り口に入ると、少し広めに取られた間口には、遊び心ある水槽が出迎えてくれる。
下足箱は左右にあって、左と右では種類が異なる。
中に入ると、すぐ右側にフロント。座るのは40代後半ぐらいの女性で、淡々とした対応だった。
それとフロント横には小さな休憩所。テレビはあるが、椅子とテレビの距離がかなり近い。

出典:大田浴場連合会ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用


左が女湯で右が男湯。のれんをくぐると、最初に常連客用のロッカー。その先に進むと、右端をL字型に一般客用のロッカーが並ぶ。真ん中には座るテーブル。左のくぼみに洗面台と体重計が対面にある。体重計は乗ってみたが不安定でおおざっぱにしか分からなかった。

出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室に入ると、入り口両側に立ちシャワー。立ちシャワーは、ハンドシャワーなので、お湯と水が出るふたつを備えているが、そのため温度調整できないのが残念だ。


さらに真ん中にきわめて変わった島カラン。なにが変わってるのかというと、ボックス型の仕切りがついているタイプだ。
左右2つと対面2つの4つをまとめたもので、それが2セット縦に並ぶ。
骨組みはステンレスパイプで、そのパイプに板がはめられている。最初見たときはなんであるのかすぐに理解できなかった。
スーパー銭湯でカランに仕切りがあるのは珍しくないが、ここまで無骨なのは他にないだろう。

出典:東京銭湯ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用


それと右壁から奥に掛けてカランが続く。一番奥の右隅には、高齢者向けのカランが一つ用意されてあった。
シャワーは、出が普通のところと悪いところとマチマチ。
椅子は二種類用意されていて、桶は黄色であるがケロヨンではなかった。


浴槽類は左側を占めていて、手前側にサウナ。その奥隣に水風呂。その隣が主浴槽だ。

出典:東京銭湯ホームページ引用

出典:東京銭湯ホームページ引用


主浴槽は白湯のバイブラで温度は43℃ほど。その隣に同じお湯を共有したジェットバスとボディジェットが続いている。形は台形になっており、奥が狭くなっている。ジェットは普通のジェットではなくハイパワー系の強力なやつだ。
それと順番は守って並んでくださいという注意書き。ここでは並ぶほど人気なのだろうか?


そして右に突き出た形の浴槽が黒湯。小さな浴槽であるが、やはりこれが一番人気だった。そしてぬるい。40℃ほどぐらいか。ここなら子どもも安心して入れるだろう。


天井は二階ほどの高さで、全体的に白を基調としているが、経年劣化のためかややうっすらと黒ずんでいる。

出典:東京銭湯ホームページ引用

客層は高齢者と親子連れに見事分かれていた。そういえば最初に入店したときもテレビを見てたのは小学生2人。ここは子どもの多い銭湯のようである。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 石川台
経路 住宅の中へ進む
周辺の環境 住宅もしくは商店街

●空間演出
建物外観 ビル型
壁画・眺望 主浴槽にタイル絵のみ
統一感 あり
置物 入り口の水槽
照明 ふつう

★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 普通のサイズだがきれい
シャワーの出 マチマチ
浴槽の種類 水風呂、バイブラ、ジェット、ボディジェット、黒湯
サウナ あり
温度 40℃、43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 淡々としてる
清潔さ きれい
貸しタオル あり(無料)
備え付け なし

◆人
受付 40代後半の女性
客層 高齢者や親子


【案内】

住所
〒145-0065
大田区東雪谷3−30−14

電話番号
03-3729-4526

アクセス

東急池上線「石川台」駅下車、徒歩6分

休日
水曜

営業時間
15:30−24:00

※東京銭湯ホームページ転載

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